花粉症の症状をできるだけ軽く抑えるための予防方法と治療方法として鍼治療が考えられます。
花粉症症状に対しての鍼治療効果に関する研究については、黒野保三先生のご指導のもと、私が班長をさせて頂いている生体防御免疫疾患班により、第55回~61回(社)全日本鍼灸学会学術大会において報告させて頂きました。
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討
-2005年スギ花粉飛散期の動態調査-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討
-スギ花粉飛散期における鍼治療効果の検討-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討(第2報)
-スギ花粉飛散期における鍼治療効果の検討-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討(第3報)
-スギ花粉飛散期における鍼治療効果の検討-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討(第4報)
-2008年スギ花粉飛散期における検討-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の検討(第5報)
-2009年スギ花粉飛散期における検討-
・アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の1症例
・鍼灸院における花粉症患者の実態調査
・花粉症に対する鍼治療効果の検討 5年間のまとめ (1)
-花粉飛散数と花粉症症状・鍼治療効果の関係-
・花粉症に対する鍼治療効果の検討 5年間のまとめ(2)
-男女別の花粉症症状・鍼治療効果の検討-
これらの研究では、花粉症症状に対する鍼治療の有効性について、日本アレルギー性鼻炎QOL調査票(JRQLQ)を指標とし検討したところ、鼻・眼の症状やQOL質問項目、総括的状態において有効であったことを報告しました。
また、花粉症の主な症状である眼のかゆみや鼻づまりに対しては、太陽穴、迎香穴といった顔にあるツボも使用することがあります。痛みはありませんのでご安心ください。
鍼治療と適確な生活指導を組み合わせることにより、花粉症症状を予防し、さらに発症した症状を緩和することができると考えます。
是非、副作用のない鍼治療をお試しください。
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