適応症

2014.05.14更新

耳鳴りや難聴をともなうめまい発作が突然起こってくる病気です。
メニエール病は耳鳴りや難聴(ほとんど片側の耳だけ)をともなうめまい発作が突然起こってくる病気です。
心身のストレスが発病に大きく関係します。前ぶれなしにめまいが起こるのでびっくりしますが、めまい発作は、長くて数日でおさまります。
30代後半から40歳代前半に発症のピークを迎え、女性の割合が高いといわれています。

発作にはリンパ水腫が関係していると考えられていますが、確かなことは不明です。
内リンパ液(内耳にある膜迷路という部分の内側を満たしているリンパ液)の量が何らかの原因で異常に増えてしまうことがあります。
その原因としては自律神経異常、水分塩分代謝異常、自己免疫、ストレスなどが考えられていますが確かなことは不明です。この内リンパ液の異常に増えた状態を内リンパ水腫といいます。
膜迷路には、聴覚をつかさどる蝸牛神経と平衡感覚をつかさどる前庭神経の末端である内耳感覚細胞がありますので、内リンパ水腫によってその機能が障害され、めまい、耳鳴り、難聴などの症状が起こってくるのではないかと考えられています。

回転性のめまいがほとんどで、めまい発作の間隔や強さは、人によって、また、同じ人でも時期によって変わってきます。
多くの場合は、突然めまい発作がおこります。頭を動かすとめまいが強まり、悪心や嘔吐もともないます。めまい発作の種類は、周囲がぐるぐる回る感じの回転性のめまいがほとんどですが、ふらふら感や動揺性のめまいであることもあります。他の症状としては、難聴や耳鳴り、耳閉感など、聴覚に関する障害を伴うことがあります。

メニエール病の再発を予防するためのワンポイントアドバイス
横浜中央クリニック「めまいメニエール病センター」の高橋正紘センター長は、メニエール病の心身症的側面に注目し、患者の行動習慣を9年近く研究されました。その結果、メニエール病の患者は一般の人に比べて、自己抑制行動(がまんする)と熱中行動(徹底的にやらないと気がすまない)の2点が極端に強い傾向が出たことを報告されています。
したがって、ストレス発散や、いい意味での手抜きを心がけるなど生活を変えることで症状が改善することや、具体的な方法として、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動の有用性を述べられています。

東洋医学研究所®では、メニエール病に対して関連部位の血流を改善し症状を軽減するとともに、生体制御療法による全身の調整を目的とした鍼治療をさせて頂いております。

特に、最近では、朝晩と日中の気温差が大きいために、体調を崩し、めまいの起こっている方も見えるようです。

是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。
 

投稿者: 井島鍼灸院

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