適応症

2017.12.11更新

どんな症状?

顎関節症の代表的な症状は,「あごが痛む(顎関節痛)」、「口が開かない(開口障害)」、「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の三つがあります。

このうち一つ以上の症状があり,鑑別診断で他の疾患がない病態を「顎関節症」といいます。

顎の関節は他の関節と少し違った仕組みになっています。口を大きく開いたときには骨のはじ(下顎骨)がおよそ2cmくらい前方に移動します。

このとき下顎骨は回転しながら滑り降りていくのですが、滑る面の骨に著しいデコボコがあったり、動く骨と滑る骨の間にある関節円板という組織に変形や位置のずれがおきていると、動く途中の下顎骨がなめらかに動くことができず、つかえながら乗り越える音がします。

顎関節症

日本では、成人の約半数近くにアゴの不調を感じている人がいるという報告があります。

鹿児島大学歯学部の伊藤額而教授らが女子高生約400人を対象に行った調査では、43%が顎関節症と診断されました。

10歳代の終わりから20歳代の若い女性に多く、最近では子供にも増えているといわれます。

 

顎関節症には様々な原因が考えられます

顎関節症の原因には、食事のときに正面を向かずに横のテレビをみながら食事をするなど顎関節の使い方が悪いもの。慢性の肩こりや腰痛などを持っているようなからだの不調が顎に影響を与えるもの。歯の治療や喪失、痛みなどによって今まで食べていた状態が変化し、顎の使い方が変わるような口の中に原因があるものなどが考えられます。

また、幼児の顎関節症の原因では悪い噛み方、不良な歯の詰め物、指しゃぶりなどが考えられます。さらにうつ、不安、ストレスなどの心因性のもの、顔面打撲や事故による外傷ものなどが誘因となることもあり、複数の原因が微妙に絡み合って症状がでることが多いことがわかっています。

 

顎の症状以外に副症状をともなう場合もあります。

口を大きくあけたり、ものをかんだりしたときに、ぎこちない動きとなって自由に動かせず、痛みをともない、口をあけるときにひっかかったり、口を開閉すると関節の音がするといった症状がありますが、腫れたり、熱が出たりすることはありません。
これ以外に副症状をともなう場合もあります。副症状として、頭部、頚部、肩、腰、手足の疼痛、めまい、耳なり、耳閉塞、目(充血)、鼻(鼻閉感)、自律神経失調症の諸症状、顎位が定まらない咬合異常などがみられます。

口開く

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年に亘りこのような顎関節症の治療をさせて頂いております。

症状の程度によっては、治療に時間のかかることもありますが、是非、継続的な鍼治療をお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.12.01更新

肘痛を起こす代表的な疾患には野球肘、テニス肘、変形性肘関節症があります。

肘痛

野球肘とは?                                                                                                           子どもの関節はまだ未完成で、大人の関節に比べると弱いものです。野球の投球動作は、肘の内側には引っ張られる力が、外側には押し付けられる力が加わります。この動作を長期間繰り返すことは子どもの肘関節に過大な負荷をかけます。カーブやシュートなどの変化球を投げると、手首から肘までの部分にひねりを加えなければならず、肘関節にいっそう重い負担がかかります。そのため内側は靭帯が伸ばされ(上腕骨内上顆炎)、外側は骨と骨がぶつかって軟骨に傷がつきます。ひどくなると骨のかけら(離断性骨軟骨炎)ができます。

投球時だけ肘が痛む程度から、強い痛みのために日常動作ができない程度まで痛み方はいろいろです。肘が腫れることはありませんが、肘が伸ばせなくことがあります。

テニス肘とは?                                                                                                          肘の外側が痛む病気です。上腕骨外顆(じょうわんこつがいか)という部分には手首や指を曲げ伸ばしする筋肉が付着しています。肘や手首を使いすぎてこの部分に過剰な刺激が加わると、炎症が起こって痛むようになります。そのため、以前は上腕骨外上顆炎と呼ばれていましたが、テニスをする人にこの疾患が多いことから、現在では一般にテニス肘と呼ばれています。

しかし、原因はテニスだけとはかぎらず、ゴルフ、バトミントン、ボ-リングなど手首や肘をよく使うスポーツには共通して起こります。また、部品の組み立てや、板金などのような手や肘をよく使う職業の人や、家事などの影響で主婦にも起こりやすいといわれています。
肘関節の外側が痛み、指で圧迫すると強く痛みます。また、前腕をひねるときに強く痛むのが特徴で、タオルやぞうきんをしぼるような動作をすると痛みが強くなります。

変形性肘関節症とは?                                                                                                      60代の男性、おもに肘をよく使うスポーツや重労働をしていた男性に多くみられます。痛みや肘関節の可動制限で口に手が届かない、髪を洗えないなど、日常生活のなかで肘を曲げたり伸ばしたりするのが困難になって支障が出ます。通常は肘の軟骨が関節面を覆っていて、肘にかかる衝撃をやわらげてくれるのですが、その軟骨がすり減ると骨と骨がぶつかり、骨棘(こつきょく)というトゲができて神経に当たるため、肘をギュッと曲げると痛みを覚えます。 

肘痛を早く治すためのワンポイントアドバイス
強い痛みがあるときは安静にしましょう
肘痛は肘の周りの筋肉が炎症を起こしている状態なので、肘痛を起こした原因と考えられるテニスや野球などは、痛みがなくなるまでできるだけひかえましょう。

肘の負担を減らしましょう
重いものを持つときは、片手で持つことは避け、両手で持ちましょう。
また、肘を伸ばしての作業は手首や指を曲げ伸ばしする筋肉により負担がかかります。なるべく肘を曲げて行ないましょう。

肘
 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年にわたりこのような肘痛の治療をさせて頂いております。

症状の程度によっては、治療に時間のかかることもありますが、是非、継続的な鍼治療をお勧めいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.11.22更新

五十肩とは?
五十肩という病名は、平均寿命が30~40歳と短かった江戸時代に長寿病とも呼ばれ、長生きした人のかかる肩の疾患という意味でつけられました。
中高年で突然に、肩関節の痛みと運動障害を引き起こす病気です。診断がはっきりわかる肩関節の病気(腱板断裂、石灰沈着腱板炎など)を除くひとつの症候群です。

 

五十肩

 

原因は?

関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが老化して肩関節の周囲に組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節を包む袋(関節包)が癒着するとさらに動きが悪くなります(拘縮または凍結肩)。

圧痛の部位や動きの状態などをみて診断します。肩関節におこる痛みには、いわいる五十肩である肩関節の関節包や滑液包(肩峰下滑液包を含む)の炎症のほかに、上腕二頭筋長頭腱炎、石灰沈着性腱板炎、肩腱板断裂などがあります。

これらは、X線(レントゲン)撮影、関節造影検査、MRI、超音波検査などで区別します。

症状は?

肩の痛みは安静にしていても強く、夜間に激しいのが特徴です。その痛みは腕に放散します。日常生活では、髪をとかしたり、帯を結んだりした時に痛みが強くなります。そのため、肩関節の動きはかなり制限されます。
病気の経過としては、激しい痛みのある時期「急性期」、動かすと痛い「慢性期」、痛みがないが運動の制限がある「回復期」に分けられます。
五十肩は自然に治るとも言われますが、その時期に合った適切な治療をしないと症状が長引くことがあります。
また、睡眠不足や痛みのストレスにより体調を崩される方が多くみられます。

 

ワンポイントアドバイス
肩関節の炎症が治まった場合、特に注意することは肩関節の血行悪化を防ぐことです。


肩の冷えを防ぐ
肩を冷やすと痛みが強くなり、治癒するまでの期間が長くなります。寒い時はもちろんですが、最近では夏場に冷房で肩を冷やす機会が多いため、カーディガンを羽織るなど注意が必要です。


ストレスをためない
ストレスなどの精神的な緊張が続くと、肩の血行が悪くなります。そもそも五十肩は、ストレスがたまっているときに発症しやすい傾向があるといわれています。発症してからもストレスをためないように、時々気分転換をしましょう。


適度な運動
お風呂から出た後など、肩関節の血行が良くなっている時に行うのが効果的です。
 肩の上下:足を肩幅に開きあごを引いて立ち、背すじを伸ばします。息を吸いながら両肩を上げ、息を吐きながらゆっくりおろします。ポイントは肩を上げるときに肩甲骨を意識して背中の内側へ背骨に寄せて行うことです。
 腕を上げる:腕を90度前に伸ばして、5秒ほどかけてまっすぐ上にあげ、ゆっくり5秒ほどかけておろします。腕をあげる途中で痛くなったら、それよりほんの少しだけさらに上にあげてからゆっくりおろしてください。
 腕回し:両腕を伸ばして、ゆっくり大きく回します。外回し内回しを交互に繰り返します。痛みの強いときには、肘を曲げて小さく回すなど、無理をしない程度に行ってください。

 

元気


東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、五十肩に対して長年にわたる治療経験と研究実績をもとに、統合的制御機構の活性化と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善や、運動療法を指導させて頂いております。
是非、安心して鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.11.17更新

患者さんから、夜中から朝方に足がつり、大変痛かったという話をよくお聞きします。

わりと頻繁に起こる症状で、かなりつらいものです。

しかし、何分か我慢していると治まるためそのままにしている方が多くみえます。

 

 足がつる・こむらがえり(腓腹筋痙攣)とは?

 一般的には「こむらがえり」と呼ばれますが、医学的病名は「腓腹筋痙攣(ひふくきんけいれん)」と言います。腓腹筋とは、「こむら」、つまり、「ふくらはぎ」のことで、ふくらはぎの筋肉がけいれんして過剰に収縮した状態がこむらがえりです。ふくらはぎに起こることが多いのでそう呼びますが、ふともも、すね、足の甲、足の指などの筋肉でも起こります。

こむらがえり

 

足を動かすときは脳から筋肉へ指令が出ます。しかし、動きの拍子などで脳からの指令がないのに、運動神経が筋肉を動かそうとして収縮したままになることがあります。この場合、足がつったように感じ、神経を刺激して激痛を伴います。

足は、立つ、歩くなどの動作だけでも筋肉をよく使う部位です。激しい運動をしている場合はこのようなことになりやすいと考えられます。ウオーキングやジョギング、サイクリングなどの運動中や、立ちっぱなしで作業しているとき、寝ているときにも起こります。

 

足がつる原因として次の3つが考えられます。

1.筋肉の疲労

日ごろ運動不足なのに突然運動を始めたり、長時間運動をした場合、筋肉を動かすために必要なエネルギーが補給できていないことがあります。これが筋肉の収縮やけいれんを引き起こします。

2.足の冷え

冷えると血管が収縮して、血流が悪くなります。すると、筋肉の血液量が減って栄養素やエネルギーが不足するうえに、熱を作り出そうと筋肉が収縮するため、足がつりやすくなります。

3.ミネラルの不足

ミネラルとは五大栄養素の一つで、カルシウム、ナトリウム、カリウムなどがあり、筋肉の動きや神経の伝達を調整しています。

体内では作ることができないため、食べ物からとる必要がありますが、これらが不足すると筋肉の伸縮に異常をきたすことがあります。

 

足がつった時のワンポイントアドバイス

足がつったときには、まずその筋肉を伸ばすとよいでしょう。

ふくらはぎがつったときは、つったほうの足先を手でつかんで足裏が反るように顔の方にゆっくりと引きつけましょう。

この方法は痛みを伴いますが、けいれんは早く治まります。

筋肉を伸ばすときは、反動をつけたり、無理に強く伸ばそうとしないことに注意してください。

一度足がつると、何度も繰り返してクセになってしまいがちです。そうならないためには、ふだんから足が冷えないように注意するとともに、筋肉の十分なストレッチを行うことです。

足のつり易い方のふくらはぎを触らせて頂くと、中心部分の筋肉が筋のように硬くなっていることが多いです。

 

鍼治療と超音波治療を併用することにより、足の血行をよくします。そして、ふくらはぎの筋肉の状態を改善することにより、足のつりを防ぐことができます。

ジャンプ

 

是非、鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.11.09更新

腱鞘炎とは、腱と腱鞘の間に起きた炎症をいいます。
腱とは、関節などを動かす筋肉の動きを骨に伝えるひもの役目をはたすすじです。細く丈夫な組織です。

腱鞘はトンネル状に腱の周りにあり、腱がスムーズに動くためや、力の方向を変えるために腱を押さえたりする役割をしています。

腱鞘炎

原因は反復する手の動作の刺激です。

一般的には、楽器の演奏や、パソコンのキーボード打ちなどの反復する手の動作の刺激によるものが多く、また、捻挫や外傷(けが)などに引き続いて起こることもあります。
他に、結核性、痛風性、リウマチ性、梅毒性などがあります。また、特別の誘因なく起こることもあります。

 

使いすぎの状態が続くと症状は重くなります。

初期症状は指や手首の使用中の不快感、瞬間的に痛みが走るが次の瞬間痛みが消えていることがある、痛い箇所はあるものの具体的にどこが痛いのかわからないなどです。

悪化すると治療をしても再発を繰り返すようになるので、できるだけ初期段階での治療が必要となります。
また中期では、この場所を押すと痛いという痛みを感じる痛圧点が明確になり、痛み・不快感も継続的に起こるようになり日常生活にも支障が出てくるようになります。また、多くの場合この段階で初めて腱鞘炎であると自覚します。

末期症状になると神経痛が起こったり血流が悪くなって痛圧点の神経も麻痺した状態になるので痛みを感じなくなり、手術が必要になる場合もあります。

元気東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年にわたりこのような腱鞘炎の治療をさせて頂いております。

症状の程度によっては、治療に時間のかかることもありますが、是非、継続的な鍼治療をお勧め致します。 

        

投稿者: 井島鍼灸院

2017.11.02更新

不眠症とは?
  一般の不眠は、夜なかなか寝つかれない(入眠困難)、夜中に目が覚めて、その後眠れない(熟眠障害)、朝早く目が覚めてしまう(早期覚醒)といった状態です。この不眠を起こす原因は、①睡眠時の外部環境の変化②身体の病気③薬物による興奮や中毒④高齢⑤うつ病や精神病などが考えられます。
 

不眠

しかし、このような不眠を起こす原因が特にないか、軽いにもかかわらず、全然眠れないという人や、不眠の原因をとり除いてもまだ眠れないとか、はたから見ると充分に眠っていると思えるのに、本人は眠れなかったと訴える人がいます。
このことは、起きてからの睡眠に対する充実感のなさや無力感といった自覚症状から、眠れなかったという意識を持つものと考えられます。このような不眠は、神経症性の不眠と考えられ、一般の不眠と区別して不眠症と呼ばれます。
この不眠症では、ちょっと眠れないことがあると、眠らないと病気になるのではないかという不安を呼び起こします。過剰な睡眠への欲求が、強く睡眠を意識するという不安、緊張の悪循環をつくり、その結果さらにさまざまな不定愁訴を発症させていると考えられます。

 

オレキシンが睡眠に深く関わっていることがわかってきました。

1998年に発見されたオレキシン(ドーパミンと同じ脳内に信号を伝える神経伝達物質)が睡眠に深く関わっていることがわかってきました。

不眠症は、本来は睡眠をとるべきなのに、過剰のオレキシンによって脳が覚醒モードで固定されている状態といえます。
感情を司る大脳辺縁系とオレキシンは密接な関係があって、恐怖や幸福感などの顕著な情動があるとオレキシン系が駆動されて、脳が覚醒モードで固定されます。不眠症のメカニズムを、オレキシンとの関わりで説明しますと、患者の脳内では何らかの不安や恐怖などの強い情動が睡眠をとるべきときにもずっと発動していて、その結果として覚醒が固定されてしまっているので眠れないということになります。こうしたことが繰り返し起こっていくと、「眠れない」ことそのものが恐怖の対象になっていきます。端的にいって不眠症とは「眠れない」ことに対する恐怖症なのです。眠れないことへの恐怖が情動記憶として刻み込まれて、睡眠に関するあらゆるものが恐怖やこだわりの対象になってしまうのです。


東洋医学研究所®よる研究報告
東洋医学研究所®による不眠症に対する鍼治療効果の研究は、 「睡眠障害に伴う不定愁訴に対する鍼治療の検討」(全日本鍼灸学会雑誌56巻5号,793-801,2006)と題して報告されています。
この研究は、睡眠障害を訴えて来院した患者6名に対して、生体の統合的制御機構の活性化を目的とした生体制御療法を行い、不定愁訴カルテ(健康チェック表)を使用して評価したものです。
その結果、6症例の不定愁訴指数の平均は初診時34.2点であったものが最終時には13.3点となり、有意な改善が認められ、睡眠障害の症状も全症例において改善されたことが報告されています。
また、第27回(社)生体制御学会学術集会では、シンポジウムの中で、「鍼灸院における睡眠に対する鍼治療の実態調査」が報告されています。
この研究は、鍼灸院に来院された患者に対し、初回鍼治療日の睡眠の状態を調査したものです。
その結果、1回の鍼治療でも「いつもより良く眠れた」と感じた患者が63%であったことが報告されています。


不眠症予防のワンポイントアドバイス
☆必要な睡眠時間には、個人差があります。日中の眠気で困らなければ十分と考え、あまり8時間にこだわらないようにしましょう。
☆就寝前には楽しいことを考える、軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、スト レッチなど自分なりのリラックス法を見つけるとよいでしょう。
☆早寝早起きではなく、早起きが早寝に通じます。毎日、なるべく同じ時刻に起きるようにしましょう。
☆朝食は目覚めに重要、規則正しい3度の食事を心がけましょう。
☆規則的な運動習慣は熟眠を促進します。
☆昼寝をするなら、15時前の20~30分以内にしましょう。
☆夜は明るすぎない照明にし、朝は日光を取り入れ体内時計をリセットするなど、光の利用でよい睡眠を心がけましょう。
以上のような質のよい睡眠を得るための方法については、石神先生のコラム「早寝、早起き、朝ごはんの大切さ」の中に詳しく紹介されています。是非参考にして下さい。
(参考文献:内山 真:睡眠障害の対応と治療ガイドライン.じほう,2003)
東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年にわたる基礎・臨床研究を根拠に不眠症に対する鍼治療をさせて頂いております。
また、鍼治療が睡眠に及ぼす影響についてのメカニズムを科学的に証明するため、現在も精力的に研究を行っております。

快眠


是非、安心して鍼治療を受けられることをお勧め致します。       

投稿者: 井島鍼灸院

2017.10.28更新

めまいとは?

めまいは、からだのバランスを保つ機能に障害が起こると生じます。からだの平衡をつかさどる器官には三半規管、耳石器、前庭神経、脳幹、視床、大脳皮質があります。
めまいには大きく分けて、自分の身体や周囲がぐるぐる回っているように感じる回転性めまいと、身体がふらついたりまっすぐ歩けない浮動性めまいがあります。
これが、耳の病気や脳の病気などにより障害されると、バランスが崩れ、めまいが起こります。
めまいを訴える人の数は、厚生省の国民生活基礎調査によると、約240万人にのぼっています。

めまい

 

回転性めまい

運動感覚や位置感覚の異常を、かなりはっきり自覚するめまいで、自分の身体や周囲のものがぐるぐる回転するように感じる回転感、エレベーターに乗っているように感じる昇降感、床が揺れて歩けないように感じる傾斜感などを示すめまいのことをいいます。

回転性めまいは、内耳や前庭神経に関わる異常によって引き起こされることが多く、原因となる病気にはメニエール病、前庭神経炎、突発性難聴などがあります。そのため、難聴、耳閉感、耳鳴りなどの聴覚症状を伴うことがあります。
回転性めまいは、発症が急激な場合が多く、吐き気、嘔吐がみられ、頭痛、手足のしびれ、麻痺、ろれつが回らない、意識がなくなるなどの症状がある場合は、脳に障害が起こっている可能性もありますので早急に対処することが大切です。

浮動性めまい
回転性めまいと比較すると、漠然としており、体がふわっとする感じ、頭の中で何かが揺れ動く感じ、自分の体がなんとなく不安定な感じ、地面や床が揺れ動く感じなどのように、あまりはっきりとしない状態のめまいのことをいいます。
浮動性めまいは、内耳や前庭神経以外の中枢神経の異常、全身的な異常、婦人科や神経内科で扱う異常などによって起こることが多く、原因となる病気には、低血圧、高血圧、更年期障害、不安神経症などがあります。
浮動性めまいは、立ちくらみ、脱力感、頭痛を伴うことがあり、身体や頭を動かしたときに増強することがあるため、楽な姿勢をとり、安静を保つことが大切です。

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、このようなめまいに対して、専門医療機関と連携し、全身の調整と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。

 

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また、めまいは疲労やストレスなどにより症状が出やすくなったり、強くなることが知られており、これらを防ぐためにも、 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.10.24更新

風邪とは?

かぜ症候群というのが正しい病名です。

風邪は、鼻、咽頭、喉頭、気管、気管支、肺といった呼吸器に、急性の炎症がおこる病気です。
炎症をおこす原因は、大部分がウィルスですが、細菌や非感染性因子の場合もあります。原因はちがっていても、表面に現れる症状は、くしゃみ、鼻みず、のどの痛み、声がれ、せき、発熱、頭痛、全身倦怠などいずれもよく似ているところから、「風邪」と一括して呼ばれているのですが、かぜ症候群というのが正しい病名です。

風邪


かぜ症候群の原因の大部分はウィルスの感染です
かぜ症候群の原因の大部分(80~90%)はウィルスで、インフルエンザウィルス、アデノウィルス、コロナウィルスなど200種類以上あり、ウィルスの種類により症状に若干の特徴がみられます。
ウィルス以外の病原微生物では、マイコプラズマやクラミジアのほかに、連鎖球菌などの細菌が原因となり、全体の10~20%をしめます。そして、残りの数パーセントは寒さやアレルギーなどの非感染性因子です。


東洋医学研究所®による研究報告
東洋医学研究所®によるかぜ症候群に対する鍼治療効果の研究は、「かぜ症候群の予防に対する鍼治療の有効性-多施設によるアンケート調査-」(全日本鍼灸学会雑誌59巻4号,416-420,2009)と題して報告されています。
この研究は、東洋医学研究所®及び東洋医学研究所®グループの12施設に来院した患者215名に対し、①鍼治療前の1年の風邪罹患回数、②鍼治療後の風邪罹患回数の変化、③鍼治療来院期間についてアンケートにより調査・分析したものです。
その結果は、鍼治療来院期間2年未満では風邪をひきにくくなったと回答した人は45.9%であり、2~4年で63.3%、4年以上で82.8%となり、長く鍼治療を受けることでかぜ症候群を罹患しにくくなったと自覚する患者が増えることが報告されています。

風邪研究報告 

 

かぜ症候群予防のワンポイントアドバイス
一般の方ができるかぜ症候群に対する予防方法で、一番肝心で誰もができることは、体の調子や免疫力を高めることです。規則正しい生活、適度な運動、偏らない食事をすることや、過剰なストレスを受けないこと、生活に笑いを取り入れることなどが重要です。
以上のような自然な方法により免疫力を高める努力をしたうえで、マスクの着用、手洗い、正しいうがいを心がけることが必要です。
マスク
マスクをつけるときは、マスクの脇の部分と顔の間にすき間ができないように、特に鼻の部分を鼻すじに密着させ、あごまでしっかりと覆うことが重要です。
マスクを外す時はゴムひもを持ち、表面に触れないように処理をしましょう。

手洗い
石鹸を使い、①手のひら、②手の甲、③指の先、④指の間、⑤親指の付け根、⑥手首を最低15秒間、できれば30秒間くらいかけて念入りに洗うことが重要です。
その後、清潔なタオルで手を拭き、消毒液を使用するとよいでしょう。
うがい
外出後などに、時間がたつとウイルスが粘膜内に入り込んでしまうため、可能な限り早くうがいをすることがポイントとなります。
また、のどの正面は絶えず飲んだり食べたりして洗われているので、のどの奥の横を中心にうがいをした方が効果的です。実際には、頭を横にし、少し斜めに上を向いて、のどの横にうがいが当たるように「ガラガラ」と少し長めに行ないます。

東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院では、長年にわたる基礎・臨床研究を根拠にかぜ症候群に対する鍼治療をさせて頂いております。
鍼治療により、生体の統合的制御機構の活性化をはかり、風邪をひきにくく、治りやすい体質をつくります。

 

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さらに、かぜ症候群に罹患してしまった患者様に対しては、症状の緩和と早期の体調回復を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
是非、安心して副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.10.18更新

膝痛症の多くは変形性膝関節症です
45歳以降で膝の内側が痛む人の多くは、変形性膝関節症と考えられます。
若い人で膝が痛む場合には、その痛む部位によって、靭帯や半月板、関節包の障害が考えられます。
長時間走った後、膝の外側が痛む人は、ランナー膝(腸脛靭帯炎)、ジャンプを繰り返し行い、膝の上部が痛む人は、ジャンパー膝(膝蓋腱炎)、成長期で膝の下部が痛む人は、オスグット・シュラッター病などの疾患が考えられます。

今回は特に膝痛症でよくみられる変形性膝関節症と、最近、増加傾向にあるランナー膝について説明させて頂きます。

 膝痛


変形性膝関節症の定義
膝関節は、主に大腿骨と脛骨という太い2本の骨からなっています。
2本の骨が接合しているそれぞれの骨の端は関節軟骨という軟らかい組織でおおわれており、膝関節の中は関節液で満たされています。
これらが組み合わされることによって、膝を曲げたり伸ばしたりするほか、体重を支えたり、衝撃を吸収するといった、膝関節の働きを果たします。
年齢を重ねることにより、関節軟骨が磨耗して動きが悪くなったり、削られた軟骨のかけらによる刺激で、関節包に炎症を引き起こしたりします。これが変形性膝関節症です。
正座をする時、イスから立ち上がるとき、歩く時、階段の昇り降りの時に膝の内側が痛くなります。また、これらの症状は、動き始めに痛みが強く出るのが特徴です。
 

ランナー膝の定義
ランニングなど膝の屈伸運動を繰り返し行なうことによって太ももの外側の靭帯(腸脛靭帯)が膝関節外側(大腿骨外顆)に接触することにより炎症を起こします。
初期症状は、下り坂だけで感じられた膝の痛みが、次第にどこを走っていても起こるようになり、やがて走る以外の動きでも痛むようになります。

 

ドイツでは変形性膝関節症に対する鍼治療の効果に関する大規模研究が行われました。 

ドイツでは変形性膝関節症に対する鍼治療の効果、有効性、安全性、費用を評価する目的で大規模研究が2000年から約5年をかけて約30万人の患者に対して行われました。
その研究の結果として、3ヶ月間に平均7~13回の鍼灸治療を受けた患者は鍼灸治療を受けていなかった患者に比べ、有意に痛みが改善していた事が分かりました。研究結果からも分かるように痛みに対しての鍼灸治療は大変有効です。

 

膝痛症予防のワンポイントアドバイス
膝痛症を予防するために、特に重要なのは大腿四頭筋(膝の上の筋肉)の筋力強化です。筋肉を鍛えることによって膝の一部分に体重がかかるのを分散させ、関節軟骨の負担を減らします。同時に膝周辺の血流を改善します。
その他に、肥満を解消する、足にあった靴を選ぶ、膝を冷やさないなどが必要であると考えられています。
 

大腿四頭筋の筋力を強化してみましょう
日常生活の中で、立っているときなどに大腿四頭筋を意識し、力を入れてしっかり膝を伸ばすことを心がけることが重要です。
また、簡単な運動として、仰向けに寝た状態で、膝の裏を床に押し付けるように膝をしっかり伸ばし、その状態で3秒間力を入れて維持し(大腿四頭筋に力が入っていることを意識しながら)、その後力を緩めるという動作を5回繰り返す方法があります。
この運動を起床時、寝る前に必ず行って下さい。最低3ヶ月間継続すると効果があらわれます。
(膝に痛みのある時は、痛みが取れてから行って下さい。)
 

ぜひ、安心して鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2017.09.19更新

よろしくお願いします。

投稿者: 井島鍼灸院

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