糖尿病についての詳しい説明をし、実際の具体的な鍼治療についてご紹介致します。
2023.11.25更新
「三叉神経痛」についてお伝えする動画です。
三叉神経痛について原因や症状について概説し、 西洋医学的治療、東洋医学的な実際の鍼治療について説明致します。そして、劇的に効果的であった症例について詳しく紹介します。
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2023.10.27更新
「花粉症について」お伝えする動画です。
日本における花粉症の有病率の推移は1998年 19.6%、2008年 29.8%、2019年 42.5%となっています。そこで、花粉症でお困りの患者さんにとって、鍼治療にどんな効果があるかを、東洋医学研究所グループで行った5年間にわたる研究をもとに紹介します。
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2023.09.09更新
慢性疲労症候群に対する鍼治療についてお伝えする動画です。
慢性疲労症候群についての原因、症状、研究紹介など詳しい説明をし、実際の具体的な鍼治療(経穴・ツボ)についてご紹介致します。
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2023.01.29更新
新型コロナ後遺症について
最近、新型コロナ後遺症の患者さんが来院されます。
倦怠感や、脱毛、咳、微熱、嗅覚異常、味覚異常、息苦しさなど様々な症状が4週間を過ぎても継続しています。発症時からある症状もあれば、ある程度回復してから新たに出る症状もあります。
新型コロナ後遺症の原因については、まだ十分わかっていないようですが、単一の原因ではなく、
ウイルスの持続感染
ウイルスによる組織障害
自己免疫反応
常在細菌群の多様性の低下
集中治療後症候群(PICS)
などが複合的に起こっていると考えられています。
いつまでたっても思ったように症状が改善せず、仕事や日常生活に支障をきたし困っておられます。
有効な治療法もはっきりしないため、いろいろ試した後来院されています。
鍼治療が免疫力アップや組織再生に役立つことは、多くの研究により実証されています。
実際に、長く続いた倦怠感や咳、微熱、息苦しさなどの症状が鍼治療開始後改善した経験をしています。
現時点では個人差も大きく、症例数も多くないためはっきりとしたことは言えませんが、副作用のない鍼治療を試してみる価値は十分にあると考えます。
新型コロナ後遺症でお困りの方、是非一度、オーダーメイドの鍼治療をお試し下さい。
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2023.01.17更新
肩こりについて
5年前の東洋医学研究所グループの調査によると、鍼灸院に来院される患者さんの約70%が肩こりがあると回答されていました。最近の当院による調査では、ほぼ100%に近づいてきています。治療室での肌感覚として、急激に増えている感じがします。一般に急増している認識がないため、危機感がないことが大きな問題だと思います。みんながそうだからとか、何をやっても改善しないからということで、知らない間に当たり前になっているのかも知れません。
肩こりに限らず多くの疾患は、体を悪くする速度が修復する速度を上回り、その状態がしばらく持続してから発症すると考えられます。
現在の日本では体を悪くする要素として食、ストレス、会社や学校での生活環境、生活習慣の変化など思わぬ落とし穴がたくさんあるようです。そして、パソコンやスマホの長時間使用が拍車をかけ、結果的に肩こりの急増に繋がっています。さらに、肩こりは多くの疾患と合併し悪循環します。なんとかまず肩こりを根本的に改善したいと本気で取り組んでいます。
そこで、食や、ストレス、生活習慣などについては、遺伝的素因や、家族の嗜好、会社・学校での生活環境、得意不得意など一人一人の状況を把握することがとても重要です。
肩こりの直接的な原因としては、姿勢の偏り、視力の左右差、歯の状態、仕事や趣味の内容、運動習慣、睡眠の状態、入浴方法などを検討します。
そして、肩こりの病態を知るために筋肉、筋膜、靱帯を観察します。僧帽筋、肩甲挙筋をはじめ、肩甲骨を動かす筋肉として小菱形筋、大菱形筋、小胸筋、前鋸筋などが重要です。肩周りだけでなく影響を与える可能性のある腕や腰、顎関節などにも注意が必要です。
これらの多くの情報を総合し、一人一人に合った鍼治療とアドバイスをさせて頂きます。
肩こりが珍しい世の中にし、皆様に楽しく生活して頂くことが鍼治療をさせて頂く目的の一つです。
是非、オーダーメイドの鍼治療をお試し下さい。
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2022.03.05更新
不妊治療で保険と併用可能「先進医療」に6技術 厚労省発表
朝日新聞 DIGITAL 3/4(金) 19:30配信より
4月から不妊治療の保険適用が広がることを踏まえ、厚生労働省は4日、保険対象の技術とセットにして治療費の一部に保険が適用される「先進医療」技術6項目を発表した。保険対象の技術と対象外の技術を組み合わせた治療は、国が「混合診療」として保険の適用を認めていないが、先進医療の技術は対象外でも例外扱いとなる。
今回、先進医療とされたのは、専用のカメラで受精卵を撮影して培養状態を評価する「タイムラプス」や、培養液を子宮に注入して受精卵を着床しやすくする「SEET(シート)法」、子宮内膜が受精卵の着床に適しているかを調べる「子宮内膜受容能検査」など。
六つはいずれも不妊治療の過程で、追加の選択肢となる「オプション」と言われる。日本生殖医学会は昨年、詳しい治療技術を高い順にA、B、Cの推奨度で評価するガイドラインをまとめたが、今回の6技術はいずれもCで、厚労省が決めた保険の対象には入らなかった。ただ、先進的な技術として、安全性や有効性の検討が進んでいた。
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2022.02.09更新
不妊治療、2022年4月保険適用!
国は2022年4月に不妊治療に対して保険適用することに決定しました。
女性は43歳未満で事実婚も対象にされます。4月から公的保険の適用対象となる主な不妊治療も明らかになりました。
勃起障害の治療薬「バイアグラ」や早発排卵防止薬「ガニレスト」、黄体ホルモン剤等の医薬品16品も保険適用されました。
また、厚生労働省では現在、不妊治療にかかる費用の一部を助成する不妊に悩む方への特定治療支援事業を実施しています。
不妊治療は、一般不妊治療と特定不妊治療に分かれています。
一般不妊治療には、排卵日を特定してその時に性交渉を行う「タイミング療法」と人為的に精液を生殖器に注入する「人工授精」があります。
こちらは保険が効くので、通常はこの治療法を利用します。
一方、特定不妊治療は、一般不妊治療でも妊娠できなかった場合に行うもので、通常は体内で行われる受精を体の外で行う「体外受精」と「顕微授精」があります。
こちらは保険が一切利かず、数十万規模の高額は医療費を払う必要があり、大きな経済的負担になってしまいます。
そこで、厚生労働省は、特定不妊治療を行う夫婦に対して、高額な医療費の一部を助成することにしました。
主な要件は以下となります。
対象者
定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に診断された夫婦
※治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦
※所得制限はありません
支給額
(1)女性の不妊治療の場合
原則1回30万円
※凍結胚移植(採卵を伴わないもの)及び採卵したが卵が得られない等のため中止したものついては1回10万円
※通算回数(1子ごと)
初めて助成を受けた際の治療期間初日における妻の年齢が
40歳未満であるときは通算6回まで
40歳以上43歳未満であるときは通算3回まで
(2)男性の不妊治療の場合
原則30万円
※精子を精巣又は精巣上体から採取するための手術
4月から公的保険の適用対象となる主な不妊治療
・人工授精
・体外受精
・顕微授精
・胚移植
・胚培養
・胚凍結保存
・採卵
・精巣内精子採取
4月から公的保険の適用対象となる医薬品
医薬品16品目
バイアグラ 4種 シアリス 3種 レコベル 3種 ガニレスト セトロタイド
ルテウム ウトロゲスタン ルティナス ワンクリノン
詳しくは厚生労働省の情報をご確認下さい。
当院では昨年度、女性25名 男性3名の赤ちゃんを望む新患さんにご来院頂きました。
鍼灸院で治療させて頂く不妊症は、はっきりとした原因がないのに妊娠にいたらない機能性不妊の場合がほとんどです。
何らかのストレスにより自律神経に乱れが生じ、全身の血液循環の悪化や、ホルモン分泌のアンバランスなどが起こり、機能性不妊になると考えられています。さらに不妊症であることのストレスや、病院への通院、治療が繰り返されることでの生活環境の乱れなどで不妊悪循環をおこしてしまいます。
私自身の治療経験からも、不妊症の患者さんは様々なストレスを抱えてみえる場合が多いですし、全身の血液循環の悪化からくると思われますが、冷え性で手足が非常に冷たい方が多いと感じます。まわりからのいろいろな意見に振り回されることなく、必要以上にあせることなく、本来、自分の身体の持つ力を最大限に発揮できるようにしていくことが大切であると考えます。そこで、鍼灸治療により自律神経の安定を図ることで、血流の改善をはかり、不妊悪循環をたちきることが期待できます。
また、腰や頭が痛いなど母体の調子が悪い状態は、妊孕力(妊娠する力)に影響すると考えられます。妊娠して出産するのに充分に耐えられる体であることが重要だからです。その他にも、不妊症の検査結果から、卵子の状態、ピックアップ機能、子宮経頚管粘液、着床などの問題を考慮し、男性側の状況、遺伝的素因、生活習慣など様々な観点から問題点を分析し、鍼治療でお役にたてることを考えます。
このように、妊孕力を上げるための細かいポイントを積み重ね、結果を出していくことを目指します。結果がでたときは、患者さんにも喜んで頂け、自分自身が大変うれしいので、本当に感謝しております。さらに、努力を重ねていきたいと思います。
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