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# 朝、最初の一歩がズキッと痛い…その原因は?
「朝、最初の一歩がズキッと痛い」
「長く立っているとかかとがジンジンする」
そんな足の裏の痛みはありませんか?
その原因の多くは **足底腱膜** という場所にあります。
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## 足底腱膜とは?
足底腱膜は、かかとから足指のつけ根までピンと張っている、強くて分厚い膜。
歩くたびにバネのように伸び縮みしながら衝撃を吸収し、**土踏まずの形を保つ重要な組織** です。
ところが、長時間の立ち仕事や運動で負担がかかりすぎると、
かかとや親指のつけ根のあたりに痛みが出てしまいます。
これが **「足底腱膜炎」** です。
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# 最新研究でわかった!本当の原因とは?
これまで足底腱膜炎といえば
「炎症で腱膜が硬くなる」と考えられてきました。
しかし最新の超音波検査を使った研究では、なんと **逆のこと** が分かってきたのです。
### ▶ 実際には「硬くなる」のではなく、柔らかくなる
つまり、腱膜の **軟化** が起こっているのです。
この研究では「**超音波剪断波エラストグラフィー**」という特殊な装置を使用し、
足底腱膜の硬さを測定しました。
その結果、足底腱膜炎の方では **かかとの骨に付着する部分の弾性が健康な人より低下** していることが確認されました。
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## 朝の第一歩が痛い理由
足裏の組織が柔らかく(プヨプヨに)なって衝撃を吸収できず、
**かかとの骨に直接負荷がかかる**
これが「朝の第一歩で痛い」症状の正体です。
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# なぜ腱膜が軟化するのか?
足底腱膜は歩くたびに衝撃を吸収するため、かかとと足指のつけ根の間でピンと張り、クッションのように働きます。
しかし繰り返しの負荷によって、腱膜の中に **微小損傷** が発生します。
最初は自然に修復されますが、足底腱膜は血流が少ないため回復が追いつきません。
そのまま損傷が積み重なると、
* コラーゲン線維が乱れる
* 強さやしなやかさが失われる
* 組織が変性し、弾力がなくなる(軟化)
という状態に陥ります。
さらに、軟化した腱膜では
**痛みのもとになる物質が過剰に出てしまうこと** も確認されています。
つまり…
### 「炎症で腫れて痛い」のではなく
### 「弱った腱膜が負担に耐えられない」
という状態です。
イメージするなら、
**使いすぎて伸びきってしまったゴムのような状態**。
これが足底腱膜炎の痛みの本質です。
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# では、どうすれば改善できるのか?
大切なのは、
**弱くなった腱膜をどう元気にするか**。
鍼治療では、損傷した腱膜付近の血流を改善し、修復を促します。
組織が再生すれば弾力と強さを取り戻し、
痛みの原因そのものが解消されていきます。
根本から **しなやかで強い足裏** を取り戻すアプローチです。
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## 朝の一歩が軽くなる未来へ
朝の一歩が軽くなる。
歩くことがまた楽しくなる。
そんな未来をあなたの足にも取り戻しましょう。
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# 井島鍼灸院の施術
井島鍼灸院では、
一人ひとりの体質や状態に合わせた施術で、
つらい症状の **根本改善** を目指します。
足底腱膜炎でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。











