
師匠の黒野保三先生や、財団法人聖路加国際病院理事長の日野原 重明先生の日常生活を拝見すると、そのバイタリティーに驚き、どうして長年にわたり続けらえるのか不思議にさえ感じます。
東京都老人総合研究所の下仲順子先生は、百歳の方を対象に性格の調査研究をされています。
この点について山梨医科大学の渋谷昌三教授も「長寿者はその性格からすると、四計に従って、それを実行してきた人たち。身体が健康であることのほかに、充実感のある人生を計画的に生きることが長寿の源泉」と語ります。
四計とは「一日の計」「一年の計」「一生の計」「一家の計」をいいます。
いずれも始めが肝心で、しっかり計画を立て、着実に実行することにより得られる充実感が、長寿の大きなポイントということでしょう。
常に目標を持ち計画的に生きることで長寿を保ち、人や社会に貢献していきましょう。
私自身も努力していきたいと思います。
参考文献 倫理研究所 「職場の教養」