井島鍼灸院ブログ

2017.12.19更新


関市立篠田桃紅美術空間に行ってきました。

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関市立篠田桃紅美術空間は、岐阜県関市にある篠田桃紅先生の作品を展示する美術館です。 篠田桃紅先生は岐阜市出身の父、関市出身の祖母のもと育ち、幼少期より美濃和紙に愛着を持つなど関市および岐阜との関わりが深いそうです。

篠田桃紅先生の略歴
1913年、中国大連に生まれ、5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極めました。第二次世界大戦後、文字を解体し墨で抽象を描き始めました。1956年渡米し、ニューヨークを拠点にボストン、シカゴ、パリ、シンシナティ他で個展を開催しました。58年に帰国して後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京芝増上寺大本堂の襖絵などの大作の一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたりました。
2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれました。父親の遺言「必ず結婚すること」を顧みず、生涯独身で創作活動に励んでおられるそうです。

現在104歳で、12月14日放送の「あさイチ」(NHK)に出演され、有働由美子アナウンサーのインタビュー を受けておられました。

その中で、「女の人は1人で生きてたらかわいそうだなんてとんでもないわよね。日本の男の人って本当にうぬぼれてると思った。1人でいることを哀れなこととして見てますよ。私は憐れまれてます。自分たちは(女性を)幸福にする力があると思ってる。人が人を幸福にし得るなんて無理」と発言。

「書」の枠を超え、墨を使った篠田さんのアートは世界で高く評価されています。最近は激動の一世紀を自由に生きた”篠田さんの言葉”も注目されています。

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作品をかなりじっと観させて頂きましたが、正直なところ、まだ、よくわかりませんでした。ただ、一度直接お会いしてお話させて頂きたいと感じました。

開館:9:00~16:30

休館:月 祝日の翌日、年末年始、展示替えの期間

所在地
〒501-3894  岐阜県関市若草通3-1 関市役所北庁舎7F

投稿者: 井島鍼灸院

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