適応症

2020.06.16更新

 

東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、令和元年5月10日~12日に名古屋国際会議場で開催された第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会(愛知大会)において、顔面神経麻痺に関する発表を5題報告させて頂きました。

顔面神経麻痺

No.1の「鍼治療(筋膜上圧刺激)による末梢性顔面神経麻痺症状の改善効果 -柳原法(40点法)を用いた症例集積-」は、No.2~5などの一例報告を集めて検討した症例集積研究です。
平成14年12月2日から平成29年10月25日までに、東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループの鍼灸院に来院し、鍼治療を受療した末梢性顔面神経麻痺患者18名19相(Bell麻痺15例、Hunt症候群4例 平均年齢 49.0±14.5歳)を対象にしました。鍼治療は週1回以上の頻度で、黒野式全身調整基本穴と、症状の改善を目的とした顔面の経穴に対し筋膜上圧刺激を行い、柳原法を用いて治療効果の経過観察を行いました。
結果は19症例のうち17症例は、柳原法において36点以上に改善しました。その中には、すでに薬の服用を中止し、良好な回復を示した症例が3症例ありました。さらに発症から来院するまでに3年半や6年経過している症例にも改善が認められました。

東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、現在も積極的に症例を集積し、その治療効果を検討し、できるだけ早く後遺症を残さず、顔の表情を取り戻すことのできる鍼治療を研究しております。
是非、安心して鍼治療をお受け下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2020.06.16更新

 

東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、令和元年5月10日~12日に名古屋国際会議場で開催された第68回(公社)全日本鍼灸学会学術大会(愛知大会)において、顔面神経麻痺に関する発表を5題報告させて頂きました。

顔面神経麻痺

No.1の「鍼治療(筋膜上圧刺激)による末梢性顔面神経麻痺症状の改善効果 -柳原法(40点法)を用いた症例集積-」は、No.2~5などの一例報告を集めて検討した症例集積研究です。
平成14年12月2日から平成29年10月25日までに、東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループの鍼灸院に来院し、鍼治療を受療した末梢性顔面神経麻痺患者18名19相(Bell麻痺15例、Hunt症候群4例 平均年齢 49.0±14.5歳)を対象にしました。鍼治療は週1回以上の頻度で、黒野式全身調整基本穴と、症状の改善を目的とした顔面の経穴に対し筋膜上圧刺激を行い、柳原法を用いて治療効果の経過観察を行いました。
結果は19症例のうち17症例は、柳原法において36点以上に改善しました。その中には、すでに薬の服用を中止し、良好な回復を示した症例が3症例ありました。さらに発症から来院するまでに3年半や6年経過している症例にも改善が認められました。

東洋医学研究所Ⓡ及び東洋医学研究所Ⓡグループでは、現在も積極的に症例を集積し、その治療効果を検討し、できるだけ早く後遺症を残さず、顔の表情を取り戻すことのできる鍼治療を研究しております。
是非、安心して鍼治療をお受け下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2020.06.06更新

顔面神経麻痺の治療には、生体の統合的制御機構の活性化(体全体の調子を整える)を目的とした生体制御療法と、症状に対する局所療法、生活指導が重要となります。
今回は、顔面神経麻痺の症状に対する局所療法としてよく使用される経穴を紹介させて頂きます。
・太陽(タイヨウ):眼精疲労などの目の疾患や、頭痛などにも使用されます。
・迎香(ゲイコウ):鼻水、鼻づまりなど鼻の疾患にも使用されます。
・地倉(チソウ):胃の働きを整える作用もあります。
・陽白(ヨウハク):目の疾患や、頭痛、不眠症などにも使用されます。
・四白(シハク):目の疾患や、めまい、上歯痛などにも使用されます。
・下関(ゲカン):耳の疾患や、頭痛、めまいなどにも使用されます。
・翳風(エイフウ):顔面神経麻痺の他、特に耳の疾患に使用されます。
・頬車(キョウシャ):下歯痛や耳の疾患などにも使用されます。 
鍼灸治療に、経穴は切っても切れないものです。東洋医学研究所Ⓡ所長の黒野保三先生は、「経穴の形状は、皆それぞれの形を作っていて一定ではない。また人の体格や病態によっても変化がある。
鍼の先の感覚で経穴の深さを正確にとらえ、適切な刺激をあたえる技術が重要である。」と述べておられます。
東洋医学研究所Ⓡグループの先生方は、経穴の位置・形状・深さを正しく把握し、豊富な知識に基づいて、適度な鍼刺激を与えることができます。
是非、安心して鍼治療をお受け下さい。

顔面のツボ

投稿者: 井島鍼灸院

2020.06.06更新

顔面神経麻痺の治療には、生体の統合的制御機構の活性化(体全体の調子を整える)を目的とした生体制御療法と、症状に対する局所療法、生活指導が重要となります。
今回は、顔面神経麻痺の症状に対する局所療法としてよく使用される経穴を紹介させて頂きます。
・太陽(タイヨウ):眼精疲労などの目の疾患や、頭痛などにも使用されます。
・迎香(ゲイコウ):鼻水、鼻づまりなど鼻の疾患にも使用されます。
・地倉(チソウ):胃の働きを整える作用もあります。
・陽白(ヨウハク):目の疾患や、頭痛、不眠症などにも使用されます。
・四白(シハク):目の疾患や、めまい、上歯痛などにも使用されます。
・下関(ゲカン):耳の疾患や、頭痛、めまいなどにも使用されます。
・翳風(エイフウ):顔面神経麻痺の他、特に耳の疾患に使用されます。
・頬車(キョウシャ):下歯痛や耳の疾患などにも使用されます。 
鍼灸治療に、経穴は切っても切れないものです。東洋医学研究所Ⓡ所長の黒野保三先生は、「経穴の形状は、皆それぞれの形を作っていて一定ではない。また人の体格や病態によっても変化がある。
鍼の先の感覚で経穴の深さを正確にとらえ、適切な刺激をあたえる技術が重要である。」と述べておられます。
東洋医学研究所Ⓡグループの先生方は、経穴の位置・形状・深さを正しく把握し、豊富な知識に基づいて、適度な鍼刺激を与えることができます。
是非、安心して鍼治療をお受け下さい。

顔面のツボ

投稿者: 井島鍼灸院

2020.06.02更新

今回は具体的な柳原法による予後の予測について名古屋市立東部医療センター病院長の村上信五先生の研究をご紹介させて頂きます。


1)対象
麻痺発症後1週間以内に名古屋市立大学耳鼻咽喉科を受診したBell麻痺患者で、麻痺が治癒するまで、治癒しなかった場合は1年以上経過観察できた392例を対象とした。男性193人、女性199人で年齢は5歳~87歳(平均46.7±17.9歳)であった。
2)方法  
Bell麻痺患者392例を、最終スコアで治癒群(38~40点)、改善良好群(32~36点)、改善不良群(30点以下)の3群に分類して、各群の経時的な麻痺の回復曲線を作成した。
村上先生は、麻痺発症から1年間スコアをつけていくと、軽い症例はすぐに点数が良くなって早く治ることがわかった。一方で重症例はその治癒曲線になかなか追いついてこなかった。40点法で一週間以内に12~14点以上あれば治る、あるいは1ヶ月経っても20点を超えている人は治るなど、将来どのような経過をたどるかを予測することができると報告されています。

 ベル麻痺

東洋医学研究所Ⓡグループでは、このような情報から得られた予後予測に基づき、顔面神経麻痺の病態に合った的確な治療をさせて頂いております。そして、第36回(公社)生体制御学会学術集会における

投稿者: 井島鍼灸院

小さな細い鍼で、大きな幸せを。JR「岐阜」駅より車で7分 / 無料駐車場完備最寄りバス停:岐阜バス「柳ヶ瀬西口」小さな細い鍼で、大きな幸せを。JR「岐阜」駅より車で7分 / 無料駐車場完備最寄りバス停:岐阜バス「柳ヶ瀬西口」
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