井島鍼灸院ブログ

2022.10.26更新

☆令和4年度第3回Web講習会案内 (生体制御学会HPへリンク)

日 時:令和4年11月6日 第1日曜日
会 場:生体制御学会事務所より配信(東洋医学研究所R 3階)
名古屋市千種区春岡2-23-10
開催方法:Zoomによるオンライン配信

講習会の聴講にはミーティングIDとパスコードが必要となります(会員用ページ内にて確認できます)。生体制御学会会員の方は申し込み不要です。会員外で聴講を希望される方は事前申し込みが必要となりますので、案内のQRコードから申し込み下さい。

科目・講師
☆ AM 9:00~10:30
「基礎生理学3」
 愛知医科大学客員教授(神経内科)
 岩瀬 敏 先生

☆ AM10:40~12:10
「情動が変容する疾患」
 名古屋大学環境医学研究所生体適応・防御研究部門脳機能分野教授
 澤田 誠 先生

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.10.09更新

現在、頼りになる5名のスタッフに助けて頂いております。

そして、どの治療時間にも必ず女性スタッフに勤務して頂いております。 

 

980男スタッフ

 

2名は鍼灸学校の学生さんです。

明るく楽しく、患者さんに対しては親切・丁寧をモットーに頑張って頂いております。

とても優しいスタッフばかりですので、安心してご来院下さい。

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.09.11更新

令和4年8月28日(日)に名鉄グランドホテル11階「柏の間」において、恩師である黒野保三先生(令和3年9月27日ご逝去、享年92歳)の偲ぶ会が開催されました。

黒野先生を偲ぶ会の祭壇

 

私も発起人の一人として準備のお手伝いをさせて頂きました。

黒野保三先生のご家族をはじめ多くの方々にご協力・ご参加頂くことができ、あたたかくなごやかな偲ぶ会になりましたこと、心から感謝申し上げます。

これもひとえに、黒野保三先生の途方もなく大きな力のお蔭と、静かに感動・感謝致しました。

詳しい内容は、公益社団法人生体制御学会ホームページブログをご覧下さい。 

生前、黒野先生が主催された行事はことごとく天気が良くなり、奇跡的にタイミングが合い、素晴らしい人に恵まれました。

今回もこのような時期に、ピンポイントで様々な条件が揃い、多くの方々に普通では考えられない様なご尽力を賜りました。

情熱を持って積極的に生ききることの大切さを、改めて教えて頂きました。

弟子入りさせて頂けたことが人生最大の幸運だと、いつも心より感謝しております。

その恩返しの意味でも黒野保三先生の生涯については、できるだけ多くの方にお伝えしていかなければならないと考えております。

今後、このブログで詳しくご紹介させて頂きたいと思います。

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.08.19更新

楽しい気持ちでいることに、少しこだわってみたいと思います。

体の調子をよくすることに、できるだけ時間をかけたいと願います。

症状が出たとき調子を戻すために、もう少し工夫をしたいと感じます。

あまり考える機会がなかったかもしれません。

ちゃんと教えてもらった記憶もないかもしれません。

すごく怒られたとき、どうしたらいいのか。

どうやってご飯を食べたら、寝たら、お風呂に入ったら体の調子が良くなるのか。

心が、体が、辛くなったとき一番初めにすることは、「自分の治す力を信じ、大丈夫と声を出すこと」かもしれません。

大事なことは何なのか。

人それぞれ、健康でいるための試みは違っていいと思います。

自分で考えて行動し、現実を幸せにしたいと祈ります。

 

そして、困ったときは鍼治療をお勧めします。

是非、お問い合わせ下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2022.08.02更新

朝のひととき、楽しく優しい気持ちで頭の中をいっぱいにしましょう。

できるだけその状態を維持します。

そして理不尽なことで罵倒され、怒りや悲しみで頭がいっぱいになりそうなその時、

朝のひとときの楽しく優しい気持ちを思い出す練習をしましょう。

眼の前で起こっていることに、頭のすべてを持っていかれないようにします。

急に人生すべてが変わるわけではないはずです。

どんなに相手が理不尽であろうが関係ありません。本当の意味で、直接影響を与えることはできません。

絶対に心や体に対するダメージを調整できます。朝の習慣が役に立つはずです。必ず誰にでもできると信じます。

 

もし良かったら、試してみて下さい。

そして、うまくいったら子供たちに伝えて頂けると幸いです。

 

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.07.29更新

少し早起きして、陽の光を浴びます。

太陽、地球を相手に、ニッコリ笑う練習をします。

患者さんやスタッフ、仲間、家族を想像し、ありがとうと言う練習をします。

思いっきり息を吐き、深呼吸をします。

掃除をして体を動かします。

今できることをしたいと思います。

楽しく、優しくなれると信じます。

 

もし良かったら、試してみて下さい。

そして、うまくいったら子供たちに伝えて頂けると幸いです。

 

 

 

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.07.19更新

社会情勢や気候がとても不安定に感じられる今日このごろですが、いかがお過ごしでしょうか。

こんな時に特に大切なのは、体の状態を良く保つことです。

そのためには、楽しい気持ちでいること70% 良い食事15% 良い生活習慣15%といったところでしょうか。

今日は良い食事に関連して、最近自分で作り始めたぬか漬けの紹介をさせて頂きます。

私、めんどくさいことは続かないので、何かいい方法はないかと探していたところ、祇園ばんやの無農薬、無添加ですでに調整されているぬか床が見つかりました。

ちょうどいいサイズのホーローの容器にぬか床を入れ、きゅうりやなす、大根などを入れるだけです。

野菜の種類によってどのくらいの時間漬けておくか、水分調整、かき混ぜるなどの注意点はありますが、簡単でとても美味しいです。

一度、試してみてはいかがでしょうか。

投稿者: 井島鍼灸院

2022.06.20更新

黒野保三先生は早野順一郎先生と自律神経について共同研究をされ、2011年に『オートノミックニューロサイエンス誌』に『膻中穴への鍼刺激は、心拍変動における心臓迷走神経成分を増加させ、中庭穴では増加しない』と題して経穴特異性を報告されました。この研究は、人における自律神経活動の客観的使用し、得気を生じさせない筋膜上圧刺激の自律神経への影響を報告したはじめての論文になります。

Kurono Y, Minagawa M, Ishigami T, Yamada A, Kakamu T, Hayano J.Acupuncture to Danzhong but not to Zhongting increases the cardiac vagal component of heart rate variability. AutonNeurosci. 161. 116-120 : 2011
(膻中穴への鍼治療は、心拍変動における心臓迷走神経成分を増加させ、中庭穴では増加しない)

 

膻中 中庭

 

 鍼刺激による生体の反応は、数cm違う経穴で変化することを証明して頂きました。

そして、正しい経穴(ツボ)の位置に、適切な鍼刺激をすることの重要性を再認識させて頂きました。

東洋医学研究所グループでは、黒野保三先生のご指導のもと、正しい経穴の位置を素早く探り当てる練習をさせて頂きました。

今、技術と知識に基づいた真の東洋医学・鍼治療の必要性が再び急激に高まっています。

本当に健康、幸せになるためにはどうすべきなのか、黒野先生がずっと探究されていた真実が世の中に広がり始めました。

絶対に健康で幸せになれるはずです、日本の皆様、目を覚まし行動して下さい。

 

 

 

 

 

投稿者: 井島鍼灸院

2022.06.02更新

師匠 黒野保三先生の著書  長生き健康「鍼」 P20~23の内容をご紹介します。

 鍼灸医学は東洋医学の一部門ですから、人の健康についての基本的な考え方は鍼灸医学も東洋医学も共通しています。東洋医学には主に三つの部門があると考えると分かりやすいでしよう。
第一に養生。東洋医学では養生を踏まえた生活習慣の整備もまた立派な治療であると考えています。
第二に物理療法(物理的刺激による治療法)としての鍼灸医学。これは体表のッボ(経穴)と呼ばれる箇所に緘や灸による刺激を与える治療です。
第三に化学療法・薬物療法としての漢方医学。これは、自然界に存在する薬用植物などを活用する治療です。
これらのアプローチはいずれも、人体に本来備わっているバランスを維持しようとする働きを活性化して自然治癒力を高めます。それによって、未病治と長寿、ならびに病気からの回復がなされるのです。
 東洋医学は今でこそ、西洋医学の手が届かない部分を補う医療として、代替医療(西洋 医学以外の医療を総称する言葉)の一部門として位置づけられていますが、元々、日本で は東洋医学を行う者こそが「医師」であり、本来であれば「鍼灸医師」と呼ばれるべき存在です。
そこで私は、それを業とする者は今でも医師としての自覚と責任感を持つて治療に当たるべきだと考えています。
 ここで、日本における鍼灸医学の歴史を簡単に振り返ってみましょう。
鍼灸医学が日本に持ち込まれたのは、3世紀初頭の神功皇后による朝鮮半島との交流がその最初であり、5世紀には允恭天皇が新羅から鍼医師の徳来を招いたことで本格的な普及が始まりました。
それからの約1600年間、鍼灸医学をはじめとする東洋医学は日本の医療を一手に担い、日本人の健康と長寿を守ってきました。特に、室町・江戸時代には鍼灸大学で鍼博士の資格を取得した人がたくさん活躍していたのです。このことからも、鍼灸医学は決して民間療法として分類すべきではないということが理解できると負います。
ところが、その後、江戸末期から明治時代にかけて西洋医学が急速に普及したことで 「医師取締法」という法律ができ、医師になるには西洋医学を学んで国家試験に合格しなければならないということになりました。つまり、それまでの鍼灸医師は医師ではないというのです。そこで、今では我々は「鍼灸師(はり師・きゆう師)」と名乗らなければな りません。
しかし、それでも私たちは鍼灸医師という自覚を持ち、また、その自覚を忘れてはならないと思います。法的には医師でないとしても、その双肩にかかる責任の重さは西洋医学の医師と同等かそれ以上であるからです。

今、時代が再び変わろうとしているように感じます。

本当に健康、幸せになるためにはどうすべきなのか、黒野先生がずっと探究されていた真実が世の中に広がり始めました。

食と医療に疑問を持って下さい。もっと言えば、教育、歴史、科学、政治、情報の真実を今一度確認して下さい。

絶対に健康で幸せになれるはずです、日本の皆様、目を覚まし行動して下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2022.05.21更新

 師匠 黒野保三先生の著書  長生き健康「鍼」 P59~61の内容をご紹介します。

「西洋医学と異なる人体へのアプローチ

 鍼灸医学の診察法は「望」「聞」「問」「切」の四種類に大別され、これらをまとめて 「四診法」と呼んでいます。診察のための器具や機器などがなかった時代に生まれた鍼灸医学では、鍼灸師が五感に よって病気の兆候を確認し、陰陽・虚実の判定や病邪(病気を引き起こしている邪気)の 所在を明らかにし、治療方針を決定してきました。

 これを時代遅れと考える人もいるかもしれませんが、西洋医学の検査で見落とされるよ うな異変を鍼灸診療で早期に見つけることがあるのも事実です。ここでは、鍼灸医学と西洋医学とでは人体へのアプローチの仕方が異なるのだと理解してみてください。

 まず、「望診」について説明しましょう。望とは望む・見るという意味で顔色や皮膚の 色調、目や髪や爪の状態、姿勢や行動の様子などを観察します。また、「舌診」という舌 の状態から臓腑の調子を推測する鍼灸医学ならではの診察法もここに含まれます。

 次に「聞診」です。これは耳で聞くことによる診察ですが、西洋医学のように聴診器を用いることはなく、直接耳に聞こえる兆候を対象としています。具体的には、声の大小や ひびき、呼吸音、体臭や口臭、腹部が鳴ったり胃の中の水がチャプチャプと音を立てる様 子などを観察します。

「問診」は西洋医学と同じく患者への質問によって自覚症状を聞き出すものですが、鍼灸医学独自の考え方に基づいているため、質問内容はかなり違ってきます。鍼灸医学では発埶ひとつをとっても、微熱・大熱・往来寒熱・身熱・潮熱・悪熱・煩熱・湿熱・瘀熱と分類 されており、そのうちのどれに当たるのかを判別できるような仕方で患者に質問しなけれ ばならないのです。

「切診」は鍼灸師が患者に対して直接手を触れて診察する方法のことで、代表的なものに 「脈診」「腹診」「背診」「切経」があります。そのうち脈診は鍼灸医学の診察法の中で最も 重要で、人の生命現象の源とされる気血をはじめ、陰陽・虚実の状態を直接認知するため の方法です。
 一方、腹診は腹部の触診(触れることによる診察)、背診は背中の触診、切経は気の通 り道とされる経絡やッボ(経穴)への触診をそれぞれ指しています。」

 

検査機器に頼ることにより、かえって診えなくなることがあります。

感覚を研ぎ澄ますことにより、診えるようになることがあります。

日常の生活から精進してまいります。

 

投稿者: 井島鍼灸院

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