井島鍼灸院ブログ

2022.01.11更新

1/7(金) 7:02配信 現代ビジネス 

西洋医学では手が届かない症状への解決策として、いま世界中で注目を集めているのが「東洋医学」だ。アメリカでは、「腰痛」への鍼(はり)治療が治療ガイドラインで認められ、公的な医療制度にも採用。ヨーロッパでも、うつ病の治療に鍼灸やヨガが用いられるなど、「東洋医学」がブームになっている。日本をはじめとする東アジア発祥の「東洋医学」が、なぜ世界に支持され広がっているのだろうか? (東洋医学ホントのチカラ取材班)

アメリカで研究・導入される鍼治療

 世界の最新科学をリードするアメリカで、鍼治療の導入が進んでいることをご存じだろうか? 

 最近、アメリカ内科学会のガイドラインでは「腰痛」への鍼治療が推奨され、メディケア(65歳以上の公的医療保険制度)でも鍼治療が採用されている。

 さらに驚くのは、世界最強のアメリカ軍で行われている鍼治療だ。なかでも、耳に鍼を刺す「耳鍼」を使って痛みを緩和する治療法は「戦場鍼(バトル・フィールド・アキュパンクチャー)」と呼ばれ、戦場での応急処置を主眼として研究と導入が進んでいる。

 こうした動きの背景にあるのが、アメリカ社会で大きな問題となっている「オピオイド(鎮痛薬)」の乱用問題だ。腰痛などの体の痛みを止める薬によって、薬物中毒が多発。年間数万人の死者がでるなど深刻な被害が続いている。そこで、薬物に頼らず「腰痛」を緩和する手段として、鍼治療の研究と導入が急ピッチで進んでいるのだ。

慢性腰痛 原因が「腰」にないケースも?

 では、なぜ鍼治療で腰痛などの痛みが改善するのか? 

 これまで世界で行われてきた科学研究を整理すると、その最も大きな治療メカニズムは、いわゆる「コリ」の解消だ。筋肉が疲労すると血行が悪くなり、組織が硬くなりコリができる。すると、たまった老廃物などが周囲の神経を刺激して、「痛み」が生じるのだ。

 そこで、コリに鍼を打つと、その刺激が神経に伝わり血流が増加。血行が良くなることで、たまった老廃物も除去され、コリも解消するワケだ。長年、鍼灸師として腰痛などの慢性痛の治療と研究に携わってきた明治国際医療大学の伊藤和憲教授によると、慢性腰痛患者の約7割は、腰回りの筋肉にあるコリが原因だという。では、残りの約3割の患者では、何が原因となっているのか? 

「脳」の働きを改善! 実証された鍼のチカラ

 慢性腰痛患者の約3割を苦しめる原因。そのひとつに、「脳」の変化がある。近年、さまざまな脳科学研究によって、慢性腰痛の患者では、痛みを感じる機能が変化し、痛みを過剰に感じているケースがあることが分かってきているのだ。

 そして最近、鍼治療が「脳」の働きを改善し、慢性腰痛を改善するメカニズムも明らかになりつつある。

 アメリカ・ハーバード大学のジャン・コン准教授らが2020年に発表した研究では、慢性腰痛の患者に鍼治療を行った時の脳の働きをfMRIを使って詳しく検証。すると、症状が改善した患者では、脳の痛みを抑制する機能の中心であるPAGに変化が確認された。PAGと脳内の痛みに関わる部位のネットワークが強化、つまり、痛みを抑制する働きが回復していたのだ。

 「慢性腰痛に対する鍼治療の効果に、疑う余地はありません」と断言するコン准教授。いまや、「東洋医学」は怪しいものではなく、科学的にも効果が裏付けられた治療法として認められつつあるのだ。

 

今、時代が再び変わろうとしているように感じます。

本当に健康、幸せになるためにはどうすべきなのか、黒野保三先生がずっと探究されていた真実が世の中に広がり始めました。

食と医療に疑問を持って下さい。もっと言えば、教育、歴史、科学、政治、情報の真実を今一度確認して下さい。

絶対に健康で幸せになれるはずです、日本の皆様、目を覚まし行動して下さい。

 

投稿者: 井島鍼灸院

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