
突発性難聴とは?
突然起こる原因不明の難聴です。ある日、朝起きると片側の耳が聞こえなくなっていたり、つまる感じがしたり、耳鳴りを感じたりする病気です。
聴力検査では、感音難聴を示します。
睡眠不足が続いた後や、風邪が引き金になることもありますが、定義にもあるように原因はわかっていません。
現在推定されている原因の最も有力なものは、ウイルス感染説と内耳への血液循環が悪くなることが原因とする説です。
できるだけ発症後早いタイミングでの治療をお勧めします。
一般的に鍼灸院に来院される患者は、病院での治療が一段落して数か月経過した後、来院されるケースがほとんどです。
それでも、鍼治療後症状が改善する方も多くみえます。
最近、突発性難聴の方が多く来院されています。
以前、医療機関において突発性難聴の症状は改善の見込みがないと告げられ、治療をあきらめて約1年半経過していが、警察官の採用試験を受けるに当たり、聴力を少しでも改善したいと当院を受診し、聴力や症状が改善した症例を(公社)全日本鍼灸学会学術大会で報告しました。
全てのケースが治癒するわけではありませんが、鍼治療を試してみる価値は十分にあると思います。
是非、副作用のない鍼治療を受診されることをお勧め致します。。