「冷え」のメカニズムとは?
「私だけ手足が冷たい」
「お腹の中だけが冷える」
こういったつらい冷えの症状。
近年分かってきた2つのメカニズムを解説します。
1、体温を守る反応が強すぎる
まず知っていただきたいのは、人間の体は心臓や脳を守ることを最優先にしているということです。
私たちの脳には「視床下部」という体温の司令塔があります。
冷え症の方の場合、本来なら問題ないレベルの寒さでも、脳が「熱を確保しよう」と強く反応しているようです。
● 指先の特別な血管「AVA」
指先にあるのが「AVA」という特別な血管。
本来は熱を放出する役割を担っています。
しかし、ストレスや寒さで緊張すると「ギュッ」と閉じてしまうのです。
その結果、温かい血液が指先まで届かなくなります。
冷えを感じやすい方は、交感神経が優位になりがち。
血管が収縮している時間が長い傾向にあり、手足が外気の影響を受けやすくなるのです。
2、温度センサーが敏感になっている?
次に、最近注目されている「冷たさを感じるセンサー」のお話です。
実は、皮膚と内臓ではセンサーの働き方に違いがあります。
私たちの体には、温度を感じるTRPチャネルという小さなセンサーがあります。











