「胸が苦しくなる…」
「ドキドキして、不安でたまらない」
「病院で検査しても異常なし。でもつらい」
そんな経験はありませんか?
誰にも相談できず、ただ不安な毎日を過ごしている。
そんな方が、たくさんいらっしゃいます。
実は、これらの症状、
「心臓神経症」と呼ばれる状態かもしれません。
今回は、心臓神経症について、わかりやすくご説明し、
そのうえで、井島鍼灸院で行っている治療法についてもご紹介します。
【心臓神経症とは?】
心臓神経症とは、心臓に異常がないにもかかわらず、
胸の痛みや動悸、息苦しさといった症状が現れる状態をいいます。
たとえばこんなことはありませんか?
・突然、胸がギュッと締めつけられるように苦しくなる
・心臓がバクバクして「このまま倒れるのでは」と不安になる
・検査をしても「異常なし」と言われるが症状は確かにある
・病院では「ストレスのせいですね」と言われ、どうしていいかわからない
こうした症状がくり返し起きると
「また起きるのでは」と常に不安を感じ、
外出や仕事、人との交流を避けるようになってしまうこともあります。
このような症状の背景には、
自律神経の乱れが深く関わっています。
自律神経は呼吸や心拍、血圧など、
私たちが意識しなくても体を調整してくれている神経です。
しかし、過度のストレスや緊張、生活リズムの乱れが続くと、
この自律神経のバランスが崩れ、心臓まわりに不快な症状が出ることがあります。
つまり心臓神経症とは、
「心ではなく神経の問題」であり、心と体の緊張状態が生み出している反応とも言えるのです。
医学的には命に関わる病気ではありませんが、
本人にとっては、日常生活にも大きく影響を及ぼす深刻な問題です。
そして特徴的なのは、症状が出たりおさまったりをくり返すことです。
一度おさまったと思っても、ふとしたことで再び強く現れる。
そのたびに「またか」と落ち込み、
「一生このままなのでは」と不安になる方も少なくありません。
しかし、ご安心ください。
心臓神経症は、適切なケアを行うことで、
少しずつ体調を整えていくことができる状態です。
井島鍼灸院では、
このような症状に悩む方のサポートも数多く行ってまいりました。
当院には、
「病院では異常がないと言われたけど、どうしても不安が消えない」
「薬を使う前に、まずは体を整えてみたい」
という理由で通われる方が多くいらっしゃいます。
「通っていくうちに動悸や胸の違和感が減ってきた」
「体が楽になって、不安を感じることが少なくなった」
といったお声をいただくこともあります。
もちろん、すべての方に同じ結果が出るわけではありませんが、
心と体のつながりを大切にしながら、
できるだけ自然なかたちで整えていくお手伝いをしています。
「こんな症状で相談していいのかな」と迷われている方も、
どうぞお気軽にご相談ください。
次のような方は、鍼灸によるケアを一度ご検討ください。
・動悸や息苦しさがあるのに、検査では異常がないと言われた
・胸のモヤモヤや不安感がなかなか消えない
・ストレスや緊張が強く、心も体も休まらない
・気になって仕方がなく、日常生活に集中できない
鍼灸は、症状だけでなく、自律神経や全身のバランスを整える東洋医学的なアプローチです。
「薬や検査だけでなく、体の内側から整えたい」
「自然な方法で、安心できる状態を取り戻したい」
という方におすすめです。