第31回公益社団法人生体制御学会学術集会
日 時:平成25年9月1日(日)
会 場:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館 (図書館)3階 さくら講堂
上記学術集会で、一般公演として生体防御免疫疾患班を代表して「花粉症に対する鍼治療効果の検討 5年間のまとめ-男女別・年齢別の花粉症症状・鍼治療効果の検討―」を発表させて頂きます。
2013.08.03更新
第31回公益社団法人生体制御学会学術集会のご案内
第31回公益社団法人生体制御学会学術集会
開 催 要 項 プログラム
主 催:公益社団法人生体制御学会
後 援:愛知県 名古屋市 中日新聞社 (公社)全日本鍼灸学会
(一社) 愛知県鍼灸マッサ-ジ師会
(公社) 岐阜県鍼灸マッサ-ジ師会
(社) 岐阜県鍼灸師会 (一社) 三重県鍼灸マッサ-ジ師会
鈴鹿医療科学大学 中和医療専門学校
学校法人専門学校名古屋鍼灸学校
トライデントスポーツ医療看護専門学校 名古屋医専
名古屋医健スポーツ専門学校
日 時:平成25年9月1日(日)
会 場:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館 (図書館)3階 さくら講堂
内 容:
教育講演 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「筋肉の痛み、筋膜の痛み」
講師:名古屋大学環境医学研究所 神経系分野Ⅱ
助 教 田口 徹
司会:公益社団法人生体制御学会 理 事 甲田久士
市民公開講座ポスター
特別講演 市民公開講座・ (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「各種環境変化に対する自律神経活動の変化」
講師:愛知医科大学医学部生理学講座 教 授 岩瀬 敏
司会:(公社)生体制御学会 名誉会長 黒野保三
一般口演(6題)
参加費:会員・後援団体会員 4,000円
学生会員 2,000円 (団体学生 500円)
会員以外 6,000円 学生会員以外 4,000円
☆市民公開講座 参加費無料
学術集会事務局:公益社団法人生体制御学会事務所
〒464-0848 名古屋市千種区春岡2-23-10
TEL(052)751-9144 FAX (052)751-8689
開 催 要 項 プログラム
主 催:公益社団法人生体制御学会
後 援:愛知県 名古屋市 中日新聞社 (公社)全日本鍼灸学会
(一社) 愛知県鍼灸マッサ-ジ師会
(公社) 岐阜県鍼灸マッサ-ジ師会
(社) 岐阜県鍼灸師会 (一社) 三重県鍼灸マッサ-ジ師会
鈴鹿医療科学大学 中和医療専門学校
学校法人専門学校名古屋鍼灸学校
トライデントスポーツ医療看護専門学校 名古屋医専
名古屋医健スポーツ専門学校
日 時:平成25年9月1日(日)
会 場:名古屋市立大学医学部総合情報センター川澄分館 (図書館)3階 さくら講堂
内 容:
教育講演 (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「筋肉の痛み、筋膜の痛み」
講師:名古屋大学環境医学研究所 神経系分野Ⅱ
助 教 田口 徹
司会:公益社団法人生体制御学会 理 事 甲田久士
市民公開講座ポスター
特別講演 市民公開講座・ (公社)全日本鍼灸学会認定指定研修C講座
「各種環境変化に対する自律神経活動の変化」
講師:愛知医科大学医学部生理学講座 教 授 岩瀬 敏
司会:(公社)生体制御学会 名誉会長 黒野保三
一般口演(6題)
参加費:会員・後援団体会員 4,000円
学生会員 2,000円 (団体学生 500円)
会員以外 6,000円 学生会員以外 4,000円
☆市民公開講座 参加費無料
学術集会事務局:公益社団法人生体制御学会事務所
〒464-0848 名古屋市千種区春岡2-23-10
TEL(052)751-9144 FAX (052)751-8689
投稿者:
2013.08.02更新
痛みに対する治療
東洋医学研究所の黒野保三先生には、毎月1回けんこう新聞を発刊して頂いています。
その中で福田裕康先生が担当されている「シリーズ東洋医学」を紹介させて頂きます。
今回は平成25年8月1日に発刊された第27刊けんこう新聞から、「痛みに対する治療」です。
鍼灸院を訪れるきっかけはどのような疾患が多いでしょうか?
それは、腰痛、膝痛、肩痛などの痛みの病気ではないでしょうか。
それも、どちらかというと、痛めてすぐ治療にかかるというよりは、いろいろな治療を受けてから受診するケースがみられます。
もちろん鍼灸治療が痛めてすぐの治療ができないというわけではありません。
というよりむしろ得意な分野であると思うのですが、現状はそうなっていない場合が見受けられます。
では、なぜそうなっているかと考えたときに痛みには急性と慢性に違いがあると考えられるからです。
医学の進歩によって急性の痛みに対する薬はあり、その処方によって痛みが軽減することは否定されるべきものではありません。
しかし同様な薬が慢性の痛みに対しても十分な効果を発揮するかというと、疑問な点が残ります。
そこで、慢性の痛みをもった患者さんが鍼灸治療の門をたたいていると思われるわけです。
ここで、痛みについて考えてみます。
痛み自体は決して悪いものではなく、人体に何らかの異常が起きていることを示す警告信号としての働きをしています。しかし、この痛みが悪循環を起こして、痛みが痛みを呼ぶような状態になってしまうことがあります。
これをいわゆる慢性痛あるいは難治性疼痛と呼びます。この仕組みを簡単に説明しますと、ある部分に痛みがずっとある時、通常では起きない神経が興奮してしまって、最後には血のめぐりが悪くなってしまいます。
そして血のめぐりが悪くなることによって、さらに痛みが強くなることが続くのです。
鍼灸治療によってこの悪循環の過程を断ち切れる可能性は、臨床の現場からは数え切れないほど報告されております。
また、それ以上に重要なことは慢性痛に移行させないことであり、この部分でも鍼灸治療の有効性が示唆されています。
鍼灸治療の根本を見極めていくことが、慢性痛だけではなく急性痛のときの最初の治療の選択肢になりえる可能性があります。
その中で福田裕康先生が担当されている「シリーズ東洋医学」を紹介させて頂きます。
今回は平成25年8月1日に発刊された第27刊けんこう新聞から、「痛みに対する治療」です。
鍼灸院を訪れるきっかけはどのような疾患が多いでしょうか?
それは、腰痛、膝痛、肩痛などの痛みの病気ではないでしょうか。
それも、どちらかというと、痛めてすぐ治療にかかるというよりは、いろいろな治療を受けてから受診するケースがみられます。
もちろん鍼灸治療が痛めてすぐの治療ができないというわけではありません。
というよりむしろ得意な分野であると思うのですが、現状はそうなっていない場合が見受けられます。
では、なぜそうなっているかと考えたときに痛みには急性と慢性に違いがあると考えられるからです。
医学の進歩によって急性の痛みに対する薬はあり、その処方によって痛みが軽減することは否定されるべきものではありません。
しかし同様な薬が慢性の痛みに対しても十分な効果を発揮するかというと、疑問な点が残ります。
そこで、慢性の痛みをもった患者さんが鍼灸治療の門をたたいていると思われるわけです。
ここで、痛みについて考えてみます。
痛み自体は決して悪いものではなく、人体に何らかの異常が起きていることを示す警告信号としての働きをしています。しかし、この痛みが悪循環を起こして、痛みが痛みを呼ぶような状態になってしまうことがあります。
これをいわゆる慢性痛あるいは難治性疼痛と呼びます。この仕組みを簡単に説明しますと、ある部分に痛みがずっとある時、通常では起きない神経が興奮してしまって、最後には血のめぐりが悪くなってしまいます。
そして血のめぐりが悪くなることによって、さらに痛みが強くなることが続くのです。
鍼灸治療によってこの悪循環の過程を断ち切れる可能性は、臨床の現場からは数え切れないほど報告されております。
また、それ以上に重要なことは慢性痛に移行させないことであり、この部分でも鍼灸治療の有効性が示唆されています。
鍼灸治療の根本を見極めていくことが、慢性痛だけではなく急性痛のときの最初の治療の選択肢になりえる可能性があります。
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