井島鍼灸院ブログ

2015.08.04更新

 患者さんから、夜中から朝方に足がつり、大変痛かったという話をよくお聞きします。

 わりと頻繁に起こる症状で、かなりつらいものです。

 しかし、何分か我慢していると治まるためそのままにしている方が多くみえます。

 多量の発汗による脱水状態などで電解質(カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル)のバランスが崩れることにより、神経や筋肉が興奮しやすくなって足がつる原因になります。

 そもそも「足がつる」とは、足の筋肉が突然強い痛みを伴って痙攣(けいれん)すること。特に多いのが、ふくらはぎがつる「こむらがえり(こぶら返り)」です。
 
 
 夜中に足がつるのは、多くは筋肉の疲労によるものです。とくに運動をしていなくても、日常生活での疲れが積み重なっておこったり、普段と異なる動かし方をしたために足がつることもあります。

 また、筋肉の冷えによる血行不良も筋肉を収縮させることから、足がつる原因として考えられています。

 注意が必要なのは、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)や椎間板ヘルニアなどの症状の一つとしておこったり、脳梗塞や脳腫瘍、糖尿病などの内分泌疾患などがあって足がつることもあることです。

 足がつったときには、まずその筋肉を伸ばすとよいでしょう。

 ふくらはぎがつったときは、つったほうの足先を手でつかんで足裏が反るように顔の方にゆっくりと引きつけましょう。

この方法は痛みを伴いますが、痙攣は早く治まります。

 筋肉を伸ばすときは、反動をつけたり、無理に強く伸ばそうとしないことに注意してください。

一度足がつると、何度も繰り返してクセになってしまいがちです。そうならないためには、ふだんから足が冷えないように注意するとともに、筋肉の十分なストレッチを行うことです。

 足のつり易い方のふくらはぎを触らせて頂くと、中心部分の筋肉が筋のように硬くなっていることが多いです。

鍼治療と超音波治療を併用することにより、足の血行をよくします。そして、ふくらはぎの筋肉の状態を改善することにより、足のつりを防ぐことができます。

是非、鍼治療を試してみて下さい。       

投稿者: 井島鍼灸院

2015.08.03更新

突発性難聴の概説
  
突然起こる原因不明の難聴です。ある日、朝起きると片側の耳が聞こえなくなっていたり、つまる感じがしたり、耳鳴りを感じたりする病気です。
一般には50~60歳代に多く、男女差はありません。聴力検査では、感音難聴を示します。
発症前に疲労感を感じていることが多いといわれています。

突発性難聴の治療なら岐阜の井島鍼灸院

原因
睡眠不足が続いた後や、かぜが引き金になることもありますが、定義にもあるように原因はわかっていません。
現在推定されている原因の最も有力なものは、ウイルス感染説と内耳への血液循環が悪くなることが原因とする説です。

ウイルス感染説は突発性難聴の発症前に風邪のような症状を訴える患者が少なくないことや、おたふくかぜや、はしかなどのウイルス疾患が突発的な高度難聴を起こすことなどが根拠となっています。

内耳への血液循環が悪くなるのが原因とする説の根拠は、内耳血管の痙攣や塞栓、血栓、出血などによる循環障害が突発性難聴の突然の発症をうまく説明できることです。ただ、この説では突発性難聴の特徴である再発がほとんどないことの説明が困難です。

症状について
朝起きたときに、突然難聴に気づくことが多いのですが、昼間起こることもあります。
ほとんどの場合、発症の時期やそのときの状況を覚えていることがこの疾患の特徴です。

難聴は、普通の話し声が聞こえにくい中程度だったり、ほとんど聞こえない高度だったりします。しかし、本人が気づかなかったり、気づいていても放置していられる程度の軽い難聴のこともあるといわれ、このような場合は、自然に治ってしまっているのではないかと考えられています。
難聴とともに、耳鳴り、耳の中がつまった感じのする耳閉感をともなうこともあり、重くなると、めまい、吐き気、嘔吐も起こることがあります。

東洋医学研究所®では、このような突発性難聴に対し鍼治療を行い、局所の血流をより良好に保つとともに、全身の調整をさせて頂いております。
突発性難聴で悩んでおられる方は、是非一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

2015.08.01更新

めまいとは?
めまいには大きく分けて、自分の身体や周囲がぐるぐる回っているように感じる回転性めまいと、身体がふらついたりまっすぐ歩けない浮動性めまいがあります。
体内には体の平衡を保つ仕組みがあります。これが、耳の病気や脳の病気などにより障害されると、バランスが崩れ、めまいが起こります。


 


回転性めまい
運動感覚や位置感覚の異常を、かなりはっきり自覚するめまいで、自分の身体や周囲のものがぐるぐる回転するように感じる回転感、エレベーターに乗っているように感じる昇降感、床が揺れて歩けないように感じる傾斜感などを示すめまいのことをいいます。
回転性めまいは、内耳や前庭神経に関わる異常によって引き起こされることが多く、原因となる病気にはメニエール病、前庭神経炎、突発性難聴などがあります。そのため、難聴、耳閉感、耳鳴りなどの聴覚症状を伴うことがあります。
回転性めまいは、発症が急激な場合が多く、吐き気、嘔吐がみられ、頭痛、手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らない、意識がなくなるなどの症状がある場合は、脳に障害が起こっている可能性もありますので早急に対処することが大切です。

浮動性めまい
回転性めまいと比較すると、漠然としており、体がふわっとする感じ、頭の中で何かが揺れ動く感じ、自分の体がなんとなく不安定な感じ、地面や床が揺れ動く感じなどのように、あまりはっきりとしない状態のめまいのことをいいます。
浮動性めまいは、内耳や前庭神経以外の中枢神経の異常、全身的な異常、婦人科や神経内科で扱う異常などによって起こることが多く、原因となる病気には、低血圧、高血圧、更年期障害、不安神経症などがあります。
浮動性めまいは、立ちくらみ、脱力感、頭痛を伴うことがあり、身体や頭を動かしたときに増強することがあるため、楽な姿勢をとり、安静を保つことが大切です。

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、このようなめまいに対して、専門医療機関と連携し、全身の調整と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。

また、めまいは疲労やストレスなどにより症状が出やすくなったり、強くなることが知られており、これらを防ぐためにも、 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

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