井島鍼灸院ブログ

2026.07.03更新

突然、肩や太ももが痛くなる──それは「多発性筋痛症」かもしれません

こんにちは。
岐阜市の井島鍼灸院です。

突然、肩や太ももの強い痛みや、体のこわばりで動きにくくなったことはありませんか。

朝起きたときに、

着替えがつらい
腕が上がらない
寝返りが打てない
立ち上がるのが大変

そんな状態になることがあります。

もしこのような症状が急に現れた場合、多発性筋痛症の可能性があります。

多発性筋痛症とはどんな病気?

この病気は、昨日まで普通に生活していた方が、ある日突然、強い痛みやこわばりを感じ始めることがあるのが特徴です。

主に50歳以上の方に多くみられ、



お尻
太もも

など、体の中心に近い部分に左右対称の痛みが出やすいとされています。

特に朝のこわばりが強く、「朝だけ別人のように動けない」と表現される方もいます。

なぜ強い痛みが起こるのでしょうか

実は、この病気は現代医学でもまだ完全には解明されていません。

現在は、

加齢による免疫機能の変化
ウイルス感染
炎症反応の異常

などが関係している可能性が考えられています。

肩やお尻の周囲の組織に強い炎症が起こることで、あの独特の痛みやこわばりが生じるとされています。

「リウマチ」とは違う病気です

この病気の正式名称は、
リウマチ性多発筋痛症です。

ただ、「リウマチ」という言葉が入ることで、関節リウマチと同じ病気だと思い、不安になる方も少なくありません。

そのため医師によっては、患者さんを安心させる配慮として、「多発性筋痛症」と説明されることもあります。

先日、当院にご相談くださった患者さんも、この名前で診断を受けていました。

関節リウマチとの違い

関節リウマチは、関節そのものに炎症が起こり、進行すると骨や関節が変形することがあります。

一方、多発性筋痛症は、関節周囲の組織に炎症が起こる病気です。

そのため、この病気そのもので骨が変形することは、基本的にはありません。

ただし初期症状は似ていることも多く、自己判断は危険です。
強い痛みが続く場合は、まず病院でしっかり診断を受けることが大切です。

鍼灸院でできること

では、このような辛い症状に対して、鍼灸院ではどのようなお手伝いができるのでしょうか。

大きく分けると、主に2つあります。

① 痛みをかばって固まった筋肉を緩める

強い痛みが続くと、人は無意識に体をかばいます。

その結果、



背中
お尻

などの筋肉がガチガチに緊張し、さらに動きにくくなることがあります。

鍼灸では、こうした過剰な緊張をやさしく和らげ、体全体の重さやだるさを軽くするサポートを行います。

② 自律神経や生活の質を整える

長引く痛みは、心にも大きな負担をかけます。

よく眠れない
疲れが抜けない
不安が強くなる
気持ちが落ち込む

こうした状態が続くと、自律神経も乱れやすくなります。

当院では、敏感になっているお体に配慮しながら、できるだけ痛みを感じにくい優しい鍼治療を行っています。

少しでも毎日を楽に過ごせるよう、体全体のバランスを整えるお手伝いをしています。

一人で我慢しないでください

多発性筋痛症は、突然強い症状が出るため、不安になってしまう方が少なくありません。

ですが、適切な治療によって改善することも多い病気です。

日々の痛みやストレスを少しでも軽くし、安心して過ごせるよう、岐阜市の井島鍼灸院では丁寧にサポートしています。

「これってもしかして…」と思った方は、どうぞ一人で抱え込まず、ご相談ください。

また、当院では「なぜ鍼治療が痛みの緩和に役立つのか」についても別の記事や動画で解説しています。
興味のある方は、ぜひそちらもあわせてご覧ください。

投稿者: 井島鍼灸院

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