井島鍼灸院ブログ

2016.02.16更新

腱および腱鞘の炎症です。
  とは、関節などを動かす筋肉の動きを骨に伝えるひもの役目をはたすすじです。細く丈夫な組織です。

腱鞘はトンネル状に腱の周りにあり、腱がスムーズに動くためや、力の方向を変えるために腱を押さえたりする役割をしています。
腱鞘炎とは、腱および腱鞘の炎症をいいます。

手指では、親指のつけねの内側が多く、中指、薬指がこれに次よくみられます。手首では、手首の親指側に多くみられるドケルバン腱鞘炎があります。

原因は反復する手の動作の刺激です。
一般的には、楽器の演奏や、パソコンのキーボード打ちなどの反復する手の動作の刺激によるものが多く、また、捻挫や外傷(けが)などに引き続いて起こることもあります。

他に、結核性、痛風性、リウマチ性、梅毒性などがあります。また、特別の誘因なく起こることもあります。

指や手首を動かしたときに特徴的な症状がでます。
親指の腱鞘炎では、手のひら側の指のつけねに曲げたり伸ばしたりした時の痛みや、押した時の痛みがあります。時に、発赤、熱感、腫れをきたすことがあります。例えば、鉛筆が持ちにくい、コップが持ちにくいなどの症状がでます。

進行すると、ばね指といって、指の曲げ伸ばしの時にひっかかって、カクッと伸びたり、カクッと曲がったりする状態となることがあります。また、親指の曲げ伸ばしの際に、親指の根もとで腱の腫れ(腫瘤)が動くのがさわってわかる時があります。

手首の親指側のドケルバン腱鞘炎では手首の親指側の骨の盛り上がったところを中心として、腫れ圧痛、時に熱感、発赤をきたすことがあります。親指を開いたり閉じたりすると痛みが出ます。例えば、本のページがめくりにくい、ドアノブが回せないなどの症状がでます。親指を中に入れて手を握り、手首を小指側に曲げると痛みが誘発されます。

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年にわたりこのような腱鞘炎の治療をさせて頂いております。
症状の程度によっては、治療に時間のかかることもありますが、是非、継続的な鍼治療をお勧め致します。        

投稿者: 井島鍼灸院

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