適応症

2011.12.14更新

上腕神経痛とは?
片側のくび、肩、腕、手と広い範囲におこる神経痛です。
 
 片側のくび、肩、腕、手と広い範囲におこる神経痛で、痛み、しびれ、うづきなどの症状があり、比較的多いものです。

 くびから下の方へ行くいろいろな末梢神経が合流している上腕神経叢という部分の病変のためにおこるものが多く、したがって痛む範囲も広く、神経痛の痛みのほかに、異常感覚や腕、手くび、手の脱力がおこることも少なくありません。

 鎖骨の上のくぼみを圧迫すると痛みが強くなり、腕をのばしたまま後ろ上方に上げて上腕神経叢をのばすようにすると痛みがおこってきます。




肩、腕、手をよく使う職業の人によくみられます。
 上腕神経痛は、パソコンなどで、肩、腕、手をよく使う職業の人によくみられます。

 胸郭出口症候群や頸部変形性脊椎症などの頚椎の変形などが直接の原因となります。くびから手のほうへのびている末梢神経のうち、尺骨神経は肘の後ろで、正中神経は手くびのところで、それぞれ骨や関節周囲の靭帯の間を通りますが、これらの組織に変化がおこると、末梢神経が圧迫されて神経痛をおこすことがあります。

 その他の原因としては、腫瘍による腕神経叢の圧迫、放射線治療による損傷などでおこりますが、毒素、化学物質、薬物による損傷が原因で起こることもあります。また、原因がはっきりしない場合もあります。
 
鍼と超音波の併用療法
-神経痛に対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。

 その中で神経痛に対しての結果は、患者111名のうち71名が著効、13名が有効、8名が比較的有効、6名がやや有効、13名が無効となり、98名の方に効果がみとめられたため、有効率は88.3%でした。

 以上のことから、上記のような神経痛に対する鍼治療の効果が実証されています。さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間にわたり神経痛に対する鍼治療を行い高い成果を上げています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.14更新

肋間神経は背中から出て、胸腹部に分布する末梢神経です
 肋間神経は背中から出て、胸腹部に分布する末梢神経です。   
 背中(胸髄)から出た12対の胸神経の前肢が肋間神経です。
 上部7対は、肋骨に沿い胸骨に向かい、下部5対は前下方に向かって走行し腹部に分布します。
 この肋間神経の支配領域が痛むのが肋間神経痛で、頻度の高いものです。




原因は不明なものと、明らかなものがあります。
 原因不明の原発性肋間神経痛と、原因の明らかな続発性肋間神経痛に分けられます。原発性は、心因性の痛みや続発性の痛みを除いたうえで、末梢神経になんらの病変も見出さないものをいいます。
 続発性は、末梢神経および脊髄の知覚神経の刺激や障害によっておこります。この原因としては、変形性脊椎症などの脊椎の病気や帯状疱疹が原因でおこることが多いのですが、胸膜炎、肺炎、肺がんなどの胸部の内臓が関係していることがあるので、注意が必要です。

症状では片側の急な激しい痛みが特徴です。
  脊椎から肋骨に沿って、激しい痛みが突然起こります。肋骨に沿った部位や腹直筋上に、指で押すと痛みがおこる圧痛点が存在することが少なくありません。
 深呼吸、せき、大きい声などで痛みが誘発されるほか、痛みのないほうに体を曲げて、神経を伸ばすようにしても痛みがおこります。
痛みの持続時間は数秒から長くても数分と短いのが普通でくり返しておこります。
 また、発病は中年以降に多い傾向があります。

鍼と超音波の併用療法
-神経痛に対する効果-
 昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
 その中で神経痛に対しての結果は、患者111名のうち71名が著効、13名が有効、8名が比較的有効、6名がやや有効、13名が無効となり、98名の方に効果がみとめられたため、有効率は88.3%でした。
 以上のことから、上記のような神経痛に対する鍼治療の効果が実証されています。
 さらに、東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では上記を参考に30年間に亘り神経痛に対する鍼治療を行い好成績をあげています。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.14更新

坐骨神経痛は病名というより症状です。
坐骨神経は、末梢神経の中で最も太く長い神経です。第4、5腰神経と第1~3仙骨神経からなり、梨状筋(お尻の筋肉)の下を通って大腿(太もも)後面を下降し、膝の裏で総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。大腿後面から足部にかけての広い範囲の運動と知覚を支配しているために、この神経が障害されると、片側の臀部、大腿後面、ふくらはぎが痛み、くるぶしやかかと、親指まで痛みが響くことがあります。このような症状を坐骨神経痛と呼んでいます。



原因は坐骨神経が刺激、圧迫、浸潤されることです。
坐骨神経痛は、坐骨神経が腰椎の隙間から出て骨盤をくぐり抜け、梨状筋から顔を出す間のどこかで刺激、圧迫、浸潤されておこります。坐骨神経痛の原因となる疾患には、椎間板ヘルニア、梨状筋症候群、脊柱管狭窄症、脊椎分離症、脊椎すべり症、腰部変形性脊椎症などがあります。
また、帯状疱疹、脊椎腫瘍、脊髄腫瘍などが原因になることもあります。

症状は臀部から、足にかけての痛みが特徴です。
安静にしていても、多少痛みが続いていることが多く、長時間の歩行で生じるものもあります。
せき、くしゃみなどで痛みが下方まで響き、痛み方は圧迫感や放散痛、電撃的な痛みなどさまざまで、からだを曲げたりすると痛みが強くなります。
痛みの他に、下肢のしびれ、知覚鈍麻(感覚がにぶくなる)、腱反射の異常、歩行障害などがみられます。
あおむけに寝て、まっすぐのばした下肢を上げていくと70°に達する前に、大腿の後面に激しい痛みが起こり、十分に下肢を上げることができないことがあります(ラセーグ徴候)。
また、痛みを軽くするために、痛まないほうの下肢に体重をかけ、からだを横に曲げた姿勢(坐骨神経痛性側湾)をとることも多いです。
 
鍼と超音波の併用療法
-坐骨神経痛に対する効果-
昭和44年4月1日より昭和47年3月31日までの3年間に東洋医学研究所®に来院された患者の中の1336例について、黒野所長が鍼と超音波の併用療法による各種疼痛疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。
その中で坐骨神経痛に対しての結果は、患者43名のうち28名が著効、2名が有効、5名が比較的有効、3名がやや有効、5名が無効となり、38名の方に効果がみとめられたため、有効率は88.4%でした。以上のことから、坐骨神経痛に対する鍼治療の効果が実証されています。

さらに、東洋医学研究所®では上記を参考に30年間にわたり坐骨神経痛に対する鍼治療を行い高い成果を上げています。また、その患者さんにあった坐骨神経痛に関する適切な生活指導もさせて頂いております。

是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.14更新

歯痛とは?
 歯の表面は、エナメル質でおおわれています。その内側が象牙質で、その中に歯髄があります。歯髄には神経や血管があり、歯痛はこの神経が感知します。
 その他、歯肉(歯ぐき)など、口の中の他の部分が感知した痛みを歯痛と感じることもあります。




原因は?
 歯痛の原因は虫歯(う蝕症)が大半を占めますが、そのほか様々なものが考えられます。

虫歯:歯に付着している歯垢には、ストレプトコッカス・ミュータンスという細菌がいます。この細菌は、糖分を栄養にして増殖して酸を産生します。この酸の作用によって、歯の表面をおおっているエナメル質が溶け虫歯になるのです。初期症状は、歯がしみるなどの症状がみられます。

知覚過敏:虫歯がないのに冷たいものがしみたり、歯ブラシがあたるとピリッと痛かったりする場合には、知覚過敏の可能性があります。

歯髄炎歯槽膿漏:歯の神経のある歯髄に細菌感染が起こったり(歯髄炎)、歯の根っこの中の細菌が繁殖して根っこの先端に膿を作ったりする(歯槽膿漏)ことによって歯痛になることがあります。

その他:かみ合わせに問題がある、精神的なストレス、神経系の異常、頭痛、肩こりなどが歯痛の原因になっていることもあります。


黒野保三所長により「歯科領域における鍼治療の応用について」と題して講演会が行われています。
  平成20年5月24日、愛知県江南市北野町において尾北歯科医師会の依頼を受け、 黒野保三所長が「歯科領域における鍼治療の応用について」と題して講演されました。

 講演の中で、黒野保三所長と歯科領域との関わりは、30年以上前からあったことが紹介されました。
 1973年に、第20回日本鍼灸学会学術総会が名古屋大学豊田講堂において開催された際に、当時名古屋市立大学高木健太郎学長と黒野保三所長らの尽力により、戦後初めて中国医師団を日本に招き、愛知県・関東・関西など各地で、鍼麻酔の特別講演やシンポジウムが行われました。
 その後、全国に鍼灸ブームが起こり、その流れの中で黒野保三所長は岐阜大学の佐野節夫先生や、愛知学院大学の小長谷九一郎先生、北山誠二先生らと抜歯時の鍼麻酔の効果について実験を行われました。
 その時の経験から鍼治療によって、①歯痛や抜歯の痛みをある程度緩和できること、②抜歯の際の出血を減らせること、③抜歯の後の歯肉の盛りを良くし、早く正常な状態にもどすこと、などができる可能性を述べられています。
 また、①特に歯への影響が大きいと考えられる口腔乾燥症(唾液が出ない)に対する鍼灸の治療効果が期待されていること、②歯の治療後に起こる頚肩の凝りの改善に鍼灸治療が有効であること、③アンチエイジングに対する有用性をともに期待されていることなど、鍼灸治療と歯科領域は非常に深い関係があるというお話がありました。
  

 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような黒野保三所長の研究と経験をもとに、歯科との連携を前提とし、歯科領域の疾患に対して鍼治療をさせて頂いております。
 
 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.14更新

 頭痛は大きく分けると、脳や体に病気があって起こる「症候性頭痛」と、頭痛もちの頭痛といわれる「機能性頭痛」の2つに分けられます。
 そして、鍼灸治療にかかわりの深い「機能性頭痛」には、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などの種類があります。それぞれの違いについて簡単にご紹介します。



 緊張型頭痛
 日本では成人の22%が悩んでいる頭痛です。頭痛の原因の7~8割を占めるといわれ、中高年に多く、はっきりした性差はありません。頭痛の頻度は月に数回程度から毎日とさまざまです。
〔原因〕
 不安・抑うつなどの精神的なストレスや、姿勢の異常などによる身体的なストレスにより、首や頭の周りを取り巻く筋肉が収縮し緊張がたかまります。すると、血液の流れが悪くなってこりの状態となり痛みが起こります。この痛みがさらに筋肉の血流を悪くし、悪循環を引き起こすため頭痛はだらだらといつまでも続きます。
〔症状〕
 いつとはなしに始まり、だらだらと持続する頭痛です。部位は頭部から首筋にかけて痛むことが多く、頭全体であったり、はちまき様のこともあります。痛みの程度は軽度から中等度で、日常生活への影響は軽度です。痛み方は圧迫感や頭重感が特徴で「鉢巻をしているような」「帽子をかぶされているような」と表現されます。

片頭痛
 成人の1割弱が片頭痛であるといわれています。女性に多い頭痛で男性の4倍です。子供の時から始まることが多く、頻度は月に1~2回程度で繰り返し起こります。
〔原因〕
 血管説、神経説、三叉神経血管説の3つの説があります。
〔症状〕 
 頭痛の部位は、片側のこめかみから目のあたりに起こり、波打つように「ズキンズキン」と痛みます。ひどくなると頭全体に拍動感のない持続的な痛みとなります。日常生活がとても続けられないほどの痛みで、ひどいと寝込んでしまいます。日常的な動作や入浴、体操は痛みを悪化させます。しばしば吐き気や嘔吐を伴い、光や音に過敏となります。
30歳代の男性に多いタイプの頭痛で、年に1~2回、あるいは2~3年に1回起こりますが、いったん起こり始めると1~2ヶ月間連日のように群発するのが特徴です。

群発頭痛
〔原因〕
 片頭痛と同じように「血管が拡張して痛む頭痛」と考えられています。
〔症状〕
 睡眠中に起こりやすく、頻度は1日1回、約1時間で自然に治まります。痛みの部位は片方の目、目の上、こめかみのあたりで、その痛みの程度は「えぐられるような」激しい頭痛です。発作中、頭痛の側の目が充血したり、涙が出たり、脹れたり、鼻がつまったり、鼻汁が出たりします。
 片頭痛と違って吐き気や嘔吐はありません。
 以上のような違いから頭痛を正しく鑑別し、適切な治療をしていくことが大切であると考えます。頭痛は患者さんにとって、非常な苦痛であり日常生活の大きな妨げになります。鍼治療により健康な生活を取り戻している方も多くみえます。
 是非、副作用のない鍼治療を試してみてください。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

前立腺肥大とは?
 前立腺は、男性特有の臓器で、膀胱の下にあり尿道をとりまいています。大きさは、クルミ位の大きさで約20gあります。
 前立腺肥大は、55歳以上の男性の5人に1人、70歳以上になると10人に7人以上あることがわかっています。
 この肥大した前立腺が、尿道を圧迫し排尿障害などの症状が起こってきます。




原因は?
 なぜ前立腺が肥大するのか、いくつかの仮説はありますが、はっきりとした原因はわかっていません。
 ただ、前立腺肥大が50歳以降から増え始め、年齢が高くなるにつれて発症することが多くなっていることから、加齢が関与しているのは確実です。また、思春期前に事故などで精巣を失った男性は年をとっても前立腺肥大にならないことがわかっており、男性ホルモンも何らかの影響を与えているのではないかと考えられています。

どんな症状が現れるか?
 前立腺が肥大しているため尿道が圧迫され細くなっています。そのため、排尿後、まだ尿が残っている感じがする(残尿感)、トイレが近い(頻尿)、尿が途中で切れる(尿線途絶)、急に尿意をもよおし、もれそうで我慢できない(尿意切迫感)、尿の勢いが弱い(尿勢低下)、おなかに力を入れないと尿が出ない(腹圧排尿)、夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)などの症状がみられます。
 これらの症状は過度の飲酒、自転車に長時間乗る、便秘、冷えなどで悪化することも特徴です。
 排尿障害については適応症の排尿障害のところで詳しく説明させて頂いておりますので、是非、参照して下さい。


 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような前立腺肥大に対して全身の調整と症状の改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。

  是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

排尿障害とは?
健康な尿量は1日約1.5リットルです。
 腎臓は、体内の状況に応じて尿をつくっているので、尿量はそのときどきによって変わってきます。

 しかし、飲料を多量に飲んだり、多量に汗をかいたような場合を除けば、健康な人の腎臓がつくる1日の尿量は、約1.5リットルです。この尿量を1日に何回排泄するかは、人によって差があります。

 通常よりも、尿量や排尿回数が多くなりすぎたり、少なすぎるのが排尿障害です。
 これには、腎臓でつくられる尿量そのものが異常になる場合(多尿、乏尿、無尿)と、腎臓でつくられる尿量は正常な場合(頻尿、尿閉)があります。




腎臓でつくられる尿量は正常で、1日の排尿回数だけが異常に多い場合をいいます。
 たびたび尿意がおこってトイレへいくのですが、排尿量がいつも少ないのが特徴です。
 尿道炎、膀胱炎などの尿路の感染症のときにおこります。尿路に炎症があると、それが刺激となってたびだひ尿意をもよおすのです。
 入学試験や就職試験などの直前になって、尿意を感じてしばしばトイレへ行きたくなる神経的なものもあります。
 また、夜寝ている間に2回以上排尿のため起きるようであれば、これは夜間頻尿といって、前立腺肥大症などの原因による頻尿と考えられます。

多尿は体内の状況とは関係なく、腎臓が異常に多量の尿をつくってしまう場合をいいます。
 1日の排尿回数が増えますが、1回の排尿量もいつも多いのが特徴です。
 腎臓病では、腎不全の状態が長く続いているときにおこります。
 水分などを再吸収する機能が低下するために、尿量が増えるのです。
 腎臓病以外で多尿になる代表的な病気は糖尿病ですが、副腎や下垂体の病気でもおこります。
 下垂体の病気の場合、水を飲むとすぐに尿となって排泄されてしまうために、1日10リットル以上もの尿量となる尿崩症がおこることがあります。

乏尿・無尿は腎臓でつくられる尿量が異常に少なくなった場合をいいます。
 1日の尿量が、300~400ml以下になるものを乏尿、50~100ml以下になるものを無尿といいます。1日の排尿回数も、1回の排尿量もいつも少ないのが特徴です。
 腎臓病では、急性腎炎、ネフローゼ症候群などでおこります。腎実質の尿をつくる機能が低下するために、尿量が少なくなるのです。
 また、脱水、ショック、心不全などで、腎臓へ流れてくる血液の量が減少したときにもおこります。

尿閉は腎臓でふつうに尿がつくられて膀胱まできているのに、尿道から排尿できない場合をいいます。
 排尿しようとしてもぽたぽたと出るだけだったりして、尿が出てきません。そして、本人は、七転八倒の苦しみです。
 尿道狭窄、尿道結石、前立腺肥大症による尿道の圧迫などで、尿道に尿が通りにくくなる通過障害があるとおこります。
 また、脳卒中などが原因でおこった脳の障害の部位によっては、膀胱に尿がたまったことを脳が感知できずにおこることもあります。


 東洋医学研究所®の井島鍼灸院(岐阜市)では、排尿障害に対して鍼治療を施し、尿量や排尿回数を正常にするための治療をさせて頂いております。
 さらに、排尿障害を改善するための適切な生活指導もさせて頂いております。
 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

間質性膀胱炎とは?
 間質性膀胱炎とは、細菌感染を伴わない、慢性の膀胱炎症です。トイレが近い(頻尿)、尿が我慢できない(尿意切迫感)、少しでも尿がたまるとトイレに行きたくなる(尿意亢進)、膀胱が痛い(膀胱痛)などの症状を起こす病気です。
 中高年の女性に多くみられますが、男性にも決してまれではありません。これまでは、かなりまれな疾患と思われていたので、診断が遅れてしまうことがありました。しつこい膀胱の痛みやトイレが近い状態には、この病気を考える必要があります。

原因は?
 原因はよくわかっていません。有力な説には、膀胱の粘膜(膀胱の内側をおおっている細胞)に問題があって、尿がしみ込んでくることが原因とされています。膀胱の粘膜に問題が起こる理由については、機械的刺激、アレルギー性、免疫学的、精神的なストレス、感染、環境等多くの要因が関与していると考えられています。

症状は?
 間質性膀胱炎は患者によって様々な症状があります。尿が近く、トイレに行ってもスッキリしない、少しでも尿がたまるとトイレに行きたくなる、我慢していると不快感から痛みを感じます。ひどくなると、いつも膀胱あたりが痛むようになります。痛む部位は膀胱、骨盤周囲、下腹部、大腿部等患者により千差万別です。トイレに何度も行く、夜も眠れない、痛みが続くというようなことから、生活に大きな支障が生じます。

 尿や膀胱の検査でも異常がないことが多いため診断が遅れたり、通常の膀胱炎のように抗生物質で症状が改善しないため、さらに精神的な不安が高まり、心理的につらい思いをしている人も多いようです。

日常生活のワンポイントアドバイス
 飲食物(アルコール、コーヒー、たばこ等)により症状が悪化することがあります。刺激物をとらないような配慮が必要です。
 過労や精神的ストレスも症状を悪化させることがありますので十分な休養をとることと、ストレスをためないことが大切です。


 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、膀胱炎に対して長年にわたる治療経験と多くの医学情報を基に、統合的制御機構の活性化を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
 さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善について指導させて頂いております。

 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

リンク 間質性膀胱炎

膀胱炎とは?
 膀胱に炎症を起こす病気です。女性に多くみられ、幼児期に比較的多い他に、特に妊娠可能な年齢でよく起こります。膀胱炎を繰り返し起こす女性もいます。男性の膀胱炎は女性ほど一般的ではありません。
 膀胱炎の多くは、治りやすい急性膀胱炎ですが、時に慢性膀胱炎の型のこともあります。





症状は?
 排尿の回数が多くなり、排尿の後にすぐに尿意をもよおす頻尿が昼夜の別なく起こり、排尿時に焼けつくような痛みを感じます。また、尿が出きらないで残っている感じ(残尿感)がしたり、濁った尿の出ることが多く、排尿の終わりに血液がにじんだりすることがあります。
 排尿とは関係なく腹腔部(下腹)が痛んだり重苦しい痛みを感じたりすることもあります。

原因は?
 急性膀胱炎の原因としては、大腸菌やぶどう球菌などの細菌が膀胱粘膜に感染して起こるものが最も多いです。女性は男性に比べると尿道が短く、細菌のいる膣や肛門と尿道との距離が近いことなどから膀胱炎を起こしやすいといわれています。
 その他、摂取した薬剤や食物による刺激などの物理化学的刺激が原因となるものや、膀胱の粘膜にアレルギー反応が起こることが原因となる膀胱炎があります。
 慢性膀胱炎を原因別に分類すると、結核菌感染による膀胱炎、感染の形跡を伴わず原因不明の間質性膀胱炎、膀胱粘膜に袋状の病変が発生する嚢胞性膀胱炎、真菌(かび)の感染による真菌性膀胱炎などがあります。
 さらに、精神的なストレスや、過労、無理なダイエットなどで体力が落ちているときは特に膀胱炎を発症しやすいといわれています。


 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このような膀胱炎に対して全身の調整と、局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
 また、膀胱炎の状態に合わせた生活指導もさせて頂いております。

 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

2011.12.13更新

ネフローゼ症候群とは?
 腎臓は、糸球体で血液を濾過して、不必要な成分は尿として捨て、必要な成分は尿細管で再吸収して血液に送り返すという仕事を行っています。
 この糸球体と尿細管を合わせてネフロンと呼んでいます。
 ネフローゼ症候群は糸球体に起こった障害のために、多量のタンパク質が濾過されてしまい、尿細管の再吸収が間にあわなくなって、大量(1日3.5g以上)のタンパク質が尿と一緒にもれ出てしまう病気です。
 多量のタンパク尿が続くと、血液中のタンパク質が少なくなる低タンパク血症(血液中の血清総タンパク量が6.0g以下)になり、コレステロールが多くなって、高コレステロー血症になります。また、血管から水や電解質がもれ出て、これが皮下にたまり浮腫(むくみ)も起こってきます。



原因は?
 ネフローゼ症候群は、糸球体の障害によって起こるのですが、糸球体に起こった障害の原因が分からないものが原発性ネフローゼ症候群で、いちばん多く、特に子供はほとんどが原発性です。
 成人の場合は約半数が急性腎炎と慢性腎炎から起こります。年齢が増すにつれて、ループス腎炎(全身性エリテマトーデスの腎病変)や、糖尿病性腎症、痛風などの原因による、続発性ネフローゼ症候群が増えてきます。

目で見てわかる症状はむくみです。
 血液中のタンパク質が、多量に尿中にもれ出してしまうと、血液中のタンパク質濃度が低下し、血管内の膠質浸透圧が周囲よりも低くなります。
 そのために、血液中の水と塩類が血管外に出て、血管内と周囲の浸透圧を同じに保とうとします。血管外へもれ出た水や塩類は、組織と組織の間にたまりますが、これが皮下におよんでむくみとなるのです。
 初期は、まぶたがむくむ程度なので見逃しやすいですが、足にむくみが出て靴がはきにくくなったり、靴下のあとが消えなかったりして気づくことがあります。
 さらにひどくなると、腹水、胸水、咳、痰、呼吸困難などが起こります。また、むくみが急速に起こってくるときには尿量が減り、乏尿や無尿になることもあります。


 東洋医学研究所®グループの井島鍼灸院(岐阜市)では、このようなネフローゼ症候群に対して全身の調整と症状の改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
 
 是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。

投稿者: 井島鍼灸院

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