
アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる要因としては、ハウスダストや食物などのアレルゲンのほか、「手でかくこと」「ストレス」「発汗」「気候の変化」などさまざまなものがあります。
何が悪化させるかは、患者さんによって異なります。また、多くの場合は、こうした要因が複合的に働いて症状を悪化させると考えられています。かゆみをコントロールする具体的な方法としては、以下のようなことに注意して下さい。
〇 入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保ちましょう。
ただし、ごしごし洗うのは避け、皮膚が傷つかないようにやさしく洗うことが大切です。
〇 室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作りましょう。
室内をこまめに掃除し、カーペットやソファを清潔に保つなど、ダニ対策もしっかり行いましょう。
〇ツメは短く切り、かくことによる皮膚障害を避けましょう。
かくと角層が傷つき、バリア機能が損なわれるため、外部からの刺激を受けやすくなります。
〇 過剰なストレスをためないようにしましょう。
イライラしたときや逆にほっとした時に無意識にかいてしまい、それが徐々に習慣的にかくようになり、症状が悪化する大きな要因になっています。
その他に、症状を悪化させる食品を避けることや、刺激の少ない衣服を着用することも大切です。
東洋医学研究所®グループでは、アトピー性皮膚炎に対して長年にわたる治療経験と多くの情報を基に、統合的制御機構の活性化と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善を指導をさせて頂いております。
是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。