11月17日(土)は、黒野保三先生のお蔭で、名古屋にある日本棋院中部総本部でプロ棋士の小県 真樹九段の指導碁を受けさせて頂きました。
指導碁というのは、自分の棋力(碁の実力)に合わせたハンデ(最初に何子か置きます)をもらい対局して頂き、その後、うまく打てたところや、どうした方が良かったか教えて頂くものです。
指導碁を受けさせて頂くような機会は、そうありませんし、プロの九段の方に教えて頂くのは初めてですので緊張して出かけました。
午後2時からの予約でしたが、午前中たくさんの患者さんが来院されたので、遅れないかとハラハラしましたが、10分前に到着しました。
前の方が指導碁を受けておられましたが、とても和やかな雰囲気でしたのでリラックスできました。
5子おかせて頂き、いよいよ対局が始まりました。
変な手を打つと、あっという間に対局が終わってしまうこと(投了といいます)もありますので、慎重に手を進めました。
普段インターネットなどで、同じくらいの棋力の方と対局しているときは、びっくりするような手を打ってこられる方もみえますが、プロの先生はそういうことはありません。
しかし手数が進むと知らぬ間に、最初あった5子のハンデがじわじわとなくなっていきます。
結局、5目足りなくなり、負けてしまいました。
あくまで指導碁ですので勝ち負けは関係ないのですが、さらなる努力を誓いました。
対局後、この場面ではこうした方が良かったということをいろいろ教えて頂きました。
絶好のチャンスが何度かあったような様ですが、もう一歩踏み込めませんでした。
やはり、どこで攻め、どこで守るかのバランスが大事なようです。
本当に良い勉強になりました。
黒野先生のところにお礼に伺って結果を報告し、2局教えて頂き、夕食までごちそうになって帰宅しました。
囲碁を始めたのも黒野先生のお蔭ですし、その後も実際に対局して教えて頂いたり、囲碁の本を頂いたり、プロの指導碁を受けさせて頂いたりと何から何まで気を使って頂き、心から感謝しております。
もう少し努力して強くなり、本当の意味での恩返しができるようにしたいと思います。
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