名古屋市博物館(名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1)で開催されています。
私、(公社)生体制御学会の活動でよく名古屋市立大学医学部にお伺いするのですが、こんな目と鼻の先に名古屋市博物館があるとは全然知りませんでした。
名古屋市博物館では、次のように案内されていました。
フィレンツェのヴェッキオ宮殿を飾っていたレオナルド・ダ・ヴィンチによる未完の大壁画「アンギアーリの戦い」。《タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)》は、この壁画の中心部分を描いた16世紀前半の油彩画です。かつてはレオナルド自身による壁画制作のための準備作と見なされた、伝説的壁画の謎を解く重要な手がかりとなる作品です。本展では、日本初公開の《タヴォラ・ドーリア》を中心に、壁画の模写や派生作品、またレオナルドの多岐にわたる活動を紹介し、失われた壁画の謎に迫ります。さらにミケランジェロがレオナルドと同じ場所に構想した壁画の下絵の模写《カッシナの戦い》(日本初公開)を加え、ルネサンス二大巨匠による競演の実現を目指します。後世に絶大な影響を与えた天才ふたりの大壁画構想。美術史上に刻まれた一大スペクタクルを是非ご体感ください。
《タヴォラ・ドーリア》の立体復元彫刻が展示されていたり、「天才ダ・ヴィンチのひみつ」コーナーがあったりと大変興味ある企画になっていました。