井島鍼灸院ブログ

2017.02.20更新

東洋医学研究所のホームページでは、平成27年3月より、東洋医学研究所®グループの山田 篤先生に糖尿病通信を担当して頂いています。

今回は、「糖尿病通信 5」を紹介させて頂きます。


糖尿病通信 5

 2015年6月10日(水)にNHKためし てガッテン「食べて糖尿病大改善! 医師も驚がく最新ワザ」が放送 されました。


 その話のポイントは、血糖値を下げる働きがある腸内細菌を元気にさせて、血糖値が下がりやすい体質を手に入れよう、そのためには、水溶性食物繊維を最初にたくさん食べましょう、というお話でした。そこで今回は食物繊維についてのお話です。


○食物繊維は2種類
 例えば、リンゴを擦ると、液体と繊維のようなものに分けられます。この繊維みたいなのが水に溶けにくい不溶性食物繊維です。一 方、液体にエタノールを加えるとネバネバしたもの(粘性)になります。これが水に溶ける水溶性繊維です。


○特徴が違います
不溶性食物繊維の特徴
・胃や腸で水分を吸収して大きくふくらみ、腸を刺激して便通を良くします。


水溶性食物繊維の特徴
・胃腸で糖質やコレステロールを吸着してゆっくり移動するため糖質の吸収をゆるやかにしたり、コレステロールを体外に排出します。
・腸内細菌は水溶性食物繊維を食べる(発酵・分解)と増えます→ 腸内環境がよくなり、血糖値を下げる力を引き出す腸内細菌も増え ます→血糖値が下がりやすくなる 両方の効果 ・よく噛んだり、ゆっくり移動するので、食べ過ぎを防ぎます。
 

○食物繊維を多く含む食べ物
不溶性食物繊維
 穀類(そば、ライ麦等) ・豆類 (大豆、えんどう豆等) ・野菜類 (ごぼう、ブロッコリー、たけのこ等) ・イモ類(さつまいも、山芋等) ・きのこ類(えのき茸、しいたけ等)


水溶性食物繊維
 海藻類(昆布 わかめ ひじき等) こんにゃく 果物類 など
 

 不溶性:水溶性=2:1が理想とされています。どちらも大切ですので、バランスよく摂れるようにしましょう。

投稿者: 井島鍼灸院

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