井島鍼灸院ブログ

2013.11.01更新

東洋医学研究所の黒野保三先生には、毎月1回けんこう新聞を発刊して頂いています。

その中で福田裕康先生が担当されている「シリーズ東洋医学」を紹介させて頂きます。

今回は平成25年11月1日に発刊された第30刊けんこう新聞から、「私は変わったの」です。


患者さんを治療していると良くなってきたと感じることや、患者さん自身から良くなってきましたと言っていただけることがあると思いますが、実際にどのくらいの数の人がどのようなことを言っているかを問われても答えられる人はそうはいないと思います。

そこで、鍼治療を受けられた患者さんがどのようになったのか、その患者さんが他の人からどのように評価されるようになったのかを知るために調査しました。

平成元年から三年までの三年間に東洋医学研究所に来院された約三00人について黒野保三所長がアンケート調査を実施しました。

最初に患者さん自身がどのように変わったかという項目についての解答のうち上位五番目までを紹介します。
一、健康に自信がつき体が軽く、調子が良い等(21例)
二、食欲が出てきた。食事がおいしくなった等(17例)
三、やる気が出て、よく仕事ができるようになった等(17例)
四、疲れにくくなり、寝起きが良くなった等(16例)
五、よく眠れる。寝つきが良く、ぐっすり眠れる等(15例)があげられました。

次に他の人からどのようにみられるようになったかという項目の上位五番目までを紹介します。
一、元気になったと言われた等(8例)
二、表情が明るく生き生きとしてきたと言われた等(7例)
三、身体や歩き方がしっかりしてきたと言われた等(6例)
四、若返ったと言われた等(5例)
五、顔色が良くなったと言われた等(5例)があげられました。

これを見ますと、実にさまざまな健康的作用が発揮されていることが分かります。

つまり、鍼治療は鎮痛作用を発揮させるだけではなく、どのような疾患においても生活の質の向上という観点からみれば対応できるということになります。

また、それを発展させていけば、健康管理や予防に重点をおいていくことも可能となります。
(文責福田裕康)

投稿者: 井島鍼灸院

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