井島鍼灸院ブログ

2017.07.01更新

8月27日(日)に第35回公益社団法人生体制御学会学術集会が開催されます。

第35回公益社団法人生体制御学会学術集会 

学術集会ポスター

開 催 要 項

主 催:公益社団法人生体制御学会
後 援:愛知県 名古屋市 中日新聞社 名古屋市立大学
(公社)全日本鍼灸学会 (公社)愛知県医師会
(一社) 愛知県鍼灸マッサ-ジ師会
(公社) 岐阜県鍼灸マッサ-ジ師会
(一社) 三重県鍼灸マッサ-ジ師会
鈴鹿医療科学大学 中和医療専門学校
学校法人専門学校名古屋鍼灸学校
トライデントスポーツ医療看護専門学校
名古屋医健スポーツ専門学校
学校法人専門学校名古屋医専

日 時:平成29年8月27日(日)
会 場:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館 (図書館)3階
さくら講堂
 

内 容:
教育講演・市民公開講座 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「市民のための運動生理学」
講師:中京大学スポーツ科学部スポーツ健康科学科教授
松本 孝朗 先生


特別講演・市民公開講座 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「眠りと覚醒をあやつる脳のしくみ」
講師:筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構副機構長
櫻井 武 先生
 

一般口演(募集中)
参加費:会員・後援団体会員 4,000円
学生会員 2,000円 (団体学生 500円)
一般 6,000円 一般学生 4,000円
☆市民公開講座 参加費無料
☆一般口演発表者は会員・非会員 参加費無料

学術集会事務局:公益社団法人生体制御学会事務所
〒464-0848 名古屋市千種区春岡2-23-10
TEL(052)751-9144 FAX (052)751-8689

投稿者: 井島鍼灸院

2017.07.01更新

 
  東洋医学研究所のホームページでは、東洋医学研究所グループの先生方が順番にコラムを担当して頂いています。
今回は「突発性難聴とオージオグラム」と題して東洋医学研究所®主任の橋本高史先生のお話を紹介させて頂きます。
 

突発性難聴とオージオグラム

  
          東洋医学研究所®
                       主任 橋本高史

 

はじめに
 普段は気にならないと思いますが、聴力は年齢を重ねることによって弱まってくるものであります。
 そして、耳の疾患である耳鳴りや突発性難聴などの罹患者も年々多くなってきています。
 今回は、耳の疾患のひとつである突発性難聴と、聴力の検査方法であるオージオグラムについてと、突発性難聴に鍼治療が功を奏した症例をご紹介させて頂きます。


突発性難聴とは
 突発性難聴は、健康な聴力の人が原因やきっかけが全く分からないままに、ある日突然片方の耳が聞こえなくなってしまう疾患です。原因は不明といわれていますが、耳の血流の循環障害、外リンパ瘻、聴神経腫瘍、ウイルス、ストレス、疲労等が関与していると考えられています。
 主症状は難聴ですが、随伴症状として耳鳴り・耳の閉塞感・めまいが挙げられます。めまいに伴う吐き気や嘔吐を除けば、この三症状以外の症状がないのが特徴であります。
 また、突然高度の難聴が発生するため、聞こえなくなった時刻や、その時に何をしていたかを覚えている事も特徴の一つであります。
 そして片耳でも、急に聞こえなくなる恐怖は計り知れません。また、突発性難聴は治りにくいケースも多い疾患であります。


オージオグラムとは
 突然耳が聞こえなくなった時、まずは耳鼻科での検査に行かれる方が多いと思います。その際の最も基本的な検査がオージオグラムを用いた検査です。
 オージオグラムとは、人の聴力を評価する最も基本的なものであり、周波数毎の閾値をグラフ化したものであります。オージオグラムを見れば、その人の聴こえが正常かどうか、異常ならばその異常の実態を知ることができます。
 オージオグラムは、人が聴くことができる主な周波数の音について、聴くことができる最も弱い音(聴こえの閾値)を探して記録するもので、横軸は検査する音の高さ(周波数) を、縦軸は音の強さを表わしています。正常の値は10~25dB(デシベル)です。
 オージオグラムに記録されるものは七つの周波数の音についての聴こえの閾値で、その閾値が図の中で上の方にあれば弱い音まで聴こえることを、下に下がれば下がるほど強い音でなければ聴こえないことを示します。
正常な聴力の場合は左右の状態に差はなく弱い音も聞こえており、突発性難聴の場合は右耳の聴力が高度難聴の状態を示しております(図1)。


突発性難聴に対する鍼治療の一症例
 東洋医学研究所Ⓡに来院されている患者さんで、突発性難聴に罹り、次の日から鍼治療を開始した例をご紹介させて頂きます。
50代の女性です。前月より体が疲れており、ご主人の実家に行った次の朝、右耳が何か覆いかぶさったように感じ、次第に耳鳴りが大きくなり、音が聞き取れないことに気付かれました。その日に耳鼻科を受診、突発性難聴と診断されました。
次の日も右耳が聞こえないため、鍼治療に通っている東洋医学研究所Ⓡに相談し鍼治療を開始されました。
治療方法は、生体の統合的制御機構の活性化を目的とした生体制御療法と、突発性難聴の改善を目的とした局所療法を行いました。
 結果です。発症当日のオージオグラムは、右耳は高度難聴状態を示しています(図2左)。この日から毎日鍼治療に通われました。

 
 発症後1週間経過・鍼治療7回目来院時には、耳鳴りが残るものの、聞こえは良くなりました。125Hz~1000Hzまで正常範囲内で聞こえていることが確認でき、回復が早いため、耳鼻科の医師が驚かれたそうです。
 発症後21日経過・鍼治療18回目来院時(図2 右)には耳鳴りがほとんどなくなり、かなり回復したと感じておられます。聴力検査にて、2000Hzも正常範囲で聞こえていることが確認できました。
このことは、突発性難聴発症後直ちに鍼治療を開始したことが功を奏したと考えられます。以上のことから、オージオグラムを指標として、生体の統合的制御機構の活性化を目的とした生体制御療法の鍼治療が突発性難聴に有効であることがわかりました。

おわりに
 突発性難聴は発症して時間が経過するほど治りが悪くなる疾患です。急に耳が聞こえなくなった時『すぐ鍼灸院へ』と考えられる方は少ないと思いますが、東洋医学研究所Ⓡおよび東洋医学研究所Ⓡグループの生体制御療法の鍼治療を毎日受療されると回復が早くなります。もし急に聞こえが悪くなった時、このコラムを思い出して鍼治療を受療していただければ幸いです。

投稿者: 井島鍼灸院

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