井島鍼灸院ブログ

2012.07.10更新

東洋医学研究所®HPの中で河瀬美之先生が書かれたコラム「腰痛と鍼治療 -あなたの腰痛はどんな腰痛ですか-」を参考に腰痛のタイプを見分ける方法について説明させて頂きます。

あなたの腰痛に対する症状を3つに分類しました。

①下の物を取る時に痛い
②体を左右に傾ける時や後ろにそらす時に痛い
③長時間立っている時や座っている時に痛い
 どの症状があるかをチェックして下記の質問にお答え下さい。

 なお、複数の症状がある場合、あてはまる症状に対する質問に答え、最後のタイプをご確認下さい。

                 下のものを取る時につらい




体を左右に傾ける・後ろにそらす時に痛い     長時間立っている・座っている時に痛い




今回ははタイプ5 変形性腰椎症   タイプ6 股関節疾患による腰痛です。

タイプ7 坐骨神経痛

 ここでいう坐骨神経痛はひとつの症状で、タイプ4~6まで幅広く存在するため、その鑑別には症状のみでは判断できず、徒手検査などを中心に考えないと分類できないものです。

 圧迫しているものが何かを追及することが重要ですが、最新医療機器(CT、MRIなど)を駆使してもわからないものが多いため、慎重に診断してゆく必要があります。

タイプ8 椎間関節性腰痛

 椎間関節は背骨の後方に位置し、後ろにそり返る動きを制限したり、腰の回しの動きをスムーズにしてその角度を制限している関節です。

 無理な動きや負荷がかかることによって関節面はざらざらになったり炎症や変形を起こし、動かすことにより痛みが出てきます。

注意点

①タイプ2の椎間板性腰痛と合併して起こることがあり、この場合、腰を曲げたり伸ばしたりの両方で痛くなります。

②鍼治療により痛みが多少でもやわらいだら少しずつ動かしてゆきましょう。

③腰の骨の不安定性が出てきますので、腰の筋力増強を目的とした腰痛体操や軽い散歩を行う必要があります。

④鍼治療は長期間を必要とする場合や14回ほどで楽になる症例もあります(いかに適確に腰の筋力を鍛えるかにもかかわってきます)。

投稿者: 井島鍼灸院

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