
明るさを失うと心が鈍り、気おくれして決断力が鈍ってしまいます。これではうまくゆく事も失敗します。
ともかく人は物事が順調に進んでいるときには明るくなり、壁やトラブルに出合ったときには暗くなりがちですが、実は逆で、順調の時には慎重に行動し、逆風の時にこそ、それを乗り越える明るさを持たなくてはならないのです。
患者様からクレームを頂戴した時や師匠に叱られたときなど、「また失敗してしまった」意気消沈するのと、「至らない点を教えていただき、ありがとうございます」と笑顔で受け止めるのとでは、自ずと結果は違ってきます。
明るい心を持つためには①目覚めたらサッと起きる ②元気よくあいさつする ③気づいたらすぐ実行する などの実行が効果的です。
私自身も、どんなときでも明るさで、周囲を照らせる人間になりたいと思います。
参考文献 倫理研究所 「職場の教養」