井島鍼灸院ブログ

2012.06.26更新

不妊症の治療に限らず、鍼治療が痛くないか心配されている方はたくさんみえます。

以前、この問題はアンケートなどで調べると、鍼治療を受けたいけれど受けられない理由の一番多いものであることを紹介させて頂きました。

 そして、皮膚痛覚の受容器は皮膚の表層にあるため、その部分をすばやくまっすぐにつらぬけば痛みは感じないことを説明させて頂きました。

私は、 鍼灸学校を卒業し東洋医学研究所®所長の黒野保三先生に師事した後、その教えにしたがいくる日もくる日もスポンジや自分の足、兄弟子、弟弟子の体で練習を重ね、何とか安定して痛みを出さずに鍼を体に刺すことができるようになりました。

 さらに、痛みを出さないために、使用する鍼は太さが0.16mm~0.20mmと髪の毛程の細いもので、ステンレス製の丈夫なものを使用しております。

実際、どのように鍼治療をするのか、あらかじめ見ておきたい方もおみえになると思います。

そこで、東洋医学研究所®のホームページから、師匠の黒野保三先生の鍼治療の動画を紹介させて頂きます。


 腰の治療の様子     首まわりの治療


そして、鍼治療後に使用する超音波治療器は、とても心地よいものです。治療中に寝てしまわれる方もみえます。

治療の途中にも、辛いところはないか、寒くないかなどお伺いしながらおこないます。

是非、安心して不妊症に対する鍼治療を受けてみて下さい。


 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.25更新

経費につきましては、初診料が2000円(ホームページを見て来院された場合は1000円)、通常の治療費は4000円(保健使用の場合3000円・回数券使用の場合は3500円)です。

黒野保三先生の治療頻度に関する研究結果や、今までの成功例の実績から、週2回の治療をお願いしているため、月に24000円~32000円となります。

それ以上の治療を加え治療費に加算したり、何かを販売するようなことは一切致しませんのでご安心下さい。

治療期間については、それぞれ事情が違うので一概には言えませんが、平成24年6月8日~6月10日に参加した(社)全日本鍼灸学会において、明生鍼灸院の発表が非常に参考になると思います。

機能性不妊の患者さんの場合、40歳未満で1年までに妊娠される方が約30%、2年で約50%、40歳以上ですと確率がその半分くらいになるということです。

1年の中でも半年くらいまでの早い時期の方が、妊娠率が高い結果となっていました。

当院の実績でもほぼ同じような結果となっています。

治療計画を立てる際に、おおよその期間についても個々の状態に合わせて説明させて頂きます。

鍼治療については分かりにくいことが多いと思います、できる限り分かり易く説明させて頂きますので安心してご来院下さい。



 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.23更新

不妊治療を始めるにあたり、一般不妊検査により何らかの原因があるものが器質性不妊、原因がないものが機能性不妊と分類されます。

器質性不妊であればその原因を取り除くための治療を行います。

ただ、鍼灸院に来院される方の場合、ほとんどが機能性不妊であるため、今回は機能性不妊について紹介します。

機能性不妊は一般不妊検査の段階で原因がわからないものであり、考えられている原因として精神的ストレスや免疫異常が関与しているのではないかといわれ研究もすすんでいます。

また、不妊症の原因を考えるうえで重要なのが、様々な原因が重なっている場合が多いということです。例えば精神的ストレスによる循環障害と子宮内膜症、免疫異常などが少しづつ影響している状態です。

そこで、まず機能性不妊の主な原因として考えられている生活環境やストレスによる情動障害について説明します。

気持ちが満たされないなどで、身体の血液循環を悪くすることが生殖機能の低下につながると考えられます。加えて、病院への通院、治療が繰り返されることでの生活環境の乱れにより不妊悪循環をおこしてしまい、精神的ストレスを取り除けなくなってしまいます。

その結果、さらに全身の血液循環の悪化、自律神経の乱れ、ホルモンのアンバランスなどが起こり、機能性不妊になると考えられています。

鍼灸治療が機能性不妊に対して効果が期待できるのは、血流の改善、自律神経の調整、ホルモンバランスの安定などです。

このような全身の調整は、師匠の黒野保三先生の考案された生体制御療法の最も得意とするところです。

具体的には、黒野式全身調整基本穴の13穴(中脘、期門、天枢、気海、天柱、風池、大杼、肩井、肺兪、厥陰兪、脾兪、腎兪、大腸兪)に筋膜上圧刺激(非常にソフトで痛みのない刺激)を行う方法です。

治療に関して辛いことはけっしてなく、心地よいものと考えて下さい。

また、治療に加えてその方に合った、妊孕力(妊娠する力)を上げるための的確な生活指導を行います。

さらに不妊症患者さんの間では俗説や習慣が飛び交っています。それらについても詳しく説明させて頂きます。

最後に、最近の調査では男性不妊が全不妊症の30~40%を占めているといわれています。ご夫婦が共に治療に取り組むことが必要です。

どのようにご夫婦の協力体制を作っていくかについてもご提案させて頂きます。

鍼治療で全身的なそして婦人科に対する治療をするのはもちろん、総合的に妊娠率を上げるための治療を行います。

是非、一度試してみて下さい。

 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.22更新

当院では不妊症の方が来院された場合は、まず健康チェック表と不妊症の問診票に記入して頂きます。

健康チェック表は一般的な体の状態を理解するのにとても優れたものです。

不妊症の問診票は結婚されてからの経緯、婦人科に関係する体の状態、現在までのクリニックによる治療など、A4サイズ4ページ分ほどのかなり詳しいアンケートです。

これらの情報をもとに、気になるところを詳しくお聞きし、具体的な問題点を分析し、治療方針を立てます。

途中で質問していただくことは大歓迎ですし、スタッフ一同親切・丁寧をモットーとしております。

是非、安心してご来院下さい。

 


 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.21更新

鍼灸院で不妊症の治療をしてみようと考えておられる方から、いろいろな質問がよせられます。

鍼灸院で不妊症に対し何ができるのか?

問診とか治療はどんなことをするのか?

費用や期間はどれくらいかかるのか?

治療は痛くないですか?

妊娠できる可能性は?

年齢との関係は?

男性不妊とは? などです。

実際、鍼灸院での治療は一般の方から非常にわかりにくい状態になっています。

鍼灸院によって、治療方法・治療費・設備・応対すべて違います。

したがって、できるだけわかりやすくホームページで紹介させて頂きたいと思います。

今回は、鍼灸院で不妊症に対し何ができるのか?です。

鍼灸院で治療させて頂く不妊症は、はっきりとした原因がないのに妊娠にいたらない機能性不妊の場合がほとんどです。

 何らかのストレスにより自律神経に乱れが生じ、全身の血液循環の悪化や、ホルモン分泌のアンバランスなどが起こり、機能性不妊になると考えられています。

さらに不妊症であることのストレスや、病院への通院、治療が繰り返されることでの生活環境の乱れなどで不妊悪循環をおこしてしまいます。

私自身の治療経験からも、不妊症の患者さんは様々なストレスを抱えてみえる場合が多いですし、全身の血液循環の悪化からくると思われますが、冷え性で手足が非常に冷たい方が多いと感じます。

まわりからのいろいろな意見に振り回されることなく、必要以上にあせることなく、本来、自分の身体の持つ力を最大限に発揮できるようにしていくことが大切であると考えます。

そこで、鍼灸治療により自律神経の安定を図ることで、血流の改善をはかり、不妊悪循環をたちきることが期待できます。

また、腰や頭が痛いなど母体の調子が悪い状態は、妊孕力(妊娠する力)に影響すると考えられます。

妊娠して出産するのに充分に耐えられる体であることが重要だからです。

その他にも、男性側の状況、遺伝的素因、生活習慣など様々な観点から問題点を分析し、鍼治療でお役にたてることを考えます。

このように、妊孕力を上げるための細かいポイントを積み重ね、結果を出していくことを目指します。

是非、質問だけでもかまいませんのでご連絡頂けれな幸いです。 058-262-4939










 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.19更新

 



 





小児鍼を受けようと思っても、子供さんが恐がって泣いてしまい治療にならないのではないかと心配される方がみえます。

初めて訪れた場所で、多少泣いたりするのは、自然なことで気にされなくても大丈夫です。

通常はすぐに治療ができますが、治療するのが難しく感じる子でも、少し時間を頂ければ治療を受けて頂くことができます。

子供さんは正直で、1回治療を受けて体の調子が良くなれば、喜んで来院されます。

副作用のない鍼治療は、子供さんにとって安心な治療方法だと思います。

是非、気軽にご来院下さい。  

小児鍼 治療費 1000円

ぎふっこカードをお持ちの場合、治療費は500円となります





 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.16更新

夜泣き、アレルギー、虚弱体質などで、多くの子供さんが来院されています。

その際、よく「子供にも鍼を刺すのですか」と質問を受けます。

恐い感じがするのだと思います。

右の写真が、背中に小児鍼をしているところです。

さするような刺激で、鍼を刺しませんので痛みは全然ありません。

子供さんは、大人に比べ感覚がたいへん敏感で、軽い刺激で大きな効果が得られます。

夜泣きなども、子供さんが神経質で泣いていると思っておられる場合が多いようです。

しかし、体の微妙な不調があり少し辛い場合や、うまく寝ることができない場合は、言葉で説明できないので泣いていることが多いのです。

鍼刺激によって体のバランスが取れれば、泣く必要もないので、夜泣きは改善されます。

是非、安心して治療を受けてみて下さい。

小児鍼 治療費 1000円


 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.11更新

冷暖房の設備が本当に充実してきました。

夏の冷房や、冬の暖房が効き過ぎている所も多くあるように思われます。

受付をしている若い女性の患者さんで、夏に会社の冷房が効き過ぎている為、足元に電気ストーブを入れている方がみえました。

どう考えても異常な光景です。夏に体を冷やすことは、想像以上に体に悪いと思います。

 また、暑くなってくるとすぐに冷房機器の登場、寒くなってくるとすぐに暖房機器の登場となります。

冷房も暖房も使用しない時期がほとんどなくなり、暑さ寒さを我慢することが少なくなりました。

 夏の高校球児や、ウインタースポーツを楽しむ人たちを見ると、人間の暑さ寒さに対する適応能力はかなり高いものがあるように感じます。

体の調子の悪い方が無理をすることは、もちろんいけないと思います。

しかし、健康な方はもう少し暑さ寒さに耐えることも必要だと考えます。

 そのことが、いろいろな体の不調を防ぐことになるでしょう。

また、鍼治療には自律神経のバランスを調整する働きがあります。

是非、体の調子を整えるために鍼治療をお試しください。
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.10更新

第61回(社)全日本鍼灸学会学術大会(三重大会)に参加しました。

会 期  2012年6月8日(金)~10日(日)

会 場  四日市市文化会館

テーマ  患者のための鍼灸学 ~求められる連携と協調とは?~
 

この学術大会では、私が「花粉症に対する鍼治療効果の検討 5年間のまとめ(2) -男女別の花粉症症状・鍼治療効果の検討-」を、(公社)生体制御学会研究部 生体防御免役疾患班を代表して発表させて頂きました。




また、当院で鍼治療の勉強中である西田先生は、「関節リウマチに対する鍼治療の1症例」を発表させて頂きました。




どちらの発表も活発な質疑応答がなされ、大変勉強になりました。

年に1回のこの学術大会に参加させて頂くことで、新しい情報を仕入れるとともに、勉強不足を実感するなど、とても良い刺激を受けます。

また、上記のような研究発表を続けることにより、日頃の治療が患者さんにとってより有効なものになるようにしていきたいと思います。

来年は福岡で開催されるそうです。今からとても楽しみです。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.06.08更新

交通事故による傷害に対し、鍼灸治療は交通事故保険が適用されます。


 交通事故保険は、健康保険のように傷病に対して給付すればよいのではなく、あくまで損害賠償です。

 保険会社が交通事故の治療に鍼治療を認めれば、患者さんの負担なく治療を受けられます。

現在では、多くの保険会社が鍼灸治療を認めておりますので、一度当院でも、保険会社でもよいので問い合わせをして頂きたいと思います。

 また、交通事故保険におきましては、他の医療機関に通院していても、鍼灸治療との併用も認められています。
 

投稿者: 井島鍼灸院

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