最近、新型コロナ後遺症の患者さんが来院されます。
倦怠感や、脱毛、咳、微熱、嗅覚異常、味覚異常、息苦しさなど様々な症状が4週間を過ぎても継続しています。発症時からある症状もあれば、ある程度回復してから新たに出る症状もあります。
新型コロナ後遺症の原因については、まだ十分わかっていないようですが、単一の原因ではなく、
ウイルスの持続感染
ウイルスによる組織障害
自己免疫反応
常在細菌群の多様性の低下
集中治療後症候群(PICS)
などが複合的に起こっていると考えられています。
いつまでたっても思ったように症状が改善せず、仕事や日常生活に支障をきたし困っておられます。
有効な治療法もはっきりしないため、いろいろ試した後来院されています。
鍼治療が免疫力アップや組織再生に役立つことは、多くの研究により実証されています。
実際に、長く続いた倦怠感や咳、微熱、息苦しさなどの症状が鍼治療開始後改善した経験をしています。
現時点では個人差も大きく、症例数も多くないためはっきりとしたことは言えませんが、副作用のない鍼治療を試してみる価値は十分にあると考えます。
新型コロナ後遺症でお困りの方、是非一度、オーダーメイドの鍼治療をお試し下さい。