突然、肩や太ももが痛くなる──それは「多発性筋痛症」かもしれません
こんにちは。
岐阜市の井島鍼灸院です。
突然、肩や太ももの強い痛みや、体のこわばりで動きにくくなったことはありませんか。
朝起きたときに、
着替えがつらい
腕が上がらない
寝返りが打てない
立ち上がるのが大変
そんな状態になることがあります。
もしこのような症状が急に現れた場合、多発性筋痛症の可能性があります。
多発性筋痛症とはどんな病気?
この病気は、昨日まで普通に生活していた方が、ある日突然、強い痛みやこわばりを感じ始めることがあるのが特徴です。
主に50歳以上の方に多くみられ、
首
肩
お尻
太もも
など、体の中心に近い部分に左右対称の痛みが出やすいとされています。
特に朝のこわばりが強く、「朝だけ別人のように動けない」と表現される方もいます。
なぜ強い痛みが起こるのでしょうか
実は、この病気は現代医学でもまだ完全には解明されていません。
現在は、
加齢による免疫機能の変化
ウイルス感染
炎症反応の異常
などが関係している可能性が考えられています。
肩やお尻の周囲の組織に強い炎症が起こることで、あの独特の痛みやこわばりが生じるとされています。
「リウマチ」とは違う病気です
この病気の正式名称は、
リウマチ性多発筋痛症です。
ただ、「リウマチ」という言葉が入ることで、関節リウマチと同じ病気だと思い、不安になる方も少なくありません。
そのため医師によっては、患者さんを安心させる配慮として、「多発性筋痛症」と説明されることもあります。
先日、当院にご相談くださった患者さんも、この名前で診断を受けていました。
関節リウマチとの違い
関節リウマチは、関節そのものに炎症が起こり、進行すると骨や関節が変形することがあります。
一方、多発性筋痛症は、関節周囲の組織に炎症が起こる病気です。
そのため、この病気そのもので骨が変形することは、基本的にはありません。
ただし初期症状は似ていることも多く、自己判断は危険です。
強い痛みが続く場合は、まず病院でしっかり診断を受けることが大切です。
鍼灸院でできること
では、このような辛い症状に対して、鍼灸院ではどのようなお手伝いができるのでしょうか。
大きく分けると、主に2つあります。
① 痛みをかばって固まった筋肉を緩める
強い痛みが続くと、人は無意識に体をかばいます。
その結果、
首
肩
背中
お尻
などの筋肉がガチガチに緊張し、さらに動きにくくなることがあります。
鍼灸では、こうした過剰な緊張をやさしく和らげ、体全体の重さやだるさを軽くするサポートを行います。
② 自律神経や生活の質を整える
長引く痛みは、心にも大きな負担をかけます。
よく眠れない
疲れが抜けない
不安が強くなる
気持ちが落ち込む
こうした状態が続くと、自律神経も乱れやすくなります。
当院では、敏感になっているお体に配慮しながら、できるだけ痛みを感じにくい優しい鍼治療を行っています。
少しでも毎日を楽に過ごせるよう、体全体のバランスを整えるお手伝いをしています。
一人で我慢しないでください
多発性筋痛症は、突然強い症状が出るため、不安になってしまう方が少なくありません。
ですが、適切な治療によって改善することも多い病気です。
日々の痛みやストレスを少しでも軽くし、安心して過ごせるよう、岐阜市の井島鍼灸院では丁寧にサポートしています。
「これってもしかして…」と思った方は、どうぞ一人で抱え込まず、ご相談ください。
また、当院では「なぜ鍼治療が痛みの緩和に役立つのか」についても別の記事や動画で解説しています。
興味のある方は、ぜひそちらもあわせてご覧ください。











