
(研究部の生体防御免疫疾患班の班長をさせて頂いる関係です。)
2月5日(日)に行われた第257回(社)生体制御学会定例講習会の中でも、癌、関節リウマチ、エイズについてご紹介させて頂きました。
癌は、免疫担当細胞の目をくらましたり、弱らせたりして増殖します。
関節リウマチは、自己免疫疾患としての側面、慢性炎症としての側面、腫瘍のような病気としての側面の3つの側面を持っています。
また、サイトカインであるTNF-α、IL-1、IL-6,IL-8、IL-17や、転写因子NF-κBが関与していることや、新しい検査の指標として抗CCP抗体があります。
エイズについては、HIVウイルスは免疫の重要な司令塔であるヘルパーT細胞を攻撃します。
以上のような内容について、できるだけ分かり易くご紹介させて頂きました。
(社)生体制御学会の会員の先生方や、(社)生体制御学会研究部の生体防御免疫疾患班の班員の先生方は、このような勉強を日頃からされております。
体のことについては安心してご相談下さい。