井島鍼灸院ブログ

2012.04.20更新

今回は精神科疾患に使用される経穴について紹介させて頂きます。

 東洋医学的な治療に経穴は切っても切れないものです。私は黒野保三先生のご指導のもと、経穴について文献から調べさせて頂きました。

 前回のコラムでは、婦人科疾患の時に使用される経穴について、その名前がどのような理由でつけられたか、漢字のなりたちから読み取ること(穴名考)により紹介させて頂きました。

 今回は、神経症、心身症、うつ病、自律神経失調症などの精神科疾患によく使用される経穴として、百会(ひゃくえ)穴、風池(ふうち)穴、厥陰兪(けついんゆ)穴、さらに特に気の変動の治療に使用されるダン中(だんちゅう)穴について、文献を参考に紹介させて頂きたいと思います。 

意味から名前のつけられた、百会穴は最も多く使用されます。

位 置 頭頂部、 両耳を前に折り、耳尖の当たるところより直登し、督脈に交わるところに取る。

穴名考 百は、10の10倍、衆多。会は、合う、集まる。したがって、百会は、衆多の脈が集まるところ。 また、この部は頭の中央であり、脳=髄海のあるところ、脳に気血の出入りするところの穴の意である。

主治症 高血圧、脳溢血、頭痛、眩暈、耳鳴り、半身不随などその他脳疾患。癲癇、神経衰弱、ノイローゼ、不眠症など精神神経症。メニエール病、難聴、蓄膿症、視力減退、鞭打症、腰痛、、痔疾、心悸亢進、自律神経失調症など。

 その他、五臓六腑の調整など、いわゆる「百病皆治す」というように、応用範囲の広い穴である。

           



風池穴は経穴の場所から名前がつけられました。

位 置 後頭髪際中央陥凹中にア門穴を取り、その外2寸2分半、後頭髪際で通常頭眼といわれる陥凹中に取る。
 
穴名考 風は風病(風邪、中風、狂疾、おこり)。池は、地を掘って水を溜めたところ。したがって、風池は、風は風病、池は水の溜まる陥凹部、いわゆる、風病の邪気の溜まる陥凹部の穴、風病の主治穴の意である。

主治症 風病をつかさどる。熱病一切、頭痛、高血圧、眩暈、ヒステリー、ノイローゼ、その他脳疾患。メニエール病、耳鳴り、視力欠乏、蓄膿症、歯痛、三叉神経痛、半身不随、寝違い、ムチウチ症、頚肩腕症候群、肩背部疼痛、不眠症、自律神経失調症、心悸亢進など。

           


厥陰兪穴は意味から名前のつけられた経穴です。

位 置 第4、第5胸椎棘突起間の外1寸5分、最長筋の通りに取る。

穴名考 厥陰は、手足の三陰の中の一つ、厥陰心包経の厥陰。兪は、治癒。したがって厥陰兪は、心包の臓および心包経の主治穴の意である。

主治症 心外膜炎、心肥大、心悸亢進、狭心症、心臓神経症、不眠症、ノイローゼ、神経衰弱、その他精神神経症。胸膜炎、肋間神経痛、乳腺炎、乳房炎、乳汁不足、その他乳病一切。嘔吐。



            


最後に穴名に使われる漢字に意味のあるダン中穴を紹介させて頂きます。

位 置 両乳の間の中央、第4肋間の中央胸骨中に取る。

穴名考 ダンは月(にくづき)と亶の合字で、亶は亠は屋根、回は周囲のかこい、日は太陽、一は地、太陽が地平線上に現れる=赤い太陽で、心を表す。心の周囲を囲み、上を屋根でおおう、心の周囲をおおう=心包絡、いわゆるダンは心包のことである。中は一致する。したがって心包のある所に一致する穴の意である。心包経の募穴の意である。

主治症 精神神経症をつかさどる。心疾患、肺疾患、食道痙攣、乳腺炎、乳汁不足、胸膜炎、肋間神経痛、気の変動に応用する。


             


経穴名の由来を知って鍼灸診療に役立てましょう。

 今回は、経穴名の由来を知ることで鍼灸診療の役に立つことを、精神科疾患の場合を例にあげて紹介させて頂きました。

  鍼灸治療をさせて頂く場合でも、経穴名のもつ意味を正しく理解し、さらに、位置・形・深さを知り、豊富な知識に基づいて、適度な刺激を加えることは効果をあげるために非常に大切なことだと考えます。

 そこで東洋医学研究所®グループの先生方は、黒野保三先生のご指導のもと学・術・道の練磨につとめております。安心して鍼治療を受けてください。

 
文 献 
  黒野保三.鍼灸医学概論〈改定増補〉.エフエー出版.1996.
  黒野保三.臨床鍼灸医学.エフエー出版.2001.
  竹之内診佐夫.濱添圀弘.鍼灸医学.南山堂.1977.
  日本経穴委員会.標準経穴学.医歯薬出版株式会社.1989.

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.19更新

今回は婦人科疾患に使用される経穴について紹介させて頂きます。

 東洋医学的な治療に経穴は切っても切れないものです。私は黒野保三先生のご指導のもと、経穴について文献から調べさせて頂いています。

 前回のコラムでは、風邪の時に使用される経穴について、その名前がどのような理由でつけられたか、漢字のなりたちから読み取ることにより(穴名考)紹介させて頂きました。

 今回は、月経困難症、不妊症、更年期障害などの婦人科疾患によく使用される経穴として、三陰交(さんいんこう)穴、血海(けっかい)穴、中極(ちゅうきょく)穴、さらに特に逆子の治療に使用される至陰(しいん)穴について、文献を参考に紹介させて頂きたいと思います。 


婦人科疾患に使用される経穴はたくさん有りますが、その中からどうして、三陰交穴、血海穴、中極穴を選んだのかを説明させて頂きます。

 病気の治療に使用する経穴を選ぶ根拠に、古典文献があります。いつも黒野先生から教えて頂いているように、古典文献の内容ががすべて正しいわけではないので、実証医学的な証明が必要です。

 そこで、黒野先生の発案により、約7年前から、各病気に対してよく効くといわれている経穴のうちから古典文献や穴名考などを根拠に数穴優先順位をつける作業をさせてもらうことにしました。

 方法は、中国や日本の代表的な鍼灸に関する古典文献50冊あまりを調査・分析して著された「鍼灸医学ー経絡経穴の近代的研究ー」(濱添圀弘著)に掲載されているすべての主治症と経穴との関係をコンピューター(エクセル使用)入力し、主治症別(590疾患・症状)、科目別(21科目)、経穴別(357穴 のべ経穴数4715穴)に抽出・集計できるようにしました。

 その結果から、婦人科疾患について抽出すると、主治症が49疾患あり、経穴が125穴掲載されていました。その中で多く使用されている経穴は、三陰交9回、血海8回、中極7回、陰包6回、腰陽関5回、水泉5回、水道5回、四満5回、命門5回でした。

 さらに、回数の多い経穴を1穴づつ細かく検証したうえで、古典文献からの婦人科疾患の代表穴として三陰交穴、血海穴、中極穴の3穴を選びました。

意味から名前のつけられた、三陰交穴は最も多く使用されます。

位 置  内果の上三寸、脛骨後縁で、圧迫すると、骨が少し陥んだように感じるところに取る。

穴名考 三は数の三、陰は宇宙の二大元気の一つ、交は交わる。三陰は太陰、少陰、厥陰で、足の三つの陰経=太陰脾経・少陰腎経・厥陰肝経で、三つの陰経が交わるところ、交会穴の意 である。

主治症 婦人科疾患および、生殖器疾患を主る。月経不順、子宮出血、胎動、横産、遺尿、陰萎。食欲不振、消化不良、胃酸過多、腎疾患、下肢内側疼痛。


           


血海穴は血の道=婦人科疾患の主治穴として使用されます。

位 置 膝蓋骨内上角の直上二寸五分の大腿骨内縁で、陥凹部と感じるところに取る。 

穴名考 血は、先天の元気、海は、多くあつまところ、先天の元気の多くあつまるところ、いわゆる、気血の血が多くあつまるところ、陰の気の多くあつまるところの穴の意である。また、血の道=婦人科疾患の主治穴の意である。

主治症 血病および婦人科疾患・生殖器疾患を主る。子宮出血、子宮充血、帯下、月経異常、血尿、淋疾、睾丸炎、膣炎、悪穴、不妊症、その他三陰交穴と合わせて用いる。


           


中極穴は意味から名前のつけられた経穴です。

位 置 臍(へそ)の下四寸、白線中に取る。

穴名考 中極は膀胱を表す意と、中は一致する、極は最上部、最上部に一致するという、二つの意の重なったもので、膀胱の最上部に一致する穴の意である。

主治症 膀胱疾患を主る。尿閉、血尿、尿意頻数、陰萎、陰茎痛、尿道炎、淋疾、子宮出血、子宮痙攣、卵巣炎、膣炎、月経不順、不妊症、産後胞衣下らず、腎疾患、腹水、腰痛。


            

最後に逆子の治療に使用される至陰穴を紹介させて頂きます。

位 置 足の小指の爪の外側1分にとる。

穴名考 至は行く、陰は少陰の陰で腎経を表す、陰に行く、いわゆる、膀胱経の経気が、末端である本穴・至陰穴より、足底の少陰腎経に行く・至るところの部にある穴の意である。

また、陰は地で、地に着くところ=陰の部、いわゆる、足底に至るところの穴の意か。

主治症 風邪、解熱、結膜炎、鼻閉塞、耳鳴、頭痛、脳充血、高血圧、半身不随、腰痛、坐骨神経痛、脚痛、膀胱炎、尿閉、遺精、逆子



経穴名の由来を知って鍼灸診療に役立てましょう。

 今回は、経穴名の由来を知ることで鍼灸診療の役に立つことを、婦人科疾患の場合を例にあげて紹介させて頂きました。

  鍼灸治療をさせて頂く場合でも、経穴名のもつ意味を正しく理解し、さらに、位置・形・深さを知り、豊富な知識に基づいて、適度な刺激を加えることは効果をあげるために非常に大切なことだと考えます。

 そこで東洋医学研究所®グループの先生方は、黒野保三先生のご指導のもと学・術・道の練磨につとめております。安心して鍼治療を受けてください。

 次回の私のコラム担当のときは、精神神経症状に使用される経穴を紹介させて頂きたいと考えております。是非、楽しみにしてください。

 文 献 

  黒野保三.鍼灸医学概論〈改定増補〉.エフエー出版.1996.
  黒野保三.臨床鍼灸医学.エフエー出版.2001.
  竹之内診佐夫.濱添圀弘.鍼灸医学.南山堂.1977.
  日本経穴委員会.標準経穴学.医歯薬出版株式会社.1989.

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.18更新

経穴(けいけつ)の名前には重要な意味があります。

 東洋医学的な治療に経穴は切っても切れないものです。私は黒野保三先生のご指導のもと、経穴について文献から調べさせて頂いています。

 そもそも経穴の始まりは、身体の調子の悪いときに、身体のある部分を刺激すると楽になるという経験が広まってできたと考えられます。

現代のように医療が進んでいませんでしたので、病気を治したいというこのような試みはより真剣なものだったことが想像できます。

身体のいろいろな場所にそういう部分があることがわかると、それらを区別するために、位置や効果などさまざまな理由から名前がつけられたと思われます。

その名前が後々も一般に認められ伝えられるにはそれなりの説得力が必要だったと考えられます。

 そこで今回は、経穴の名前がどのような理由でつけられたかを漢字のなりたちから読み取ることにより(穴名考)、鍼灸治療の現場でも、それぞれの健康管理にもたいへん役に立ちますので、文献を参考にできるだけ実践的で興味のもてる経穴を紹介させて頂きたいと思います。
 
意味から名前のつけられた「迎香(げいこう)」は鼻づまりの治療に使われます。

位 置  小鼻のきわにあり、鼻唇溝中です。

穴名考 迎はむかえる、香はにおい。においを迎え入 れる。鼻を天門といい天の気を取り入れる門 戸、鼻孔の外方にある穴の意   味です。

主治症 鼻疾患をつかさどる。上歯痛、三叉神経痛、 顔面神経麻痺、脳貧血、 鼻づまりで呼吸が苦しいときに刺激しますと、 鼻のとおりがよくなり楽になります。


ここで、経穴名のまめ知識です。

経穴名が最初に登場する書物は中国の「黄帝内経(こうていだいきょう)」です。

 日本経穴委員会は経穴の名前や部位などについて、1984年にWHOで決定した361穴を「標準経穴学」として発表しています。

経穴の数については諸説ありますので、ここではこの361穴について話を進めさせて頂きます。

 それらが最初に登場する古典文献は中国の殷の時代に表されたと推察されます「黄帝内経」の「素問(そもん)」と「霊枢(れいすう)」で、その数は138穴です。

 さらに、3世紀後半に中国晋代の皇甫謐(こうほひつ)が著した「鍼灸甲乙経」にはじめて記載された経穴は209穴であり、この時点でほとんどの経穴が登場しています。

この文献には経穴の部位も明らかにされていますので、経穴学の基礎を集大成したものとして高く評価されています。

 そして、北宋の初期に王懐隠(おうかいいん)などが編集した「太平聖恵方(たいへいせいけいほう)」に新しく5穴が登場し、現行の361穴がすべて出そろいました。


位置から名前のつけられた「尺沢(しゃくたく)」は咳止めに使われます。

位 置 肘窩横紋上にあり、上腕ニ頭筋腱の小指側のくぼみです。

穴名考 尺は尸(人)と乙(曲げた肘の象形)の合字で、人の前腕部をさします。 沢は水をたたえたところでくぼみをさします。 したがって、尺沢は前腕部の長さの基準となる肘窩のくぼみにある穴の意味です。

主治症 呼吸器疾患をつかさどる。特に咳。扁桃炎、ヒステリー、ノイローゼ、五十肩、正中神経痛や痙攣、書痙、などです。




もうひとつ咳止めに使われる「天突(てんとつ)」を紹介します。

位 置 胸骨の上のくぼみです。

穴名考 天は上で鎖骨より上を天の部という。突は急に出 る。胸部より気管が、頚部に急にでてきているとこ ろ。胸骨柄の上部の気管の前にある穴の意味です。

主治症 咳止め・痰の症状一切に応用します。気管支炎、喘息、呼吸器疾患、咽頭炎、喉頭炎、扁桃炎、バセドウ病、嘔吐、食道痙攣、心疾患などです。
     


効果から名前のつけられた「風門(ふうもん)」は風邪の治療に使われます。

位 置 第2 ・第3胸椎棘突起間の高さの外方で最長筋の通りです。

穴名考 風は風病=風邪、門は出入り口。風邪の出入り口。風邪の主治穴の意味です。

主治症 風邪をつかさどる。熱病、気管支および 肺疾患、胸膜炎、肋間神経痛、頚肩腕 症候群、五十肩

 
経穴名の由来を知って、じょうずに役立てましょう。

 今回は、経穴名の由来を知ることで健康管理や治療の役に立つことを、風邪症状の場合を例にあげて紹介させて頂きました。

 鍼灸治療をさせて頂く場合でも、経穴名のもつ意味を正しく理解し、さらに、位置・形・深さを知り、豊富な知識に基づいて、適度な刺激を加えることは効果をあげるために非常に大切なことだと考えます。

 そこで東洋医学研究所グループの先生方は、黒野保三先生のご指導のもと学・術・道の練磨につとめております。安心して鍼治療を受けてください。


 文 献 

  黒野保三.鍼灸医学概論〈改定増補〉.エフエー出版.1996.
  黒野保三.臨床鍼灸医学.エフエー出版.2001.
  竹之内診佐夫.濱添圀弘.鍼灸医学.南山堂.1977.
  日本経穴委員会.標準経穴学.医歯薬出版株式会社.1989.

 


 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.17更新

 東洋医学的な治療に、経穴は切っても切れないものです。現在、私は黒野保三先生の指導のもと、その経穴について文献から調べさせて頂いています。

 今回は、合谷穴について、黒野保三先生の著書(臨床鍼灸医学)より、その位置や形状、深さについて、濱添圀弘先生の著書(鍼灸医学)を参考に主治症、経穴名の由来などについての紹介をさせて頂きたいと思います。

位置

 合谷穴は、親指と人差し指を開き、両指の骨の付け根に反対の手の人差し指を置き、約20gの圧力で約1cm上下左右に移動させると、その中に陥凹部が認められる。その陥凹部の中央に取る。

 
合谷の位置の模式図

 
 経穴の位置を正確にとらえるためには、正しい方法を学び、常に意識をもって練習することを何年も続けなければならないと考えます。私は、現在も東洋医学研究財団臨床鍼灸医学研究会の臨床鍼灸実技の時間に、教えて頂いています。

形状

 経穴の形状は、それぞれの経穴が、皆それぞれの形を作っていて一定ではない。

また人の体格や病態によっても変化がある。しかし、経穴はその経穴なりの形状を持っているもので、術者は治療時に、患者の経穴の形状を感覚的ではあるが、的確に把握しているものと考えている。

 合谷穴の形状は、下の図に示すように、一辺が1~1.3cmの三角形状と捉えている。


 
合谷の形状の模式図


深さ

 経穴の深さは、人の体格や年齢および病態によっても変化がある。

したがって、経穴の深さを一定に定義付けることには異論が生じるものと考えるが、いちおう合谷穴の深さについてのべる。合谷穴の深さは、30mm18号のステンレス鍼で約20gの圧力で刺入した際、筋膜の抵抗により止まるところで、約5~7mmと推定している。

 約5~7mmの深さに鍼を刺入した際、鍼尖にわずかに弾力性に富んだ抵抗を感じる。

その深さを過ぎると、その弾力的抵抗はなくなる。したがって、経穴の深さは、刺入時に弾力的抵抗を感じるところと定めている。

 黒野らが、1975年、「人体皮膚知覚に及ぼす鍼麻酔の影響」と題して、日本生理学会に報告した研究の予備実験で、合谷穴の位置・深さを定め、いつでも鍼刺激が同じように与えられる下の図のようなセットを作成した。

 また、合谷穴に同じ角度で刺入できるように鍼のガイドを作成した。鍼はステンレス鍼を用いて、自動車の塗料でコーティングをし、鍼の尖端の塗料を電気スパークさせ、取り除いた。

このセットで、合谷穴に刺入し、5Hz2V5分間の通電刺激における1mmの刺入時から12mmの刺入時までを調べた。

その結果は、下のグラフに示す如く、ここでの条件下では、腹部での痛覚閾値の上昇度は5~7mmの深さでもっとも高いことが示された。


 
   合谷穴に同じ角度で刺入できる
ように作成した実験セット


       
ヒト合谷穴通電刺激時における
腹部での痛覚閾値の上昇度

 
黒野先生から、鍼の先の感覚で経穴の深さを正確にとらえ、適当な刺激をあたえる技術の重要性を教えて頂きました。黒野先生の鍼治療を、是非、動画でご覧下さい。

主治症

 (合谷穴は次のような疾患・症状の治療に使われます。)
咽喉炎 悪寒 風邪 眼充血 顔面浮腫 月経不順 下痢 肩背部疼痛 高血圧 三叉神経痛 鼻血 歯痛 耳鳴 視力欠乏 頭痛 橈骨神経痛 発熱 腹痛 扁桃炎 面疔 

 東洋医学研究所®グループでは、このような経穴の効果を科学的に証明する努力がなされています。詳しくは研究業績をご覧下さい。

経穴名の由来

 は、三人の意見が集まり合意すること、あう、あわせる、同じ、交わる、あつまる、とじるなどの意。

 は、泉より湧きでて山と山との間を通って川に入るまで、山あいの水の通過するところ、山あいのくぼみなどの意。

 したがって合谷は山あいのくぼみのとじるところ、第1・第2中手骨の間のとじる部すなわち上際にある穴の意。また、合は交わる、谷は山あいのくぼみ、第1・第2中手骨の交わるところ=接合部の間の陥凹部にある穴の意。

 今回は、合谷穴の説明の一部をさせて頂きました。経穴の位置・形状・深さを正しく把握し、豊富な知識に基づいて、適度な鍼刺激を与えることは治療効果をあげる上で非常に大切なことだと考えます。

 そこで東洋医学研究所®グループの先生方は、黒野保三先生の指導のもと学・術・道の練磨につとめております。



投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.16更新

前回、前々回とストレスとうまく付き合っていく方法や、鍼治療のはたす役割について説明させて頂きました。

日頃、いろいろな患者さんを診させて頂いて感じることは、どんな疾患であってもかなりの割合でストレスが影響しているということです。

一見関係なさそうな疾患でも、よくよく話を聞かせて頂くと、会社の人間関係や、家庭のトラブル、急な環境の変化(結婚・就職・退職など)が影響していると考えられるケースが多くあります。

 今回は、ストレスが原因で自律神経などに変調をきたし起こっていると考えられる疾患を紹介させて頂きたいと思います。

全身症状 だるい、疲れやすい、微熱、めまい、ふわふわ感、ほてり、食欲不振、不眠、
       朝起きるのがつらいなど。
精神症状 不安感、イライラ、気がめいる、さびしい、悲しい、怒りっぽい、細かいことが  気になる、記憶力の低下など。

各臓器・器官に現れる症状
 

 頭   頭痛、頭重

    目の疲れ、目の痛み、涙目、目が開かない

 耳   耳鳴り、耳がつまった感じ

    口の渇き、味覚異常、口の中の痛み・違和感

 のど   異物感、圧迫感、つまった感じ、イガイガ・ムズムズ感

 呼吸器   息が苦しい・つまる・吸いにくい、息切れ

 循環器   動悸、胸部の圧迫感、胸痛、立ちくらみ、めまい、気が遠くなる、血圧の変動、
       のぼせ、冷え

 消化器   吐気、嘔吐、食道のつまった感じ、胃の不快感、腹痛、腹鳴、便秘、下痢

 膀胱   頻尿、尿が出にくい、残尿感

 筋肉・関節   首筋・肩のこりや痛み、背中・腰の緊張感、関節のだるさ

 手・腕   しびれ、痛み、感覚異常、冷え、ほてり

  足     しびれ、痛み、冷え、ほてり

 皮膚   多汗、汗が出にくい、冷や汗、皮膚の乾燥、かゆみ

 自律神経の症状は、生まれつきその人の弱い部分に現れやすいのが特徴になっています。

症状が固定する場合もありますが、長い経過のうちに症状が移り変わることがよくあります。

またいくつかの症状をあわせもっていることも多く、症状が強くなったり弱くなったり、ときによって波があるのも特徴です。ただ、慢性化してくれば全身症状や精神症状も現れてくるのが普通です。

 ところが、病院で検査を受けても特に原因となるような体の異常は見つからず、積極的な治療も受けられないまま、周囲からは理解されず「なまけ病だ」などと見られて悩んでおられます。

そのような状況を理解し、効果的な治療をさせて頂けると思います。

是非、副作用のない鍼治療を試してみてください。
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.15更新

 前回のブログで、ストレスは強く受けすぎると体の調子を悪くしますが、全然なくても生活のはりがなくなってしまうと説明させて頂きました。

そのため、ストレスとうまく付き合っていくためには、①その人のストレス耐性の強さ、②実際にかかっているストレスの量と質、③支えになってくれる人の存在の3つのポイントを知ることが大切です。この3つのポイントについてもう少し詳しく説明させて頂きます。
 
 まず、①その人のストレス耐性の強さについて、ストレス耐性の弱い人とは、誰にでもありうることとして、手術後や大怪我などをして体力が極端に落ちている場合や、過労や睡眠不足で体力が低下すればストレス耐性も弱くなります。

 さらに、生まれつきストレス耐性の弱い素質を持っている人がいます。

たとえば、乳児期にはすぐに乳を吐く、すぐ下痢をしたり熱を出したりした、幼児期には乗り物酔いをよく起こした、思春期には、立ちくらみやめまい、頭痛などをよく起こしたなどの経験のある方はストレス耐性の弱い体質が疑われます。

 また、体質とは別に、気質にもストレス耐性の弱いタイプがあります。

自己抑制が強すぎて感情を押し殺してしまうタイプや、外部から刺激を受けても泣いてはいけない、怒ってはいけないと、情動を抑制してしまうようなタイプです。

 次に②の実際にかかっているストレスの量と質については、ストレスをためない心のもち方を説明させて頂きたいと思います。

ストレスを減らすのも大切ですが、避けられないストレスには、あたりまえのことと受け止め、自分がストレス状態にあることを認めて、開き直るのもストレスに強くなる一つのコツです。

細かいことに悩むよりまず実行し、どうにもならないときには思い切りよくあきらめるという心のもち方も大切です。

また、生きがいをもち、真に自分らしい自分になるための生き方をすることが大切です。自分にとってよりよく生きようとすることは、ストレスの予防対策としても非常に重要なことです。

 ③支えになってくれる人の存在については、悩みがあっても、誰にも話さない人は、どうしてもストレスをためこみがちです。

そのために普段から家族や親族以外に気の合う仲間や先輩などとの交流を保ち、身近に相談相手を持つことが非常に大切です。

 また、われわれ鍼灸師もそのひとりになれるよう、日頃から人間性の勉強をさせて頂いております。

 このように、患者さんの①②③のポイントを確認させて頂いたうえで、鍼治療によって自律神経の安定をはかり多くの患者さんが、元気になられています。

 その証拠として、私の師匠であります黒野保三先生が昭和44年4月1日より昭和47年3月1日までの3年間に東洋医学研究所に来院された患者の中の1336例について、鍼と超音波の併用療法による各種疼痛性疾患に対する効果などを詳細に研究し、これを症病別に集計しました。

 その中で自律神経失調症に対しての結果は、患者125名のうち59名が著効、26名が有効、8名が比較的有効、14名がやや有効、18名が無効となり、107名の方に効果がみとめられたため、有効率は85.6%でした。

 さらに、この後30年間にわたり東洋医学研究所ではストレス関連疾患に対してもすばらしい治療成績をあげております。

 是非、副作用のない鍼治療を試してみてください。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.14更新

ストレスとは本来、物質にある力がかかった時に起こるひずみの状態をしめすものとして使われていました。

カナダの生理学者セリエ(Selye)は生体の内部環境の恒常性(ホメオスターシス)に対するひずみの状態をストレスとし、それを起こす刺激をストレッサーと呼びました。ただし、現在の日本では、どちらもストレスと呼ぶことが多くなっています。

 人間の身体にひずみを起こさせる刺激には、大きく分けて次の3種類があります。

物理・科学的ストレス  暑さ、寒さ、外傷、騒音、有害物質など

生理的ストレス      飢餓、感染、過労など

心理・社会的ストレス  各種の不安、心配、恐れ、緊張、不満、失望、怒り、人間関係の葛藤など

このうち現代においてもっとも問題になるのが、心理・社会的ストレスです。

鍼灸院を来院される患者さんの中にも、職場の人間関係や仕事の内容、家庭内の問題や学校でのいじめなど様々な問題が、直接間接に身体の状態に影響していると思われる方が多くみられます。

 しかし、ストレスもなければよいというものではありません。適度なストレスは心身の発達のために欠かせない刺激剤なのです。

 したがって、その人にとって過度な量のストレスをいかに解消し、良好な体調を維持していくかが重要になります。

 そのために知っておかなければならないポイントは、①その人のストレス耐性の強さ、②実際にかかっているストレスの量と質、③支えになってくれる人の存在の3つです。

 鍼灸師は、その患者さんの病気とストレスとのかかわりを理解し、上記の3つのポイントを適確に把握した上で、その解消法を患者さんにアドバイスでき、鍼治療によって症状を和らげることができなければならないと考えます。

 そしてさらに、鍼灸師自身がポイントBの支えになってくれる人のひとりになれるよう努力しなければならないと考えます。

 次回は一般的なストレスの解消法と、ストレスと鍼治療のかかわりについて、もう少し詳しく説明させて頂きます。

 是非、楽しみにして下さい。
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.13更新

私は、昨年の暮れに身長178cmで体重が80Kgを超えました。

20歳のころは56kgぐらいで、その体型が35歳ぐらいまで続き、その後だんだん増え始め、40歳で70kgを超え、51歳の昨年とうとう80kgを超えてしましました。

そこで、ほぼ毎晩飲んでいた(缶ビール350cc 2本くらい)を完全に止め、朝食はバナナ1本と、温めた牛乳350cc、野菜ジュース200ccくらいにしましたbanana

ずっと肉食が多かったのですがかなり控えて、魚や野菜を多くとるようにしていますfish

年齢のせいか、味覚が変化しその方がおいしく感じるようになったためあまり無理している感覚はありません。

以前はほとんど食べなかった豆腐やそばなども、有難いことに大変おいしく感じるようになりました。

缶やペットボトルのコーヒー、紅茶もかなりたくさん飲んでいましたが完全にやめて、緑茶と牛乳、野菜ジュースにしました。

コーヒー、紅茶を習慣的に飲むと摂取カロリーが知らぬ間に増えてしまうと思ったからです。

不思議なもので、あれだけ飲んでいたコーヒーが飲めなくなりました。

そうするうちに、時々痛んだ胃が、まったく痛くならなくなりました。一石二鳥scissors

あとは、昼食後に30分~1時間歩くようにしました。

今まで気が付かなかった小さなお店や、素晴らしい建物などいろいろなことがわかり、一日の中で一つ楽しみが増えました。

全体としてあまり無理をしている感覚はないのですが、現在の体重は75Kgです。約3ケ月で5Kgダウンrock

もう少し運動を増やして、今年中に70Kgをきれればと思っています。

また、しばらくしたら状況を報告させ手頂きます。


 


 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.12更新

一昨日、岐阜県各務原市蘇原申子町1丁目1番地にある 「美人の湯 かかみがはら」に行って来ました。

最近は美野里に行くことが多いのですが、以前は良く利用していました。

営業時間は10:00~24:00 (最終入館 23:20)で、営業日は年中無休です。
(特別に休館日を設ける場合があるそうです。)

入館料一般(中学生以上) 750円
会員 650円 
子供(小学生) 350円 ※小学生未満の入館は無料です 

案内には
 
「美人の湯かかみがはらの 開放感あふれる露天風呂は、知る人ぞ知る美肌の湯「美人の湯しろとり(岐阜県白鳥町)」から運ばれる天然温泉を使用しております。

贅沢に満たされた天然温泉は、ステンレスタンクの専用運搬車で大切に運ばれ、その湯量は14トンにも及びます。
温泉情緒たっぷりな露天風呂から、大空間で疲れを癒す内湯まで12種類の多彩なお風呂を、ゆったりと、ゆっくりとお楽しみくださいませ。

軟水は、水に含まれるマグネシウム、カルシウムといった硬度成分を取り除くことで、 お肌や髪にダメージを与える「石鹸カス」の発生を防ぎます。

軟水をご利用になら れた後のヌルヌル感は、脂肪酸という皮膚膜と同じ成分の膜が残るためであり、これに より、風呂ざめしにくく、しっとりとしたお肌が保たれます。

館内全てに軟水を取り 入れるのは全国初の試みであります。お肌に優しい「天然温泉」と「軟水」、それぞれの効能 をお客様ご自身で、是非お確かめくださいませ。」

と書いてあります。

確かに露天風呂に入るとお湯がヌルヌルで、温泉に入っている感じがとてもします。

シャワーも、他の施設では何度も押さないと途中で止まってしまうものが多い中、出続けるものにしてあり、使いやすくなっていました。

サウナもちょうどいい熱さで、汗がたくさん出ました。

しばらく行ってなかったのですが、時々行こうと思いました。




 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.04.11更新

東洋医学研究所®HPの中で甲田久士先生の書かれたコラムを紹介させて頂きます。

東洋医学研究所®グループ

二葉はり治療院 院長  甲田 久士先生


はじめに

 現在医療機関に訪れる患者さんの大半は痛みを症状として訴えて来院されると思われます。

痛みを我慢することは美徳でもなんでもありません。痛みは体からの警告信号です。早期に原因を突き止め、治療を受けて早くその痛みを体から取り除くことが大切です。

我慢をして治療のタイミングを逃がすと慢性的な痛みに変わり、気分的にも日常生活にも大きな障害をもたらします。

 今回は「痛みを我慢していると大変」というテーマでお話させていただきます。

痛みとは

 「痛み」とはどのような感覚なのでしょうか。答えはさまざまです。針を刺したときの痛みは典型的な痛み感覚ですが、腰や頭が重たくなるように感じるものや、また歯科医院で歯を削っている音を聞いているだけでも痛いと感じる人もいて、つかみどころのないのが痛みです。

 国際疼痛学会では1981年に次のように痛みの定義を定めました。

 「実際に体に障害が加わるか、見えない障害が加わった際に生じる不快な感覚や気分、そしてそのような障害があったかのように思って生じる不快な感覚や気分」

 この定義から実際にケガや病気などをして痛む、ケガや病気は快方に向かってもそのあとに風が吹いても痛いような気がする、想像しただけでも痛むなど、痛みはこのように三つの段階を含んでいると考えられます。

 通常では、これら痛みの三つの段階のうちで実体験するのは、第一段階止まりです。しかし、人によっては第三段階まで強く痛みを感じ、しかも、その痛みが長引いて家から外に出られない、会社も休むといったように生活にも影響が出てきます。

痛みの四つの側面

 肩や腰・膝の痛みが長引くと、図1に示すように四つの側面で支障が生じます。

 痛みが長期間に及ぶと、痛みのために体を動かせない、動かそうとしない、その結果、体が弱っていくといった、体への影響が現われます。

 また、いつ治るのか、悪性の病気が潜んでいて死んでしまうのではないかといった不安がつのり、その不安によってイライラしたり、気持ちが落ち込んで目もうつろになったりと心への影響が現れます。



           図1 痛みが長引くことによって現われる四つの側面

 痛みが心身両面へ影響を及ぼすことにより、なんとなく元気がなくなり、外出する機会も減って、社会との交わりが少なくなり、次第に食欲不振、睡眠不足など日常の行動面にも影響が出てきます。

 その結果、学校へ行かない、仕事を休むといったように日々の生活が消極的になり、友達が少なくなったり収入が減ったりします。

 このように「痛み」という症状は、食欲不振、咳が出る、目まいがするといった一般的にみられる病気の症状に比べ、波及効果が大きい点で際立っています。また、体・心・行動・社会の状況が、逆に痛みを増強させたり長引かせたりすることがあります。

 痛みに対する医療の挑戦は何千年もの長きにわたり続いています。それは痛みが病気の初発症状であるばかりでなく、患者さんの社会活動制限など波及作用をも考えなければならないほど重要な症状だからです。だから初期の段階で我慢せずに的確な処置、治療を受けることが大事なのです。

痛みは体の異常を知らせる警告信号

 では、痛みがなければいいのでしょうか。そんなことはありません。それどころか、痛みを感じなければ、大変なことになってしまいます。

 痛みを感じない状態になると、体に傷がついても傷害を自覚したり、傷害部位を守ることが出来ません。その結果、治療の遅れや症状の悪化を招くことになります。

 痛みは体の異常を知らせてくれる警告信号であり、痛みを感じることによって、痛みの部位(どこが痛むのか?)、痛みの程度(どのくらい痛むのか?)、痛みの種類(どのような痛みか?)が特定でき、それによって本人は、自覚が高まり、日常生活において対応ができます。また、医療サイドも正しい診断ができ、適切な治療が可能になります(図2)。
 
               図2 痛みを感知することの重要性

 「痛み」を感じることは、体を脅かす警告信号としては必要なことです。しかし、痛みはいつまでも続くことがあり、不快感や抑うつ感など感情の変化をともなうこともあるのが難点です。痛みは急性痛と慢性痛に分けることができ、慢性痛に移行すると大変なことになります。

痛みがもたらす精神的・社会的波及作用

 痛みに左右される気持ちや行動に示すように、ケガや神経の圧迫により痛みが生じた場合は、不安になったり落ち込んだりします。痛みのために姿勢が悪くなって恥ずかしい、気力が衰えて仕事に就けない、動きたくないので家に閉じこもってしまうといった理由で社会での活動量が減ります。逆に、痛みそのものも気持ちの在り様によって変わります。

おわりに
 痛みは我慢せずに急性期に適切な治療を受けなければいけません。痛みは中枢神経系で感じて痛覚抑制系も関与しています。鍼治療後の鎮痛効果はこの痛覚抑制系に働くと考えられ、さらに自律神経系、免疫系、内分泌系にフィードバックされ生体の歪みを元に戻そうとします。

  東洋医学研究所®所長黒野保三先生は各種疼痛疾患について鍼治療と超音波の併用治療により約92%の有効率を報告されています(黒野保三先生の研究業績参照)。

黒野保三先生の治療方法は神経生理学・解剖学の基礎実験から実証医学的に証明された裏付けのある治療方法です。

 鎮痛薬には副作用として胃腸障害を引き起こすことは知られております。鍼治療は副作用はありません。痛みを感じたら我慢せずに第一選択として鍼治療をお勧めします。

引用文献 
林 泰文:肩・腰・膝 痛みのクリニック、2003

投稿者: 井島鍼灸院

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