適応症

2011.12.13更新

どんな症状?
肘の外側の部分(上腕骨外側上果)の炎症です。
 肘の外側の部分を上腕骨外側上果といい手首や指を伸ばす(そらす)筋肉が骨についているところです。テニスのラケットを振ること(特にバックハンド)により筋肉に負担がかかり上腕骨外側上果に炎症がおこり痛みがでます。テニスプレーヤに多発する障害ですがゴルフ、バトミントン、ボーリングなど肘を使い、道具を使って手をふる運動一般に起こります。前腕の伸筋を使いすぎると同じように若い人では頑張りすぎる人(使いすぎ症候群)に見られます。中高年では家事(皿洗い)を行う人、農作業(鎌での草刈り)を行う人、肘の関節の曲げ伸ばしを繰り返す職業の人(清掃員)などにも見られます。

原因は筋肉や腱の使いすぎです。
 大きく2つの要因が考えられます。1つは筋腱の使いすぎによるものです。テニス等のスポーツの練習量が多ければ発生頻度が高くなります。フォームの乱れやラケットの選び方が適切でないことも要因になります。もう一つは、加齢に伴う筋腱の衰えです。こうした要因から、40歳代に多く見られるとともに、日常生活の家事で発症する主婦も少なくありません。発症の平均年齢は男性37歳、女性36歳、男女比は1:3で中年女性に多く見られます。若年層の発症では逆にフォアハンドテニス肘(肘の内側の痛み)が多くなります。運動部に所属している中高生やハードヒットやサーブの際の手首のステップが原因になってプロのテニス選手に起こるのもファハンド型です。

症状は、タオルや雑巾を絞る時などに肘の外側に痛みがでます。
 上腕骨外側上果(肘の外側)に圧痛があります。手関節の伸展時(肘を伸ばし
手首をそらす)の痛みおよび手関節伸展動作に抵抗を加えた時の痛みが増強します。肘関節の屈伸運動は比較的に楽であり、通常拘縮(手首が固まる)はありません。日常生活において重いものを持つ、タオルや雑巾を絞る、字を書く、蛇口をひねる、車の運転、ほうきの使用やドアのノブを回す動作などで痛みが誘発されます。テニスに起因するのはバックハンドストロークを打つときに痛みを感じる程度からはじまり、進行するとラケットを握ることも出来なくなり握力は低下します。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)ではテニス肘に対する鍼治療を行っています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

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