井島鍼灸院ブログ

2012.05.31更新

超音波治療器を使用する目的について、師匠である黒野保三先生は東洋医学研究所®ホームページで次のように紹介されています。

東洋医学研究所®では鍼治療と超音波治療の併用による鎮痛作用の有効性を研究し、その結果を定量的に見出す目的で東洋医学研究所®に来院した1649名に医師の診断結果後、治療を施しました。

超音波(US)治療器は伊藤超短波社製US3型発振器を用い、以下の判定基準に従い各疾患に対する効果を判定しました。


1)判定基準
①併用治療は1クールを7回としました。効果は1回の治療で現れる場合が多くみられました。
②1クールまたは2クールごとに医師の診察を受けさせました。
以上を基準にし、著効・有効・比較的有効・やや有効・無効の5つに分類しました。


著効(+++)
1~7回の治療で訴えの大部分が消失し、14回以内の治療で完全に治癒したもの

有効(++)
14回以内の治療で訴えの大部分が消失し、21回以内の治療で
全治したもの


比較的有効(+)
治療により症状は軽減するが治療を中止すれば、またもとに戻り
やすいもの、および症状の範囲は縮小するが一部に症状が残るもの


やや有効(±)
症状が僅かに軽減するもの

無効(-)
21回以上の治療で治療前と何ら変化のないもの

症病名 +++ ++ ± 有効率(%)
坐骨神経痛 28 2 5 3 5 43 88.4
肋間神経痛 14 2 2 0 3 21 85.7
上腕神経痛 20 6 1 2 3 32 90.6
三叉神経痛 9 3 0 1 2 15 86.7
リウマチ性疼痛 30 6 1 5 5 47 89.4
腰痛症 23 15 8 10 8 271 97.0
背痛症 74 13 5 14 16 122 86.9
頭痛症 9 1 0 5 1 16 93.8
頸肩腕症候群 175 17 10 10 11 223 95.1
肩関節周囲炎 55 24 20 13 2 114 98.2
その他の関節炎 69 18 7 9 16 119 86.6
落枕 97 7 5 8 4 121 96.7
肩凝り証 66 7 3 4 6 86 93
ムチウチ症 49 16 10 16 15 106 85.8
自律神経失調症 59 26 8 14 18 125 85.6
胃腸疾患 124 18 13 15 18 188 90.4
1108 181 98 129 133 1649 91.9

以上のように東洋医学研究所®において取り扱った併用治療患者中より、局所療法に適した疼痛を主とする患者、神経系疾患111例、リウマチ性疼痛・腰痛症・頭痛症456例、頸肩腕症候群・肩関節周囲炎・その他の関節炎・落枕577例、肩凝り症・むち打ち症192例、生体制御療法を元に治療した機能的疾患による患者、自律神経失調症・胃腸疾患313例について併用治療効果を検討した結果、それぞれ高い有効率が確認されました。
 
超音波療法はドイツその他の欧米において多数の報告がありますが、本邦においてはまだ少なく、ましてや鍼治療との併用治療については初めてであります。超音波治療のみでの治療効果の成績はローマ学会(1949)において73.9%、有賀が行った成績(1966)は85.2%であり、鍼治療と併用治療することの有用性が示唆されます。
これらの研究に基づいて東洋医学研究所®では、疼痛疾患に限らず鍼治療効果を高める手段として、臨床に応用しています。


東洋医学研究所®グループでは、東洋医学研究所®における長年にわたる研究結果に基づいて、超音波治療器を併用した鍼治療をさせて頂いております。

効果が高い上に、大変気持ちの良い治療器ですので、是非、安心してご来院下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.30更新

生体制御療法を使用し慢性肝機能障害に対する鍼治療について、師匠である黒野保三先生は東洋医学研究所®ホームページで次のように紹介されています。

1)基礎研究

①実験的肝傷害に対する鍼の効果についての超微形態学的研究
 四塩化炭素を投与した肝傷害モデルマウスと鍼治療を施したマウスにおける肝臓の超微形態を比較観察しました。
 
肝傷害マウスでは、肝細胞核内に偽核封入体の出現、核小体の変形、ゴルジ装置の萎縮、糸球体の変形およびクリステの消失など、一連の細胞機能低下とともに、しばしば巨大な自家食胞が出現しました。

鍼治療によって四塩化炭素投与による肝細胞の傷害はほとんど消失しました。


②薬物性肝傷害に対する鍼の予防効果についての実験的超微形態学的研究

 あらかじめ鍼治療をおこない四塩化炭素を投与したマウスと何も処置をせず四塩化炭素を投与したマウスにおける肝臓の超微形態を比較観察するとともに死亡率を検討しました。

 何も処置をせず四塩化炭素を処置したマウスでは、①の実験と同様な肝傷害が観察されました。ところが、あらかじめ鍼治療を処置しておくとこの肝傷害変化は観察されませんでした。

また、四塩化炭素を投与すると72時間以内にマウスが全滅しましたが、鍼治療はこの死亡率を約80%に減少させました。

このことは、鍼治療が肝臓毒である四塩化炭素の毒性に対して予防的に働くことを証明しました。


2)臨床研究

①慢性肝機能障害カルテ作成の基礎的検討

 慢性肝機能障害の重症度あるいは効果判定基準を作成するために、肝機能検査値、自覚症状、他覚的所見の項目を選択するにあたり、医師によって肝硬変と診断された2名と慢性肝炎と診断された3名に対し、7~91日間にわたり鍼治療を施し、治療前と治療期間中に月1~2回肝機能検査を受けさせました。鍼治療は生体制御療法+証と主訴によって選穴しました。

66歳男性 肝硬変 
自覚症状:夜間の発作性心悸亢進、不眠、全身倦怠感

1958年輸血による血清肝炎(黄疸を併発)、1973年大学病院にて肝硬変と診断、治療を受けていたが、夜間の発作性心悸亢進、不眠、全身倦怠感が出現したため、鍼治療を開始した。

初診時GOT:235,GPT:210であった。20回の鍼治療で主訴である夜間の発作性心悸亢進、不眠、全身倦怠感は消失し、GOT:165,GPT:170と改善されたためいったん治療を中止した。

しかし、1ヵ月後不眠、全身倦怠感が出現、GOT:200,GPT:210と上昇したため鍼治療を再開し10回で訴えは消失し、GOT:130,GPT:135と改善され安定した。


52歳男性 肝硬変
自覚症状:全身倦怠感、発作性心悸亢進

1972年肝硬変と診断されてから、入退院を繰り返し、症状は一進一退であったので鍼治療を開始した。初診時GOT:150,GPT:110であった。30回の鍼治療で主訴は消失し、GOT:10,GPT20と改善された。


38歳男性 慢性肝炎
自覚症状:全身倦怠感、右季肋部と心窩部に鈍痛、全身躁痒感、易疲労感

1976年慢性肝炎と診断され入院、退院後の症状は一進一退を続けていたので鍼治療を開始した。15回の鍼治療で主訴は消失したが、初診時のGOT:60,GPT:105は改善されなかった。


29歳男性 慢性肝炎
自覚症状:腰背部に鈍痛、眠りが浅い、倦怠感、易疲労感、気力がない

小学3年輸血、その後血清肝炎。
1976年慢性肝炎と診断、治療。症状の経過が一進一退であったため鍼治療を開始した。初診時GOT:105,GPT180であった。
7回の鍼治療で主訴は消失し、GOT:55,GPT:80と改善された。


29歳男性 慢性肝炎
自覚症状:起床時倦怠感、食欲不振、悪心、頭痛、不眠、
右季肋部に圧痛、体重減少

1977年急性肝炎と診断、入退院後、体調が悪いので鍼治療を開始した。初診時GOT: 81,GPT:47であった。8回の鍼治療で自覚症状は消失し、GOT:37,GPT:25と改善された。

 これらの結果から、肝硬変、慢性肝炎に鍼治療は有効であることが示唆されました。

 以上の5症例の自覚症状を中心に比較的よく現れると思われる自覚症状、他覚的所見を加えるともに、肝障害の程度をよく把握できると思われる6項目の生化学的検査を選びました。

自覚症状、他覚的所見、肝機能検査値の点数を定め、重症度、効果判定ができるカルテを作成しました。

 このカルテにより126症例を集積し分析を行った結果、自覚症状点数の平均では、6ヶ月治療群(n=12)初診時13.8±2.2→6ヵ月後5.8±0.95。

9ヶ月治療群(n=12)初診時14.3±2.1→9ヵ月後5.6±1.4となり、有意(p<0.005)な減少が認められました。GOTの平均では、6ヶ月治療群(n=19)初診時142.6±34.2KU→6ヵ月後56.9±5.8KU。

9ヶ月治療群(n=15)初診時106.9±12.2→9ヵ月後49.9±1.47.9KUとなり、有意(p<0.05)な減少が認められました。

GPTの平均では、6ヶ月治療群(N=19)初診時197.2±47.5KU→6ヵ月後79.8±10.4KU。9ヶ月治療群(n=14)初診時152.3±29.5→9ヵ月後58.3±6.7KUとなり、有意(p<0.05)な減少が認められました。

 このことは、慢性肝機能障害に対する鍼治療の有効性が示唆されました。また、鍼治療期間は6ヶ月よりも9ヶ月と長く続けたほうがより鍼治療の効果が高まることが認められました。
 
以下に代表的な症例を紹介します。


②症例 29歳女性 :慢性肝炎
:全身倦怠感、起立性貧血

1983年慢性肝炎と診断。1984年左卵巣脳腫摘出(GOT:110,GPT:110)。その後GOT156→169、GPT115→343と上昇全身倦怠感、起立性貧血、下肢がだるい、食事が進まない、食欲がない、食事後気持ちが悪い、頭痛、頭重感、イライラ、不安感、腹痛などを訴え、主治医に紹介され来院し、鍼治療を開始した。
42回の鍼治療により、自覚症状はイライラ、不安感を除き消失し、自覚症状点数は30点→8点となった。肝機能検査値では総蛋白8.3→8.6、総ビリルビン0.6→0.9、A/G1.12→1.13、 GOT169→26、GPT343→59、γ-GTP20→5、ZTT19.8→15.8、TTT7.6→4.7となる。

結果、GOT、GPT、γ-GTPは有意に変動しました。総蛋白、総ビリルビン、A/Gは正常か正常値に近いため、大きな変動は認められませんでした。自覚症状は有意に変動しました。GOT、GPT、γ-GTPと自覚症状は同一パターンで有意に変動した症例であります。


東洋医学研究所®グループでは、東洋医学研究所®における長年にわたる研究結果に基づいて、慢性肝機能障害に対する鍼治療をさせて頂いております。

是非、安心して副作用のない鍼治療を受けて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.29更新

生体制御療法を使用した疼痛疾患に対する鍼治療について、師匠である黒野保三先生は東洋医学研究所®ホームページで次のように紹介されています。

鍼治療では生体制御療法と並び局所療法も有効な治療法であります。

特に症状に対する局所療法は疼痛疾患(痛みを伴う疾患)に多用されるもので、1回の鍼治療で効果をあげる事ができる場合もあります。

現在、臨床で簡便に測定・評価する痛みのスケールには様々なものがありますが、これはあくまでも個人的で主観的な感覚をスケールに表現するものであるため、痛みの程度を正確に測定するには大変難しいものがあります。

先に述べた鍼と超音波の併用治療の文献では痛みの程度を測定していませんでした。

30年以上前の文献としては効果判定があり、大変優れたものでありました。

そこで現在、腰痛に対する鍼治療の実証医学的研究の試みに取り組んでおり、ここでは痛みの程度を評価するスケールとしてVAS(Visual Analogue Scale)と腰痛の程度を評価するスケールとして日本整形外科学会腰痛疾患治療成績判定基準(JOAスコア)を使用して検討していますので途中ですが紹介します。
 
平成12年5月より平成13年7月の期間に東洋医学研究所®と東洋医学研究所®グループの7治療院に来院した初診患者のうち、主訴が腰痛であった患者41例を対象とした。この患者に対し鍼治療(局所療法:腎兪と委中の低周波痛電置鍼術)を行いVASとJOAスコアを使用して経過を観察し、初診時と最終治療終了時との差を医学統計処理を行い検討しました。

その結果JOAスコアによる重症度判定では初診時に軽症13例(32%)、中等症25例(61%)、重症3例(7%)であったものが、最終時には軽症28例(78%)、中等症8例(22%)、重症0例となりました。

また、効果判定では著効5例(12%)、有効15例(37%)、やや有効18例(44%)、無効3例(7%)となり、やや有効以上を効果ありとすると93%に効果があったことがわかります。JOAスコア点数の推移では初診時平均17.9点であったものが最終時には22.8点となり、有意な改善が認められました。VASにおいても初診時治療前と初診時治療後では有意な差が認められました。また、初診時治療前と最終時治療前でも有意な差が認められました。

痛みを伴う疾患は多数あり、その中で最も多いものが腰痛であります。今回は腰痛に対する鍼治療の有効性を実証医学研究に基づいた手法により検討し、その有効性を見い出すことができました。

今後は膝痛や頚肩腕痛等の運動器疾患はもちろんのこと、内科系からくる痛みについての検討も含めて行う予定であります。


東洋医学研究所®グループでは、東洋医学研究所®における長年にわたる研究結果に基づいて、疼痛疾患に対する鍼治療をさせて頂いております。

是非、安心して副作用のない鍼治療を受けて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.28更新

生体制御療法を使用した高血圧に対する鍼治療について、師匠である黒野保三先生は東洋医学研究所®ホームページで次のように紹介されています。

高血圧に対する鍼治療として足三里穴を使用する頻度が多い。そこでこの足三里穴刺鍼の血圧に及ぼす影響を臨床的に研究しました。

 平成9年6月21日から平成10年8月30日までを募集期間とし、この期間中に最低8回以上鍼治療を行った患者を対象として多施設ランダム化臨床比較試験を行ったので報告します。

東洋医学研究所®と東洋医学研究所®グループ10治療院に来院した初診患者に血圧測定を行い、高血圧状態と判定した患者に対して全例に生体制御療法を行いました。

今回は収縮期血圧140mmHg 以上かつ拡張期血圧90 mmHg 以上の症例に対し、封筒法により以下のように分類し、血圧値の推移を比較検討しました。

A群:生体制御療法+主訴に対する局所療法+足三里穴に 対する単刺術及び円皮鍼

B群:生体制御療法+主訴に対する局所療法

結果は収縮期血圧値において、 A群では有意な変動は認められませんでしたがB群では有意な変動が認められました。

また、両群間での差は認められませんでした。拡張期血圧値において、 A群B群共に有意な変動が認められましたが、両群間では有意な差は認められませんでした。

このことから、足三里穴に対する血圧値に及ぼす影響は認められなかったが、両群の血圧値の有意な変動は生体制御療法によるところが大きいものと思われます。
 
以下、高血圧症患者に対する鍼治療の一症例を紹介します。

【 症 例 】
63歳女性 主訴:右肩が痛む

10年以上前に集団検診で血圧が高いといわれ、近所の内科医院を受診し高血圧症といわれた。この時から降圧剤、尿酸合成阻害薬の服用をはじめた。

1ヶ月前より右肩の痛みがひどく、夜に痛みで眠れない日が続き、肩関節の可動域の制限があり、イライラがひどくなってきたので知人の紹介で鍼治療を開始した。

154/82mmHgであったが、1ヶ月後16回目来院時に130/74mmHgとなりイライラも減り、肩の痛みはやや緩和されペインスケール 10⇒7 夜1回目がさめる程度となったので、担当医に相談後、薬の服用を全て中止した。

その後の経過も良好で 2ヶ月後にはイライラは消失、ペインスケール10⇒4、血圧値148/88mmHgとなった。現在も薬の服用の必要もなく経過は良好である。
 
降圧剤等は一生飲み続けなければならない場合が多いにもかかわらず、今回のように生体制御療法により血圧値の安定化が持続し、薬の服用を中止できた事は興味ある結果でありました。

東洋医学研究所®グループでは、東洋医学研究所®における長年にわたる研究結果に基づいて、高血圧に対する鍼治療をさせて頂いております。

是非、安心して副作用のない鍼治療を受けて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.26更新

生体制御療法を使用した糖尿病に対する鍼治療について、師匠である黒野保三先生は東洋医学研究所®ホームページで次のように紹介されています。

今日の糖尿病治療の目的は一次予防(糖尿病の発症を予防する)と二次予防(糖尿病の合併症を予防する)および三次予防(合併症を管理して、重篤な臓器傷害の状態または死に至らないよう予防する)であります。

糖尿病治療は食事療法や運動療法が根本治療であり、現在のところ経口血糖降下剤やインスリン療法などの薬物療法以外に治療法がありません。

東洋医学研究所®における現在までの糖尿病に対する鍼治療の基礎研究や臨床研究では、鍼治療により糖尿病動物および糖尿病患者に対し副作用などの悪影響がみられたことが全く無く、糖尿病に対する鍼治療の有効性を見出すことができました。


1)基礎研究

①ストレプトゾトシン糖尿病ラットに対する鍼治療の効果

糖尿病には多くの病型があり、病態も多種多様であり、ストレプトゾトシン処理による糖尿病はインスリン依存型といわれています。

我々は鍼治療の糖尿病への有効性について検討するため、ストレプトゾトシン糖尿病ラットに対し鍼治療を行い、空腹時血糖値および体重の変化について検討しました。

その結果、鍼治療群は対照群に比べ空腹時血糖値において有意な低下が認められました。

また鍼治療群は対照群に比べ体重が増加する傾向にありました。さらに、鍼治療群に比べ体重1g当りの空腹時血糖値において有意な低下が認められました。


2)臨床研究

糖尿病は極めて複雑な疾患で発症には遺伝や環境が重要な因子となり、インスリンの作用不足を招き、糖負荷試験に一定の異常を示す病態でありますが、単純に定義できうるものではありません。

このことから治療効果を客観的に検討することは極めて困難であります。そこで、糖尿病に対する鍼治療の有効性を客観的に検討する目的で、慈恵医大第3内科糖尿病専門外来で池田義雄らが使用していました問診表および(社)全日本鍼灸学会研究委員会不定愁訴班・慢性肝機能障害班のカルテを参考に(社)生体調整機構制御学会研究部生活習慣病班糖尿病カルテを作成しました。

このカルテを用い糖尿病に対する鍼治療の有効性を検討した症例を紹介します。

①症例1(食事療法が不充分で症状が悪化した症例)
72歳男性 主訴:糖尿病で体がだるい


5年前に随時血糖値約300mg/dlで糖尿病と診断され、食事療法の指導を受ける。その後、食事療法が充分に行われず2ヶ月前に両手のしびれ、右の瞼が開かなくなり糖尿病性の脳梗塞と診断される。1ヶ月間入院し経口血糖降下剤と食事療法をおこなったが両手のしびれ、体のだるさがとれず鍼治療を開始する。

初診時の食後2時間血糖値は204mg/dl、糖尿病自覚症状点数は12点。6ヶ月の鍼治療により食後2時間血糖値が164mg/dl、糖尿病自覚症状点数は4点になった。

このことは鍼治療は糖尿病に対し有効であり、また糖尿病の自覚症状の改善に対しても鍼治療が有効であることが示唆された症例であります。 

②症例2(インスリン療法による低血糖状態患者の症例)
68歳女性 主訴:糖尿病があり両膝が痛む


5年前に空腹時血糖値400mg/dlで糖尿病と診断され、入院治療(インスリン療法・食事療法)によって空腹時血糖値は100mg/dlとなった。退院後もインスリン注射を継続している。

しかし、体がだるく疲れやすい、手足がしびれる、目がかすむ、膝が痛いという症状があるので鍼治療を希望して来院され、鍼治療を開始する。

初診時の食後3時間血糖値は64mg/dlであったことから、インスリン療法による低血糖が誘因と考えられ、糖尿病専門医の指示にしたがってインスリン注射の投与量を減らすとともに、鍼治療を行い全身管理をした。

5ヶ月間の鍼治療によって空腹時血糖値は94mg/dlと安定し、糖尿病自覚症状点数は10点から2点へ改善した。

このことは鍼治療は血糖値を正常な状態にコントロールしていく一つの手段となりえることが示唆され、自覚症状の改善に対しても鍼治療が有効であることが示唆された症例であります。

東洋医学研究所®グループでは、東洋医学研究所®における長年にわたる研究結果に基づいて、糖尿病に対する鍼治療をさせて頂いております。

是非、安心して副作用のない鍼治療を受けて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.24更新

最近、このブログで飲食店の紹介をよくさせて頂いております。

そこで忘れてならないのは、岐阜市日ノ出町3-1にある「丸デブ総本店」です。

大正6年創業で、初代が相撲をとっておられ、その体格から丸デブという店名になったと聞きました。

子供のころからお世話になっております。小学生のころはたしか中華そば・ワンタンが150円くらいだったと思います。

現在もメニューは中華そばとワンタンのみでどちらも400円です。ずっと良心的な価格で、同じ味です。

たいへん不思議な中華そばで、しばらくすると無性に食べたくなります。

量が多く全部食べることができるかと思いますが、食べているうちに完食できます。

胃の調子が良くなったような感じがし、しばらくするとお腹がすきます。

日本そばのような、うどんのような、中華そばのような、そのどれでもないような感じです。

注文の際は、麺の硬さと、つゆの濃さ、ねぎの量を変更できます。

ちなみに私はねぎの多めをお願いします。

お昼時は大変混んでいて、並んでいます。(私はピークの過ぎた2時頃に行きます。)

混んでる上に、注文が麺の硬さと、つゆの濃さ、ねぎの量を変更するためけっこう複雑で、代金も先払いの人もいれば、後で払う人もいるのですが、間違いなくお店がまわっているのがさすがです。

ずっと繁盛した状態で、長く商売を続けていくための、安くておいしいだけではないこだわり、頑固さ、やさしさ、雰囲気など参考になることがいっぱいあるので、これからも時々通いたいと思います。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.22更新

先週の土曜日に、TOHOシネマズ モレラ岐阜で「宇宙兄弟」を観てきました。

以前は月に3~5回くらいは映画を観に行っていたのですが、少し久しぶりでした。

私が51歳であるため、妻と2人で行くと2人で2000円になります。

久しぶりだったので、入場券を買うところが以前は人が対応していたのですが、機械にかわっていました。

ややこしいかなと思いましたが、思ったより簡単に操作できました。

映画の内容はというと、小栗旬×岡田将生出演の、宇宙飛行士を目指す兄弟を描いたコミックの実写化です。

いろいろ考えさせられることが多く、感動しました。

「兄弟、夢、生きざま、宇宙」などについてです。




また、昨日が、金環日食であったことも印象的でした。

今回のように広範囲で起こるのは932年ぶりとなるそうです。

そのタイミングに生きていたことに感謝します。

しばらく、宇宙や自分の夢について考えてみたいと思います。




投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.19更新

平成24年4月13日(金)の井島鍼灸院ブログで、、昨年の暮れに身長178cmで体重が80Kgを超えてしまったためダイエットを始めたことを紹介しました。

方法は、①ほぼ毎晩飲んでいた(缶ビール350cc 2本くらい)を完全に止め、朝食はバナナbanana1本と、温めた牛乳350cc、野菜ジュースwine200ccくらいにしたこと。

②ずっと肉食が多かったのですがかなり控えて、魚や野菜を多くとるようにしたこと。

③缶やペットボトルのコーヒー、紅茶もかなりたくさん飲んでいましたが完全にやめて、緑茶と牛乳、野菜ジュースにしたこと。

④昼食後に30分~1時間歩くようにしたことなどです。

4月13日の時点での体重は75Kgで、約3ケ月で5Kgダウンしました。

その後も①②③④を続けていますが、5月19日の現在は74Kgです。

やはり、5Kgほど落ちると、いったん減少が止まるようです。

そこで、最近は昼食をそばなどにして、腹筋運動を少し加えました。

スーパー銭湯で体重を測るのが楽しみです。

しばらくしたら、また、近況を報告致します。



 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.18更新

最近、そばを頻繁に食べるようになりました。

よく行くのが、岐阜県岐阜市京町3-4にある更科(さらしな)です。

昭和3年2月、岐阜市柳ヶ瀬にて創業し、戦災により戦後現在地に移転、現在に至るそうです。

営業時間・公休日は、平日: 午前10時30分~午後7時 日曜・祭日 午前10時30分~午後6時
定休 毎月第三日曜 正月三箇日(1日~3日)だそうです。

ご案内として、「ランチタイムに来店されるお客様が大多数なので、テーブル席は、長テーブルで相席がほとんどとなります。
岐阜市近郊にある「更科」と名のつくそば・うどん店は殆どが当店からの、のれんわけによる店です。」
とホームページに書いてありました。

お昼時に行くといつも満員です。

ほとんどの方が冷やしたぬきそばを注文されます。

店員さんが厨房に注文を通す言葉が面白かったり、レシートというものがなく会計は自己申告です。

その全体的な雰囲気は独特で、なんだか不思議な感じがします。

また、私にとっては、並(650円)で適当な量なのですが、多くの人がW(ダブル750円)を注文されます。

けっこうトリプルを注文される方もみえて、その量をまじかで見ると少しびっくりします。

実は私は、温かいたぬきそばがお気に入りで、かやくごはんと一緒にいただいています。

おいしい上に、胃の調子が良くなるような感じがするのが有難いです。

これからも時々通いたいと思っています。









投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.17更新

最近、体に厳しい気候になっています。

日によって寒暖の差がたいへん大きく、一日のうちでも朝と昼、昼と夜との温度差が大きくなっています。

場所によっては、竜巻が発生したり、雹(ひょう)が降ったりと気圧の変動も普通ではないようです。

何か体の調子が悪い、体のどこかが痛いと感じている方も多いのではないでしょうか。

通常は体の外部環境が変化しても、生体の統合的制御機構が働いて正常な状態を維持します。

しかし、体の調子が悪い時や、あまりにも外部環境の変化が激しい時は、なかなか正常な状態を維持できなくなります。

自分の体の状態をある程度理解し、うまくコントロールすることで、楽しく明るい生活がおくりやすくなります。

コントロールについては、その方に合った方法をアドバイスさせて頂けると思います。

また、その方法の一つとして鍼治療は有効です。

鍼治療は正常な状態を維持する力を強め、正常から逸脱した状態をリセットし正常にもどす働きがあります。

こんな時期ですから、副作用のない鍼治療をうまく使って頂けたらと思います。



投稿者: 井島鍼灸院

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