適応症

2011.12.13更新

肝炎とは?
    肝炎とは、肝臓に起こる炎症のことをさします。肝炎は主な原因としてウイルスによって引き起こされます。
 その他に、アルコール、薬剤、自己免疫、胆道疾患による肝炎があります。
 また、肝細胞の壊れ方が、急激に起こってやがて収束に向かうものが急性肝炎で、いつまでもだらだらと肝細胞が少しずつ壊されていく状態が慢性肝炎です。




肝炎の原因で最も多いのはウイルスによるものです。
ウイルス性肝炎
 肝炎ウイルスと呼ばれるウイルスの感染によって、肝臓全体の肝細胞が広い範囲にわたって破壊される病気をウイルス性肝炎といいます。
 肝炎ウイルスには、A型、B型、C型、D型、E型、F型、G型などが報告されています。このうち、日本での肝炎の原因の多くはA型、B型、C型です。
  主な感染経路はA型・E型は汚染された食べ物や水で、B型は出産の際や性行為など、C型は輸血の時などにウイルスの混入した血液を介したものです。
 
アルコール性肝炎
 体質的にアルコール分解能力が低い人や、継続的に飲酒量が多い人は、肝臓で分解されるはずのアルコールが分解されず、肝細胞を破壊します。これによって炎症が引き起こされたものが、アルコール性肝炎です。

薬剤性肝炎
 薬剤性肝炎には抗癌剤や解熱・鎮痛剤、工業薬剤などが直接の原因となるものと、薬剤の代謝産物により間接的にアレルギー反応が起きるものがあります。

自己免疫性肝炎
 自己免疫性肝炎とは、ウイルス感染などの原因がないのに、自分の肝細胞を白血球・リンパ球が壊す慢性肝炎です。肝細胞の表面の膜にある何らかの抗原に対して免疫反応が起こった結果と考えられています。

肝炎の症状は?
 どの肝炎にも共通した症状は、全身がだるく疲れやすい、食欲がない、上腹部の不快感、皮膚がかゆいなどです。
 肝炎の種類や、病期によっては黄疸、発熱、頭痛、吐き気、腹が張るなどの症状が現れます。
 しかし、肝臓は7割近くが切り取られても、いつも通り機能するといわれるほど我慢強いため、はっきりとした症状が現れるのは、病期がかなり進んでからになります。
 肝硬変や肝癌に進行する可能性もあるため、早めの鍼治療をお勧めいたします。

慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究がなされています。
 慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究は、1970年に黒野保三所長が病院に通院中の慢性肝機能障害の患者に鍼治療をしていたところ、患者から「主治医の先生から肝機能の状態が非常によくなったと言われました。」との報告を受けたのをきっかけに始められました。

 そして、1975年には名古屋市立大学医学部第一解剖学教室におきまして、動物実験が開始され、1979年には(社)全日本鍼灸学会鍼灸研究ワーキンググループが発足すると同時に慢性肝機能障害班を設置し、臨床研究を本格的に始められました。

 この基礎研究からは、慢性肝機能障害に対する鍼治療の予防的効果の可能性が見出されています。また、臨床研究からは、血液検査の結果や自覚症状が改善されることから慢性肝機能障害に対する鍼治療の効果が示されています。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような研究実績に基づき長年に亘り慢性肝機能障害の治療をさせて頂いております。
 慢性肝機能障害で悩んでおられる方は、是非一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

肝臓の働きは?
    肝臓は体の中でとても重要な働きを担っている臓器といえます。胃や腸で消化された栄養分は門脈を通って肝臓に送られます。肝臓ではそれを分解・合成・貯蔵して、体が利用しやすいように供給しています。
 また、肝臓には消化を助ける胆汁を作る働きや、アルコールや薬を分解する働き、体に有害な物質を無毒化するなどの働きがあります。




脂肪肝とはどんな病気?
 正常な肝臓でも3~5%の中性脂肪を含んでいますが、5%を超えた状態を脂肪肝といいます。
 脂肪肝は、30~70才代に多く、男性に多く発症しています。
 以前、脂肪肝は、それほど深刻な病気とは考えられていませんでした。しかし、最近、脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝臓癌にまでなる可能性があることがわかったため、注意しなければならない疾患と考えられるようになってきています。

不摂生をすると1~3ヶ月で発症するといわれています。
 脂肪肝の原因は、食べ過ぎや、アルコールの飲みすぎ、糖尿病、無理なダイエットなどです。頻繁に暴飲暴食をする人は1~3ヶ月で脂肪肝になるといわれています。

多くの場合、自覚症状はないことが多いです。
 肥満であることや、血液検査でAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、総コレステロール値、中性脂肪値などの高い場合には脂肪肝が疑われますが、多くの場合、脂肪肝には自覚症状がありません。しかし、肝臓に脂肪がたまると、内部の血液循環が悪くなり、それにともなって肝機能が低下していきます。その結果、体が疲れやすくなったり、だるくなったりすることもあります。

慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究がなされています。
 慢性肝機能障害に対する鍼治療の研究は、1970年に黒野保三所長が病院に通院中の慢性肝機能障害の患者に鍼治療をしていたところ、患者から「主治医の先生から肝機能の状態が非常によくなったと言われました。」との報告を受けたのをきっかけに始められました。

 そして、1975年には名古屋市立大学医学部第一解剖学教室におきまして、動物実験が開始され、1979年には(社)全日本鍼灸学会鍼灸研究ワーキンググループが発足すると同時に慢性肝機能障害班を設置し、臨床研究を本格的に始められました。

 この基礎研究からは、慢性肝機能障害に対する鍼治療の予防的効果の可能性が見出されています。また、臨床研究からは、血液検査の結果や自覚症状が改善されることから慢性肝機能障害に対する鍼治療の効果が示されています。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような研究実績に基づき長年に亘り慢性肝機能障害の治療をさせて頂いております。
 慢性肝機能障害で悩んでおられる方は、是非一度、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧めいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

大腸での排便のしくみは?
   小腸で栄養分が吸収された食物の残りは、大腸に送られる時点では水分を多く含んでいて、液状から泥状の状態です。

 その後、腸内容物は、大腸の蠕動(ぜんどう)運動によって、からだの右側に位置する上行結腸、左側に位置する下行結腸へと運ばれていくうちに、濃縮され、水分などが大腸粘膜から吸収され固形化され、S状結腸へと運ばれます。

 S状結腸にある程度の量の腸内容物がたまると、重力の関係や食物摂取による胃の刺激がきっかけとなって大蠕動運動がおこり、腸内容物がいっきに直腸まで運ばれます。
 このときに加わる直腸粘膜への刺激が脳へ伝えられて便意を感じ、排便の姿勢をとると、肛門挙筋が収縮し、肛門括約筋がゆるんで便の排泄が行われるわけです。




便秘の原因には大きく分けて2種類あります。
 排便が24~48時間の間隔で規則正しく行われていれば正常です。48時間以上排便がなかったり、1日1回排便があっても、量が少ない時、便がすっきり出た感じがない時、便意があっても排便ができず苦しんだりする場合を便秘といいます。
 この便秘には、器質性便秘と機能性便秘の2種類があります。

器質性便秘
大腸に慢性腸炎、腸閉塞、ガンなどの病気があって、内腔が狭くなって腸内容物が通りにくくなっておこるものや、腸の長さや大きさの異常によっておこる便秘(先天性大腸過長症)をいいます。

機能性便秘
大腸の蠕動運動が弱かったり(弛緩性便秘)、逆に蠕動運動が活発過ぎたり(けいれん性便秘)、排便のさいに肛門括約筋が開くという排便反射がうまく働かなかったり(直腸型便秘)などの、大腸の働きが異常になるためにおこる便秘をいいます。
 脳と大腸とをつなぐ神経の伝達経路に障害があっておこることもあるのですが、大部分は、病気などの原因はなく、便秘が習慣になってしまったものです。このことから、常習性便秘とも習慣性便秘ともいいます。

 また、汗が多量に出たり、水分の摂取量が足りなくて、便の水分が足りない場合や、食物繊維が少ない食事に偏り過ぎた場合、環境の変化やストレス、運動不足などによる便秘があります。
 

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、便秘に対して鍼治療を施し、全身の調整をするとともに、腸の働きを良くする治療をさせて頂いております。
 さらに、便秘を改善するための適切な生活指導もさせて頂いております。
 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

どんな症状?
胃液の酸度が高く、酸症状(胸やけ、げっぷ)があります。

胃液の中に含まれている塩酸の酸度が異常に高いとき、これを胃酸過多といい、それによって胸やけ、げっぷ、呑酸
(すっぱい液体が胃から口中にこみ上げること)などのいわゆる酸症状がある場合を、胃酸過多症といいます。




原因はいくつか考えられていますが、よくわかっていません。
 原因としては、胃粘膜の胃酸を分泌する細胞が多いことや、胃酸分泌を促す中枢神経からの刺激に対する感受性の亢進、胃液分泌の促進と抑制を調節する神経(迷走神経、交感神経)やホルモン(ガストリン、セクレチン)の異常などが考えられていますがその仕組みについてはまだよくわかっていません。
 また、胃酸過多症は、よく慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍にともなっておこります。

食後1~2時間で症状が出るのが普通です。
 食後に酸度の高い胃酸液が大量に分泌されるため、胃酸過多症の症状は食後1~2時間でおこるのが普通です。
 胃酸過多かどうかは、口または鼻から細いチューブを飲み込み、胃液を採取して胃液の酸度を調べて診断されます。
主食はやわらかく炊いた米飯がよく、刺激物は避けましょう。
  米飯、めん類、パンなどの糖類は胃酸の分泌を促すことが少ないので、胃酸過多症にはよい食べ物と言われています。
 熱すぎるものや、冷たすぎるもの、硬い線維のある野菜などは胃酸の分泌を促しますので避けましょう。また、香辛料や濃いコーヒー、酒、たばこなどの刺激の強いものも避けましょう。

鍼と超音波の併用療法
-胃腸疾患に対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
 その中で胃腸疾患に対しての結果は、患者188名のうち124名が著効18名が有効、13名が比較的有効、15名がやや有効、18名が無効となり、170名の方に効果がみとめられたため、有効率は90.4%でした。
 以上のことから、上記のような胃腸疾患に対する鍼治療の効果が実証されています。


 さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間に亘り胃腸疾患に対する鍼治療を行い好成績をあげています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

原因は攻撃因子と防御因子の不均衡です。
 胃や十二指腸の内側をおおっている粘膜の一部に、ただれ、壊死などの変化がおこり粘膜がはがれて欠損ができる病気を胃・十二指腸潰瘍といいます。食物を消化する胃酸やペプシンは攻撃因子と呼ばれ、粘膜を保護する粘液の分泌は防御因子と呼ばれています。健康な人では、この両者のバランスがうまくとれています。ところが、精神的・肉体的ストレスなどにより、このバランスが崩れると胃酸やペプシンが胃や十二指腸の粘膜を消化してしまい潰瘍ができると考えられています。  
 また、最近では粘膜保護作用のあるプロスタグランジン(生体内で合成される生理活性物質)の減少や、ヘリコバクター・ピロリ菌の関与も考えられています。




程度がひどくなると、たいへんです。
  胃・十二指腸潰瘍のごく初期には、粘膜の表面がただれて、粘膜に浅い孔ができる程度ですが、進行すると、この孔が粘膜をえぐって筋肉層におよびます。更にひどくなると、胃や十二指腸のいちばん外側をおおっている漿膜にまで達し、ときには漿膜を突き破ってしまうこともあります。
  発生する潰瘍の数は、一個のこともありますし、数個のこともあります。潰瘍一個の大きさは、直径数ミリメートルの小さなものから、直径数センチメートルもある大きなものまでいろいろです。

腹痛、出血、過酸が三大症状です。
 腹痛、出血(吐血、下血)、過酸症状(胸やけ、げっぷなど)が、胃・十二指腸潰瘍の代表的な症状で、潰瘍の三大症状ともいわれます。
 しかし、症状の現われ方は人によってまちまちで、三つの症状が同時におこる人もいれば、腹痛だけ、出血だけの人もいます。この他、吐きけや嘔吐、食欲不振、便秘などがおこる場合もあります。
 しかし胃潰瘍ではまったく無症状の人も珍しくなく、いきなり吐血、下血することもありますし、胃の検診のさいに初めて潰瘍が発見される人も少なくありません。

治りやすいが、再発もしやすい病気です。
 胃・十二指腸潰瘍は治りやすい病気といわれています。治療を受けなくても、自然に治ってしまうこともしばしばあります。
 しかし、同時に再発もしやすい病気で、過半数は再発するといわれています。したがって、この病気を放置しておいたり、あるいは完全に治さずに治癒と再発をくり返しているうちに、潰瘍が進行して、危険な合併症をおこすこともあります。

鍼と超音波の併用療法
-胃腸疾患に対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
 その中で胃腸疾患に対しての結果は、患者188名のうち124名が著効、18名が有効、13名が比較的有効、15名がやや有効、18名が無効となり、170名の方に効果がみとめられたため、有効率は90.4%でした。
 以上のことから、上記のような胃腸疾患に対する鍼治療の効果が実証されています。
 さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間に亘り胃腸疾患に対する鍼治療を行い好成績をあげています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

どんな症状?
 胃炎は以前、その定義があいまいでしたが、内視鏡検査の進歩によって他の病気と区別することや、どの型の胃炎であるかが正確に診断されるようになりました。
 胃炎は、胃の内壁をおおっている粘膜に炎症のおこる病気ですが、原因や経過、炎症の状態などから、急性胃炎と慢性胃炎に分けられます。 


 
急性胃炎
急性胃炎は、はっきりした原因があっておこるものです。
その原因により急性外因性胃炎と、急性内因性胃炎に分けられます。

急性外因性胃炎
①急性単純性胃炎=暴飲暴食や酒の飲みすぎが原因となって
  おこり、軽い吐き気、腹部圧迫感、ときに嘔吐があります。
②急性腐食性胃炎=腐食剤や農薬などを飲んだことが原因で、
  のどや胸の痛み、胃が焼けるようなけいれん性の痛みがあり
  激しい吐き気、嘔吐があります。

急性内因性胃炎
①急性化膿性胃炎=ピロリ菌などの感染によって、粘膜下層に
  化膿性の炎症が起こるため、高熱を発し、腹痛も激しいもの
  になります。
②急性感染性胃炎=ジフテリア、インフルエンザなどの感染症
  に合併して発病し、強いけいれん性の痛みがあります。
③アレルギー性胃炎=魚介類、薬剤などに対する過敏反応な
  どでおこることがあります。頻度はまれな病気です。

慢性胃炎
 長い間に繰り返された胃粘膜のびらんとその修復の結果として、胃粘膜や胃腺に萎縮が生じた状態です。正しくは慢性萎縮性胃炎と呼ばれます。
 慢性胃炎患者の胃粘膜からピロリ菌が高率に検出されることから、主要な病因因子の1つと考えられています。また、食事、薬剤、加齢、自己免疫などの要因が重なっておこるとも考えられていますが、はっきりわかっていません。
 胃粘膜や胃腺の萎縮の結果、長期にわたる食欲不振、吐き気、嘔吐上腹部不快感などの症状が続きます。

 
鍼と超音波の併用療法
-胃腸疾患に対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛性疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。その中で胃腸疾患に対しての結果は、患者188名のうち124名が著効、18名が有効、13名が比較的有効、15名がやや有効、18名が無効となり170名の方に効果がみとめられたため、有効率は90.4%でした。
 以上のことから、上記のような胃腸疾患に対する鍼治療の効果が実証されています。

 さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間に亘り胃腸疾患に対する鍼治療を行い好成績をあげています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

口内炎とは?
 口の中や舌の粘膜に起きる炎症を口内炎と総称します。
 粘膜が赤くなって食物がしみる程度から、びらん(粘膜の浅いただれ)ができたり、潰瘍(粘膜に切れ込みやもり上りがあって、出血しやすい状態)ができたり、水疱(水ぶくれの状態)ができたり、偽膜(病変部分をおおう白色から黄白色の苔状の膜)ができたりする病気です。
そして、多くは痛みをともないます。
 たいていはそのままにしておいても、7日~10日ほどで治りますが、再発することも少なくありません。




原因は?
 口内炎の原因としては、口腔内が不衛生な場合に、口の中をかんで傷ができ細菌感染することなどが考えられています。そして、偏食によるビタミン不足や、ストレス、疲労など身体の状態から起こる場合もあります。また、食物アレルギーの人や、粘膜の薄い人など口内炎になりやすい体質もあるといわれています。
 その他、貧血糖尿病帯状疱疹ジフテリア性行為感染症、アレルギーなどの自己免疫疾患がもとになって口内炎が発症することがあります。

症状は口内炎の種類によって異なります。
 口内炎で最も多いのが、アフタ性口内炎です。中心部が白っぽく、外側は赤い潰瘍ができ、食べ物などで痛みを感じたり、しみたりします。直径1mm~1cmの潰瘍が複数できることもあります。口腔粘膜ならどこでもできますが、特に舌や、頬の内側、のどの上のほうによくできます。
 カタル性口内炎は、唇の内側、頬や下の粘膜が赤くただれたり、白くにごったり、ザラザラしてひび割れを起こしたりします。アフタ性口内炎と違い潰瘍はできませんが、口の中全体が熱く感じられ、口臭をともないます。
 その他、カビ(真菌)の一種であるカンジタ菌の増殖による口腔カンジタ症では、口の中に白い苔状のものができ、口全体に広がることもありますが、痛みはあまりありません。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような口内炎に対して全身の調整と局所の血流改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
 鍼治療により口内炎をできるだけ予防するとともに、状態に合わせた生活指導もさせて頂いております。

 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

血管や神経の圧迫される場所で、さらに詳しく4つに分類されます。
 首から腕に向かう血管や神経の通路が鎖骨の後ろで首の筋肉などに圧迫されて狭くなるために、様々な症状が表れた状態をいいます。神経や血管が圧迫されやすい場所としては、次の4ヶ所があります。ひとつは斜角筋(鎖骨と首の付け根にある)の間をくぐり抜けるところで圧迫される場合で、これを斜角筋症候群といい、胸郭出口症候群の中で最も多いタイプです。第二に、鎖骨と第一肋骨の間で圧迫される場合で肋鎖症候群と呼びます。第三は小胸筋(胸と鎖骨の間)の下で圧迫される場合で過外転症候群と呼びます。第四は第一肋骨の上に、頚椎にできた異常な骨が出てきて、それが圧迫の原因となっているものです。

原因には体格と仕事内容が関係します。
 筋肉の発達が悪く、きゃしゃで、なで肩の人、特に20代~30代の女性、教師や美容師、理容師などの腕をよく上げる仕事の人に多く見られます。そして、生まれつき首の骨や筋肉のつくりに変形がある人にも多く見られます。このような体型の人は腕の重さによって鎖骨や斜角筋が下方に引っぱられたりします。そして、疲労の蓄積、姿勢の悪さ、精神的なストレスが加わると、より起こりやすいと考えられます。

症状で最もよくみられるのは、腕から手にかけてのしびれ感です。
 神経、動脈、静脈が圧迫されているので症状は多少異なりますが、最もよくみられるのは、腕から手にかけてのしびれ感です。そのほか、腕全体が疲れやすかったり、重く感じたりします。血流が悪くなっていると脈拍が弱まる、手が冷える、指先に潰瘍ができる(腫れる)などあります。自律神経が影響をうけ頭痛やめまいなどを伴うこともあります。肩こりもともないます。血管や神経が圧迫されやすくなる肢位、例えば電車のつり革につかまる、高いところに洗濯物を干せない、高いところの荷物が取りにくい他、肘を浮かして胸を張った姿勢(パソコンのキーボード打ち)、首を左右どちらかに曲げた状態など長時間続けていると症状が出ることが多く、また症状が強くなります。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では胸郭出口症候群に対する鍼治療を行っています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

 どんな症状?

朝起きた時、首の後ろ側か左右どちらかの側が痛み、ちょっと動かしても激痛が起こり、首を動かせなくなることがあります。疲労や冷え・肩こりなどで筋肉の状態が悪くなっているときや、不自然な姿勢で寝ていた翌朝などによく起こります。睡眠中は筋肉が弛緩するので、頭を不自然な角度に曲げると頚部の一部の筋肉が引き伸ばされて微細な断裂を発症して起こると考えられています。




首のまわりや肩の筋肉を押すと痛みます。痛みの起こり方から、寝違いであることはわかりますが、他の病気の有無を鑑別するための検査が必要な場合もあります。

一般的には数日以内に痛みは消えますが、症状の強い時やできるだけ早く痛みを取りたいときは治療されることをお勧めします。
 
鍼と超音波の併用療法
-寝違いに対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛性疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。

 その中で寝違いに対しての結果は、患者121名のうち97名が著効、7名が有効、5名が比較的有効、8名がやや有効、4名が無効となり、117名の方に効果がみとめられたため、有効率は96.7%でした。

 以上のことから、上記のような寝違いに対する鍼治療の効果が実証されています。

さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間にわたり寝違いに対する鍼治療を行い高い成果を上げています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

どんな症状?
腱および腱鞘の炎症です。

      とは、関節などを動かす筋肉の動きを骨に伝えるひもの役目をはたすすじです。細く丈夫な組織です。
 
 腱鞘はトンネル状に腱の周りにあり、腱がスムーズに動くためや、力の方向を変えるために腱を押さえたりする役割をしています。  
 腱鞘炎とは、腱および腱鞘の炎症をいいます。

 手指では、親指のつけねの内側が多く、中指、薬指がこれに次よくみられます。手首では、手首の親指側に多くみられるドケルバン腱鞘炎があります。



 
原因は反復する手の動作の刺激です。
 一般的には、楽器の演奏や、パソコンのキーボード打ちなどの反復する手の動作の刺激によるものが多く、また、捻挫外傷(けが)などに引き続いて起こることもあります。

 他に、結核性痛風性リウマチ性梅毒性などがあります。また、特別の誘因なく起こることもあります。

指や手首を動かしたときに特徴的な症状がでます
 親指の腱鞘炎では、手のひら側の指のつけねに曲げたり伸ばしたりした時の痛みや、押した時の痛みがあります。時に、発赤熱感腫れをきたすことがあります。例えば、鉛筆が持ちにくい、コップが持ちにくいなどの症状がでます。
 
 進行すると、ばね指といって、指の曲げ伸ばしの時にひっかかって、カクッと伸びたり、カクッと曲がったりする状態となることがあります。また、親指の曲げ伸ばしの際に、親指の根もとで腱の腫れ(腫瘤)が動くのがさわってわかる時があります。
 
 手首の親指側のドケルバン腱鞘炎では手首の親指側の骨の盛り上がったところを中心として、腫れ圧痛、時に熱感発赤をきたすことがあります。親指を開いたり閉じたりすると痛みが出ます。例えば、本のページがめくりにくい、ドアノブが回せないなどの症状がでます。親指を中に入れて手を握り、手首を小指側に曲げると痛みが誘発されます。

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、長年に亘りこのような腱鞘炎の治療をさせて頂いております。
 症状の程度によっては、治療に時間のかかることもありますが、是非、継続的な鍼治療をお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

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