井島鍼灸院ブログ

2016.01.23更新

以前にもご紹介させていただいた適応症の中から、今回は「非定型うつ病について」をご紹介させていただきます。


うつ病にはタイプがあります
一般にうつ病と呼ばれるのは、うつ病で紹介した定型うつ病で、抑うつ気分と、興味・喜びの喪失などが主な症状となります。この定型うつ病とはタイプの違う非定型うつ病が、20~30代の女性を中心に増えています。
今回はこの非定型うつ病について紹介します。
 うつ病にはタイプがあります。
一般にうつ病と呼ばれるのは、うつ病で紹介した定型うつ病で、抑うつ気分と、興味・喜びの喪失などが主な症状となります。この定型うつ病とはタイプの違う非定型うつ病が、20~30代の女性を中心に増えています。
今回はこの非定型うつ病について紹介します。
 

非定型うつ病とは?
この非定型うつ病は、かつて「神経性うつ病」と呼ばれていたタイプです。
非定型うつ病は、何か楽しいことや、望ましいことがあると、気分がよくなります。定型うつ病では、何があっても元気が出ないのに対し、出来事に反応して気分が明るくなるのが大きな特徴です。
また、定型うつ病は、朝起きたときから午前中不調なのに対し、非定型うつ病は、日中は比較的安定していますが、夕方から夜にかけて気持ちが不安定になるのが特徴です。
その他、非定型うつ病の特徴は、1日10時間以上にも及ぶくらい睡眠時間をとっているにもかかわらず、昼間には眠気を感じ、いくら寝ても寝足りないように感じたり、食べることで気を紛らわそうと過食傾向になります。さらに、イライラして落ち着かないため、集中力が散漫になり人間関係のトラブルも起きやすくなりるといわれています。

非定型うつ病を改善するワンポイントアドバイス
非定型うつ病の場合、定型うつ病とは、症状のあらわれ方だけでなく、対処の方法も異なるため注意が必要です。
定型うつ病では、ゆっくりと体を休め、ストレスにつながる環境を取り除くことが必要と考えられています。
一方、非定型うつ病では、まずは規則正しい生活を送ることが大切です。

可能な場合はなるべく仕事へ行く
多少つらくても時間通りに会社に出かけ、仕事に取り組むことも必要です。そのことが体内リズムを正常にしてくれるのです。好きなことだけやっていると、睡眠・覚醒のリズムが狂ってしまい逆効果になります。

規則正しい生活をする
「朝はきちんと起き、3度の食事を食べ、夜は遅くとも12時には寝る」という規則正しい生活を心がけましょう。朝起きて光を浴びると、睡眠サイクルがリセットされ、体のリズムが整います。

毎日目標を持って生活する
掃除や整理整頓など、何かしないといけないという自覚を持って生活することが昼間の覚醒を促し、生活のリズムを整えるのに役立ちます。

1日1回は外へ出る
光を浴び、ウォーキングなどの軽い有酸素運動をすると、脳では気分を安定させる脳内物質の分泌が増えると考えられています。


東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、うつ病に対して長年にわたる治療経験と多くの医学情報を基に、統合的制御機構の活性化を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善について指導させて頂いております。

ぜひ、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

 

投稿者: 井島鍼灸院

2016.01.13更新

以前にもご紹介させていただいた適応症の中から、今回は「肝炎について」をご紹介させていただきます。


肝炎とは?
  肝炎とは、肝臓に起こる炎症のことをさします。肝炎は主な原因としてウイルスによって引き起こされます。
その他に、アルコール、薬剤、自己免疫、胆道疾患による肝炎があります。
また、肝細胞の壊れ方が、急激に起こってやがて収束に向かうものが急性肝炎で、いつまでもだらだらと肝細胞が少しずつ壊されていく状態が慢性肝炎です。


肝炎の原因で最も多いのはウイルスによるものです
ウイルス性肝炎
肝炎ウイルスと呼ばれるウイルスの感染によって、肝臓全体の肝細胞が広い範囲にわたって破壊される病気をウイルス性肝炎といいます。
肝炎ウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型、F型、G型などが報告されています。このうち、日本での肝炎の原因の多くはA型、B型、C型です。
主な感染経路はA型・E型は汚染された食べ物や水で、B型は出産の際や性行為など、C型は輸血の時などにウイルスの混入した血液を介したものです。

アルコール性肝炎
体質的にアルコール分解能力が低い人や、継続的に飲酒量が多い人は、肝臓で分解されるはずのアルコールが分解されず、肝細胞を破壊します。これによって炎症が引き起こされたものが、アルコール性肝炎です。

薬剤性肝炎
薬剤性肝炎には抗癌剤や解熱・鎮痛剤、工業薬剤などが直接の原因となるものと、薬剤の代謝産物により間接的にアレルギー反応が起きるものがあります。

自己免疫性肝炎
自己免疫性肝炎とは、ウイルス感染などの原因がないのに、自分の肝細胞を白血球・リンパ球が壊す慢性肝炎です。肝細胞の表面の膜にある何らかの抗原に対して免疫反応が起こった結果と考えられています。
 

肝炎の症状は?
どの肝炎にも共通した症状は、全身がだるく疲れやすい、食欲がない、上腹部の不快感、皮膚がかゆいなどです。
肝炎の種類や、病期によっては黄疸、発熱、頭痛、吐き気、腹が張るなどの症状が現れます。
しかし、肝臓は7割近くが切り取られても、いつも通り機能するといわれるほど我慢強いため、はっきりとした症状が現れるのは、病期がかなり進んでからになります。
肝硬変や肝癌に進行する可能性もあるため、早めの鍼治療をお勧めいたします。
 

慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究がなされています
慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究は、1970年に黒野保三所長が病院に通院中の慢性肝機能障害の患者に鍼治療をしていたところ、患者から「主治医の先生から肝機能の状態が非常によくなったと言われました。」との報告を受けたのをきっかけに始められました。

そして、1975年には名古屋市立大学医学部第一解剖学教室におきまして、動物実験が開始され、1979年には(社)全日本鍼灸学会鍼灸研究ワーキンググループが発足すると同時に慢性肝機能障害班を設置し、臨床研究を本格的に始められました。

この基礎研究からは、慢性肝機能障害に対する鍼治療の予防的効果の可能性が見出されています。また、臨床研究からは、血液検査の結果や自覚症状が改善されることから慢性肝機能障害に対する鍼治療の効果が示されています。

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、このような研究実績に基づき長年にわたり慢性肝機能障害の治療をさせて頂いております。
慢性肝機能障害で悩んでおられる方は、ぜひ一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。        

投稿者: 井島鍼灸院

2016.01.04更新

 東洋医学研究所®所長で、私の師匠である黒野保三先生の書かれた「人生百歳時代」という題のコラムを紹介させて頂きます。


人生百歳時代
      東洋医学研究所Ⓡ  
           所長 黒野保三

謹賀新年  明けましておめでとうございます。
 日本では昨今、百歳寿命の時代到来と言われるようになり、盛んに長寿の秘密の研究が進められるようになりました。
 4人に1人が65歳以上の超高齢社会を迎えた日本。
 百寿者(百歳以上の人)も昨年過去最多の61568人に達し、現役医師日野原重明先生百四歳も「百歳はもう当たり前、最低限度です、百歳は」と言っておられます。
 身体機能の低下など、誰でも不安を感じる老い。しかし、千人以上の聞き取り調査から「老年的超越(加齢に伴って幸福感が高まる)」と呼ばれる豊かな精神的時代になったことが明らかになったのです。幸せな長生きのすすめ、高齢者の処方箋が見えてきたのであります。
 日本人の平均寿命は年々増え続け、男性は80・50歳(世界三位)、女性は86・83歳(世界一位)になりました。


     (2013年データ)

 平均寿命が延びるにしたがい、日常生活を制限なく自立して過ごすことのできる健康寿命との差が大きく開き、男性は約9年、女性は約12年となりました。
 誰しもが、老いて家族に迷惑を掛けたくない、ピンピンコロリを望んでいます。いかに健康寿命を延ばすかが課題となっております。


 このような時代に二千年前からとも三千年前からともいわれる歴史がある鍼治療がどのようにかかわって人生百歳時代に貢献していくことができるのか、大いに鍼治療の研究を進めていかなければなりません。
 東洋医学研究所Ⓡでは、1986年9月7日から1988年9月30日までの2年間、マウスの一生( マウスの寿命は約2年半といわれている) に週2回の鍼治療を施す研究を行いました。その結果、鍼治療を施したマウスでは、鍼治療を施さなかったマウスに比べて老化を遅らせることが明らかでした。

 
              マウスに鍼治療を施しているところ

  
鍼を施したマウス(右)は鍼を施していないマウス(左)に比べて毛並もよく若さを保っている

 昨年の7月に日英研究チームによって、百寿者684人を含む1554人の日本人を10年以上追跡した長寿の秘密を探る大規模研究で解明された2つの鍵「慢性炎症を抑えれば余命が長くなる(日常生活の自立度や認知機能もよく保たれる)」、「長寿の家系は染色体の端にあるテロメアが短くなりにくい(細胞が老化しにくい)」が発表されました。


 慢性炎症とは、自覚症状がないまま全身で徐々に進行する血管や臓器の炎症です。やがて様々な病気を引き起こす原因になります。免疫の働きが低下したり、細胞の老化によって、炎症物質がたくさん分泌されるようになることも慢性炎症の原因です。慢性炎症が低ければ、健康で長生きできることが示されました。
 テロメアとは細胞の核にある染色体の末端部分で、DNAの同じ配列が多数繰り返されている部分です。このテロメアは、細胞分裂のたびに短くなり、限界に達すると分裂が停止します。これが細胞の老化だと考えられています。テロメアが短くなりにくいことは、細胞が老化しにくいことを示すと考えられています。

 鍼治療の原則は病気にならない身体を作ること( 未病治)が第一で、第二に病気を治すこと、第三にこれ以上病気を悪化させないことであります鍼治療が幸せな人生百歳時代を支える有力な一助として貢献できることを願っております。
本年も、病気にならない身体、長寿を目的とした鍼治療を週2回以上受療されまして、百歳を超える幸せな人生を送ってください。

投稿者: 井島鍼灸院

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