適応症

2026.01.05更新

「最近、胸がドキドキして不安になる」「動悸がすると怖くて仕方がない」――このようなお悩みで来院される方は少なくありません。

ですが、動悸は必ずしも悪いものではありません。まずは、動悸の正体と、鍼灸でできることについてご説明します。

動悸とは?体が教えてくれる大切な反応

動悸とは、普段は意識しない心臓の拍動を強く感じる状態のことです。

心臓は、血液を全身に送り出すポンプの役割を果たしており、運動や緊張、驚き、ストレスなど、体や心に変化が起きたときには自然と心拍数が上がります。

これは「体が今、頑張っているよ」と教えてくれる大切なサインです。

たとえば、

  • 運動した後や階段を上った後
  • 緊張したり、驚いたりしたとき
  • ストレスや不安を感じたとき

これらはすべて、体が必要に応じて心臓の働きを強めている「正常な反応」です。

動悸=病気ではありません。不安にならないでください

動悸を感じると「何か大きな病気では?」と心配になる方も多いですが、必ずしも病気とは限りません。

特に、健康診断や病院で心臓の異常がないと診断された場合、動悸の多くは次のような原因で起こっています。

  • 自律神経の乱れ
  • 疲労やストレス
  • 精神的な不安

東洋医学では、動悸は「心(しん)」の不調や、気血の巡りの乱れ、ストレスや過労による自律神経のバランスの崩れから起こると考えられています。

鍼灸でできること:心身のバランスを整えます

当院では、動悸や自律神経の乱れ、不安感などの症状に対して「黒野式全身調整基本穴」を用いた全身調整治療を行っています。

  • 肺兪(はいゆ)・厥陰兪(けついんゆ)は動悸や不安の緩和に役立ち、気持ちを落ち着かせます。
  • 肩や背中のコリをほぐすことで、呼吸が深くなり、不安感の軽減にもつながります。
  • 自律神経が整うことで、自然治癒力が高まり、動悸が起こりにくくなっていきます。

ご自宅でできるセルフケアも大切です

動悸を感じたときは、まず「大丈夫」と自分に声をかけて、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。

おすすめは「腹式呼吸」。まずゆっくり息を吐き切り、鼻から吸ってお腹をふくらませ、口から長く吐き出すことで、自律神経のバランスが整います。

また、次のような生活習慣も大切です。

  • 十分な睡眠をとる
  • バランスの良い食事を心がける
  • 軽い運動やストレッチで体をほぐす
  • 趣味やリラックスできる時間を持つ

「動悸」は体からのメッセージ。不安な時はご相談ください

動悸は、体が「今、がんばってるよ」「ちょっと疲れているよ」と教えてくれる大切なサインです。

自分を責めたり、怖がったりせず、やさしく向き合ってみてください。

もし不安が強いときや、なかなか動悸が治まらないときは、どうぞお気軽にご相談ください。

井島鍼灸院では、「安心」と「健康」のために心と体のバランスを整えるお手伝いをいたします。

投稿者: 井島鍼灸院

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