
今や国民の3分の1が、花粉症であると言われるようになりました。
鍼灸院に来院される多くの患者さんが症状に苦しんでおられます。
(ベットの横の手の届くところにティッシュを用意させて頂いております。)
最近では黄砂も多く飛んでいるため、花粉症の症状が強くなると言われています。
花粉症の増えた原因や、現在の状況、予防のワンポイントアドバイスなどについては、今後、順番にブログで紹介させて頂きます。
今回は、花粉症に対する鍼治療効果について、(公社)生体制御学会生体防御免疫疾患班を代表して、6月8日(金)~10日(日)に行われる第61回(社)全日本鍼灸学会学術大会三重大会で発表させて頂きますのでご紹介します。
発表の内容は、2005年から2009年まで5年間にわたり、花粉症に対する鍼治療の効果を、日本アレルギー性鼻炎QOL調査票(JRQLQ) No.1、No.2を用いて検討したところ、すべての年度においてQOL質問項目、総括的状態に有意な改善(p< 0.05)または改善傾向がみられたこと。
また、花粉症の重症度や鍼治療効果には男女差があることなどです。
研究を行った前後2年を合わせると、7年間のデータを検討しております。
東洋医学研究所®グループの先生方は、それらのデータを花粉症の治療に役立てております。
是非、一度御相談してみて下さい。