井島鍼灸院ブログ

2012.12.15更新

今日のニュースで歌手・声優の椎名へきるさんが、 突発性難聴を発症されたことが報じられていました。

最近でも、シンガー・ソングライターのスガシカオさん、歌手の大友康平さん、その前には歌舞伎の中村勘三郎さん、歌手の浜崎あゆみさん、藤あや子さん、局アナ出身の平松邦夫・前大阪市長らも発症されており、誰もが起こりうる"現代病"です。

当院を受診される患者さんにも、最近特に増えている傾向があります。

芸能人の方々では、音楽関係の方が多いので、特殊な病気と思われる方も多いとと思いますが、実際にはどの職種の方でも発症されています。

「ストレスの関与が取り沙汰されていますが、確かにストレスを強く受けている方、体の調子が落ちている方に発症される傾向があるように感じます。」

突発性難聴はどんな疾患か簡単にご紹介します。

突発性難聴とは、突然におきる原因不明の難聴である。

発症は突然であり、患者は難聴になった瞬間を語ることができるほど突発的である。ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだようなケースは突発性難聴ではない。

随伴症状として耳鳴りや耳閉感を伴うことが多く、半数程度の患者は発症の瞬間に強いめまいを伴うが、強いめまいは1回だけであり、強いめまいを繰り返したら他の疾患の可能性を考える。

原因は不明であり、かつ原因が不明であることを本症の定義とする。

したがって、単一の疾患とは限らず、突発性・原因不明を条件とした感音性難聴を一括した疾患群である。

2001年の調査では、全国の受療者数は年間35,000人(人口100万人に275.0人)である。

発症率に男女差はない。

発症は50~60歳代に多いが、小児の発症もあり、全年齢で見ることができる。遺伝的素因はみられない。


当院でも月に数人は、突発性難聴の患者さんが受診されます。

最近、印象に残っている患者さんは、医療機関において突発性難聴の症状は改善の見込みがないと告げられ、治療をあきらめて約1年半経過しており、警察官の採用試験を受けるに当たり、聴力を少しでも改善したいと当院を受診されました。

その結果、8回目来院時ころから症状が軽くなりはじめ、16回目来院時後に行われた聴力検査で、左聴力が4000Hz 1000Hz ともに25dBで聞こえるようになり正常となりました。

その他の耳鳴り・耳閉感・特定の音が響くや症状も、寝る前の耳鳴りが少し残っていることを除き、すべて改善及び消失しました。

そして、10日後の18回目来院時にも左耳の良い状態が安定していることを確認できました。

その後、警察官の試験にも合格され、大変喜んでおられました。

その他にも、良い結果が出ている患者さんがおられます。

是非、副作用のない鍼治療をお試しください。


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投稿者: 井島鍼灸院

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