適応症

2012.04.17更新

鍼灸院で患者さんを治療させていただく時、非常に残念に思うことがあります。

それは、今回のテーマである帯状疱疹の治療が遅れたために、帯状疱疹後神経痛を引き起こしてしまった場合です。

 帯状疱疹は、体の左右どちらかの一部分に、ちくちくするような強い痛みが現れ、それに続いて赤みや水疱が出てきます。

この病気の原因は、水痘-帯状疱疹ウイルスで、その初感染では水疱瘡を発症させますが、治った後もウイルスが神経節に潜伏していて、加齢による免疫力の低下や、過労をきっかけに神経にそって皮膚に到達して帯状疱疹となります。

3週間ほどでかさぶたとなって治りますが、とにかく早く皮膚科で抗ウイルス剤などによる治療を開始してください。

それが遅れると帯状疱疹後神経痛という治しにくく、辛い症状が残ってしまいます。

このような患者さんがひとりでも減ること願って今回のテーマにしましたので、特に年配の方のご家族やお知りあいに伝えてあげてください。

  最後に、帯状疱疹に対する鍼治療について説明しますと、まず、健康管理の鍼治療により帯状疱疹を発症しにくくさせると考えられますし、発症した後の体力の回復や、疼痛の緩和に役立ち、帯状疱疹後神経痛が残った場合でもその治療に効果的であると考えます。

さらに詳しい内容については 適応症ブログ 帯状疱疹 をご覧下さい。

 何かご意見ご質問ありましたらメールでご連絡ください。
 

投稿者: 井島鍼灸院

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