
最近も、続けて3人の患者さんが、それぞれ2回、2回、3回の治療で治られました。
帝王切開になると体の負担が大きくなりますので、できれば自然に出産したいという思いは切実だと思います。
このホームページの逆子治療のところで紹介させて頂いていますが、
鍼灸治療は、至陰という経穴(ツボ)を使用します。
妊娠7ヶ月では、胎児がよく動くため再度逆子になってしまうことがあり、8ヶ月~9ヶ月が治療の時期としては適しています。
9ヶ月を過ぎると胎児が大きくなっているので子宮の中で回転するのが困難になり治療が難しいといわれています。
.逆子に対する鍼灸治療の効果についての報告は、(社)全日本鍼灸学会の学術大会でも行われています。
藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院の川瀬らの報告では、至陰の他に三陰交と湧泉という経穴(ツボ)を使った灸による治療効果について矯正率95.9%と報告しています。
東洋医学研究所(R)グループでも、逆子に対する鍼灸治療をさせて頂いていますが、時期的な問題など特殊な場合を除いて、ほとんどよい結果が得られています。
さらに鍼灸治療により出産に対する不安をやわらげ、安産に導くことができると考えます。
是非、副作用のない鍼灸治療を受けられることをお勧め致します。