井島鍼灸院ブログ

2012.05.16更新

師匠であり、東洋医学研究所®所長の黒野保三先生が、長年の研究から統合的制御機構を調整するために厳選された経穴(ツボ)を意味しています。

黒野先生は次のように説明されています。

「昭和31年から昭和43年までの13年間に、東洋医学研究所®に来院した患者中、近代医学の診断結果を得た、内科領域で同一主訴を5例以上有する患者2083名を対象としました。

最初の患者に対する選穴は、経験的に得た経穴を適宜選穴しました。次に患者の申告で主訴が改善された経穴を、前患者と同じ主訴を有する次の患者から使用し、随時同じパターンによりオーバーラップさせて、使用頻度率と有効性を調査しました。
 
結果として、東洋医学研究所®における内科領域(不定愁訴症候群、消化器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、代謝疾患、泌尿器疾患)における患者の自他覚所見に対して、いかなる経穴を使用していたかという調査検討を行ったところ、生体制御療法としての一つのパターンが確認されました。

すなわち、使用してきた経穴の中で、明らかに常用穴および各症状に対する効果穴と思われる経穴が認められました。
 
肺兪 ・厥陰兪は共に1474例、使用頻度有効率は70.8%でありました。天柱・風池・大杼・肩井は1386例、使用頻度有効率は66.5%でありました。したがって、40%以上の使用頻度と症状改善の有効率があった中カン・気海・期門・天枢・天柱・風池・大杼・肩井・肺兪・厥陰兪・脾兪・腎兪・大腸兪の13穴を生体制御療法としての黒野式全身調整基本穴と定め、その個々の経穴に対し、治療することを定めました。」


東洋医学研究所®及び東洋医学研究所®グループでは、黒野式全身調整基本穴を使用した生体制御療法を基本とした治療を行い、多くの治療実績をあげ、それらを集積した研究発表を行っております。

是非、安心して痛みや副作用のない鍼治療を受けてみて下さい。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.15更新

平成24年6月8日(金)の午後6月9日(土)は、(社)全日本鍼灸学会学術大会(三重大会)参加のため休診させて頂きます。

(6月8日(金)の午前は営業させて頂きます。)

この学術大会は、(社)全日本鍼灸学会が主催して行われるもので、全国の鍼灸に関係のある先生方が集まります。

会 期   2012年6月8日(金)~10日(日)

会 場   四日市市文化会館

テーマ   患者のための鍼灸学 ~求められる連携と協調とは?~

テーマ趣旨

「  近年の医療進歩に伴い、西洋医学においても東洋医学においても、様々な医療の専門分野や組織への分化が急速に進んでまいりましたが、一方で「患者のため」という医療の原点­がおろそかにされる面もあったのではないかと感じています。

  今、あらためて「患者のため」という原点に立ち返り、それを共通の目的として、様々な専門職や組織の連携と協調の在り方が問われている時代ではないでしょうか。

本大会ではこの大きなテーマを中心として、あらゆる角度からシンポジウムを企画しております。」


 この学術大会では、私が「花粉症に対する鍼治療効果の検討 5年間のまとめ(2) -男女別の花粉症症状・鍼治療効果の検討-」を、(公社)生体制御学会研究部生体防御免役疾患班を代表して発表させて頂きます。

また、当院で鍼治療の勉強中である西田先生は、「関節リウマチに対する鍼治療の1症例」を発表させて頂きます。

年に1回の学術大会ですが、全国の鍼灸に関する研究をしている先生方が集まり、講演をして頂いたり、それぞれの研究を発表し討論したりと大変勉強になります。

患者様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、何卒、宜しくお願い申し上げます。




投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.14更新

東洋医学研究所®HPの中で山田耕先生の書かれたコラムを紹介させて頂きます。

当院にも仕事盛りの年齢で、うつ病、うつ状態のため辛い状態になっておられる方が来院されています。

東洋医学研究所®グループ 山田鍼灸治療院

院長  山田 耕先生


 近年、30代を取り巻く環境は、想像以上に変化しています。彼らが社会に出たのはバブル崩壊直後であり、正社員として会社に入った人達は、厳しくなっていく企業経営の中で「成果主義」といった新しい人事制度を経験しました。一方、就職氷河期に直面したのもこの時代です。

 さらに現場では、部下のいない管理職が重い責任を負わされる一方で、残業代が支払われず、長時間労働が常態化し、うつ病へと追い込まれる中堅社員が増えています。

また、親会社から子会社への出向だけでなく、プロジェクトの一員として働く中で、責任の所在や指揮命令系統の混乱や、優秀な技術者が複数のプロジェクトを抱えるなど、ストレスや過労からうつ病に追い込まれるケースがあります。

 2006年に上場企業2150社で行ったアンケートでは、「心の病が増加傾向にある」とする企業の割合は61.5%でした。

 うつ病になる人は、仕事が忙しくて、同僚や上司とのコミニュケーションがない場合が多く、仕事を抱え込んだ状態から行き詰まって、会社に行けなくなります。

何となく恐怖感に襲われて、対人関係が自然でなくなり、お互いに精神的な仕切りが作られているので、正常な状態に戻りにくい状況になっています。「心の病」は、常にマイナス思考と密接につながっています。

 多くの場合、仕事のストレスと関連します。ストレスの原因は仕事量が多すぎることがあり、90年代からのリストラで、組織の体制が大幅に見直されて、かつて数十人でこなしていた業務が、現在は数人の担当に絞り込まれたり、その業務の見直しが2、3年おきに繰り返されるので、ぎりぎりの人数で仕事が回されることになります。

 仕事のストレスに注目すると、30代の場合、仕事量の過多、長時間労働と言う環境の中で相談をする相手が不足しています。

 激務の中で、仕事がうまく回らなくなった時ほど、自分が使い捨てになるかもしれないと不安に襲われて、精神的な支柱がおれてしまい、一旦マイナス思考に陥ると、失敗の責任、自分の立場、将来の処遇などプレッシャーが内側に向かいやすくなります。

 通常、こうした心の悩みは職場の上司、同僚、家族が相談相手になりますが、仕事が個人単位になったせいで、接点が乏しくなり、じっくり話す余裕が失われているのが現状です。

 つまり、一人で仕事をし、そのリスクを一人で負っていることがうつ病の増加につながっていると考えられます。

 企業は「成果主義人事管理制度」を導入し、個人の目標を明確にし、その達成度で評価をするようにしてきました。

成果に応じて評価することは、正しいことのようではありますが、人々の協力やコミニュケーションを阻害するという副作用をもたらしました。職場での孤立だけならまだしも、成果を出さなければ責任をとらされ、しばしば過度に責任を追求されるという危険が増すことになります。

 そして、ひとたび役割の遂行に失敗すると、その責任は個人に集中するというリスクが高まってきます。その時、自己は崩壊し、「うつ病」になってゆくことになります。


うつ病のサイン

 うつ病になりそうな社員は、顕在化する前に必ず何らかのサインを送っています。企業が、すなわち上司や周囲の人がそのサインを見逃さず対処できれば、未然に防ぐことができます。

①「欠勤」
  うつ状態の時は、休みの土日で煮詰まる人が多く、月曜日の朝に「下痢が止ま らない」「風邪がひどい」など、会社に電話してくることがあり、これが何度も続いているようであれば、うつの前兆ではないかと疑う必要があります。

②「遅刻・早退」
  うつ病になると睡眠障害が多く出てくるため、遅刻や日中ボーッとした勤務態度がよく見受けられます。さらに早退など、これらが重なれば、特に気を配る必要があります。

③「泣き言」
  それまでは穏やか・控えめだった社員が、突然、強い不満や抗議をしてくるといった場合です。

④「能率が下がる」
 ③の泣き言という抵抗期の段階を過ぎると仕事の能率がどんどん落ちる疲憊期に入ってきます。見ているとサボっているわけではないのに、仕事が進んでいないと いった状態です。これがさらに進むと期限が守れなくなってきます。

⑤「ミスが多い」
  ぎりぎり期限を守って仕事をしていますが、書類上の誤字や脱字、数字の桁の間違い、人の名前を間違えるなどの単純なミスが出てくるようになります。

⑥「辞めると言い出す」
 しかったり、気を遣ったり、言葉を十分配慮して言っても、最後は、「辞めればいいんでしょう」と開き直るようになってきます。

以上のように、サインはいくつも出ている場合が多くあります。

 今年(2010年)の春、卒業予定の大学生の就職内定率(2月1日時点)が、前年同期を6.3ポイント下回る80.0%となったことが、2010年3月12日に発表された厚生労働省と文部科学省の調査 『平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査』で明らかになりました。

バブル崩壊後の就職氷河期でもっとも低い内定率となった81.6%をも下回っており、1996年より行われている同調査で過去最低の結果となりました。 来春の状況はさらに悪化しそうです。

 年々就職率が下がってゆき、幸運にも就職は出来たが、不幸にも仕事のストレスが増え、うつ病の発症率も上昇する可能性が高くなると予想されます。

 東洋医学研究所®グループでは、黒野保三先生が長年にわたり研究された自律神経に働きかけて身体を健康な状態に戻す鍼治療を行っています。

 是非、東洋医学研究所®グループの鍼治療を活用していただいて、より健康的な日常を送ってください。

参考、引用文献

1) NHK取材班.30代のうつ-会社で何が起きているのか-.NHK出版.2007.24-107.
2) 渡辺登.職場不適応.講談社.2009.36-50.
3) http://www.fuanclinic.com/byouki/karada.htm
4) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100312-00000007-oric-ent

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.12更新

駐車場は、鍼灸院前のタイムズ駐車場(20台収容)か、鍼灸院の西約50mにあるタイムズ駐車場(16台収容)を無料でご利用いただけます。
(お帰りの際に駐車料金をお渡し致します。)

治療が長くなった場合も、その駐車代はお支払いします。

また、100円パーキングの使用方法がわからない場合は、いっしょに行ってご案内させて頂きますので、安心してご来院下さい。
 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.11更新

平日の午後 16:00~19:00 の時間帯で、受付や治療補助をしながら鍼灸治療の勉強をしてみませんか?

現在、当院では西田修先生(鍼灸師・柔道整復師)が鍼灸治療の修業中であり、 名古屋医専の学生である二宮果苗さんが勉強されています。

過去、10年間で4人の鍼灸学校の学生さんが、勉強に来られました。

鍼専門で治療している治療院は少ないと思いますので参考になることが多いと思います。

興味のある方は、質問だけでも結構ですので、是非、ご連絡下さい。 

telephone 058-262-4939



投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.09更新

最近、たくさんの新しい患者さんにご来院頂いております。

中でも小児の患者さんが増えています。

このホームページの小児鍼でも紹介させて頂きましたとおり、アレルギー疾患や夜泣き、虚弱体質などに対する鍼治療は、副作用の心配もなく、
とても良い方法だと思います。

子供さんに鍼というと、恐いというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、鍼でさするような方法ですので心配はいりません。

子供さんは、とても敏感ですのでさするような鍼でもとてもよく反応されます。

辛い状況にある子供さんに少しでもよくなって頂きたいという思いと、将来的な鍼治療の普及という意味でも、当院は小児鍼を積極的に行っています。

そこで、長期的な治療が必要な子供さんには、すくすく定期券をご案内しています。

もともとは、冬休みと夏休みの期間に、1か月間何回来院されても5000円という定期券を販売するという企画でした。

 

現在はこの定期券を12才までの子供さんに通年で販売しています。

是非、ご利用下さい。


 
 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.07更新

東洋医学研究所®HPの中で山田耕先生の書かれたコラムを紹介させて頂きます。

私も山田耕先生に教えて頂いて、治療室では常時モーツァルトを流しています。

東洋医学研究所®グループ

山田鍼灸治療院 院長 山田 耕先生


 はじめに

 人生の謎、喜び、哀しみ、そして平安...こうした神秘的な経験を表現するのには、言葉よりも音楽のほうが適している。

幾千の言葉を重ねたところで、文学は音楽にはかなわない。優れた音楽は、疲れた知性に清涼感を与え、そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。(ポール・ブラントン)

 当院は、主にクラシックをバックグラウンドでかけています。患者さんが「いい音楽ですね。」とよく言われます。その中で、患者さんが「私もこういう曲を聴くとすごく心が癒されます。」といってCDを持って来られる事がしばしばあります。

 前回、「音楽について2」で、音楽は人々に深い感銘を与え、安らぎを与えるかと思えば、男たちを戦場へと駆り立て、懐かしい音楽は記憶を回想させると書かせて頂きました。

 今回は、音楽と脳のかかわりについてご紹介させて頂きます。

音楽と脳

音楽を、単なる「音」ではなく、また「言語」でもなく、「音楽」として認識する脳のメカニズムは、まだ詳しくわかっていません。

それどころか、ヒトが周囲の雑多な音の中からどうやって声や音を分離して聞き分けているのかなど、聴覚認知の基本的な仕組みすら未解明なことが多くあります。

しかし、音楽と脳の関係については、音楽に関係する脳:側頭葉を電気刺激すると音楽を体験するなどの報告から、一次聴覚野を含む側頭葉が関係していることは確かです。

  好きな音楽を聴くと良い気分になるのは、脳内で快感伝達物質ドーパミンが大量に分泌されているためだということを、カナダ・マギル大学の研究チームの研究が米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」(電子版)に掲載されました。

 その研究では、好きな音楽を聴いてワクワクしているとき、被験者の身体活動は活発化し、脳内の線条体からドーパミンが分泌されることが分かりました。この反応は、好きな音楽を聴く前の期待感だけでも起こることも確認されました。

 一方、聴いても気分が盛り上がらない特に好きではない音楽を聴いた場合には、ドーパミンの分泌の活性化は見られませんでした。

  研究チームはさらに、脳内のどの部分が活性化するかを調べるため、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)による検査を実施し、被験者の脳の血流量変化を調べました。

すると、好きな音楽を聴くことを期待している段階では、脳の「尾状核」と呼ばれる部分が活性化することが分かりました。ところが、実際に音楽を聴いて興奮状態となると、今度は「側坐核」という部分が活性化しました。

 研究チームは、こうした結果が音楽に関心を持つヒト特有の性質を解明する手がかりになると期待を示しています。

生存本能に関わる脳内物質、なぜ音楽で活性化?

 ドーパミンは、おいしいものを食べたり、金銭など好ましい「二次報酬」を得たりした際に分泌される脳内物質。向精神薬の処方でも分泌され、ヒトの生存本能と深い関係があると考えられています。

 音楽があらゆる社会で好まれ、個人の楽しみや文化として受け入れられている事実は、この「報酬」理論で説明できます。しかし、音楽は抽象的なもので、必ずしも生存に不可欠ではなく、また「二次報酬」的なものでもありません。

 この点について研究チームは、「抽象的な刺激は文化や世代を超えて続き、たいていの人の生活の中で重要な位置を占めています。特に、抽象的な刺激に対する楽しい記憶は文化や個人の好みによりけりだ」とし、考えられる理由として、音楽によって喚起される「高揚感」「緊張」「予感」「驚き」「期待」などの感情が関与している可能性を挙げています。

 音楽にこんなにも心を動かされるのはなぜだろうか。私たちの脳は音楽をどう処理しているのだろうか。脳画像に基づく最新の研究から,その秘密が少しずつ見えてきました。

 意外なことに,音楽を処理する特別な「中枢」は存在しなません。音楽を聴くと脳のさまざまな領域が反応しますが,音楽の認識や情動的反応など,それぞれで関係する領域は異なります。

音楽は脳全体にわたる多数の領域に関連していて,なかには通常は別の認知活動にかかわっているものもあります。

 また,その人にとって重要な音楽に対してはより敏感に反応するよう,脳そのものが変化していきます。

神経細胞が敏感に反応する周波数が,学習によって"調律"し直され,重要な音にはより多くの神経細胞が最適に応答するようになります。

こうした細胞レベルでの調整が聴覚野全体にわたって起こり,以前よりも広い範囲の皮質で処理されるようになります。

 音楽に関連した情動については少なくとも2つの系が働いており,それぞれが異なるタイプの感情に対応しています。

聴覚系がさまざまなパターンで活性化すると,そのパターンに応じて脳の両半球の異なる応答領域が特異的に働くと考えられますが,両者がどのように結びついているのかはまだわかっていません。

 ただ,音楽を聴くと非常な至福感を覚えるという音楽家の脳を調べた結果,食事やセックス,依存性薬物によって刺激されますのと同じ脳の報酬系の一部が音楽によって活性化していることがわかりました。

 音楽と脳に関する研究が進むにつれ,音楽とその存在理由に関する理解が進むだけでなく,音楽がいかに多様な側面を備えているかもわかってくるに違いありません。

人はなぜ音楽に感動するのか

 誰にでも心に残る音楽があります。楽しかったり、苦しかったりした体験と共に聴いた曲、親しい友人と一緒に聴いた曲を思い出と共によみがえったりすることがあります。

人間が音楽によって感動を受けるのは、その人の様々な経験、知識、記憶などが絡み合い、教養などにも深く関係し独特の感動を引き起こします。

 また、人が音楽を聴いた時の脳の状態は、食べたり飲んだりした時のそれと非常に近いことがわかっています。音楽から得られる喜びは、生物としての基本的、本能的な喜びの回路と共通しています。つまり、音楽を聴くということは「自然の営み」です。

おわりに

 あまり音楽を聴かれない方や興味がない方もカラオケで歌ったり、クラシック名曲集などお聴きになられるなど、音楽と接してみられてはいかがでしょう。

 東洋医学研究所®の治療室では、様々な訴えを持った患者さんが多く来院されます。

そこには、ピーンと張り詰めた緊張感の中で黒野保三先生が診療を行われ、スタッフの先生方も一生懸命に診療に従事しています。

患者さんも一生懸命で、治してもらおうと来院されています。これは、黒野保三先生が醸し出す、人間性という無音の音楽かもしれません。

 東洋医学研究所®グループの先生方も黒野保三先生を見習って、一生懸命鍼治療を行っています。

痛みが無く副作用の無い、疾病の予防となる全身の調整を目的とした 鍼治療(黒野式全身調整基本穴)を受けてみてはいかがですか。

文 献

1.茂木健一郎:すべては音楽から生まれる
2.須藤伝悦:モーツァルトが求め続けた「脳内物質」
3.http://web2.chubu-gu.ac.jp/web_labo/mikami/brain/index.html
4.http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-
technology/2782051/6649913

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.06更新

昨日、岐阜県可児市瀬田1584-1にある、花フェスタ記念公園に行って来ました。

岐阜を11時半頃出発し、岐阜各務原ICから可児御岳IC向かいました。

途中、長良川サービスエリアで高山ラーメンを食べました。

ゴールデンウィーク中ということもあり、大変混雑しており、食券を買って厨房へお願いしたところ、「現在高山ラーメンは28杯待ちなので、少しお待ちください」と言われました。

15分ほど待ちましたが、待ったかいがあって期待していた通りの高山ラーメンの味(さっぱりとした懐かしいようなしょうゆ味)でとてもおいしかったです。

1時半頃には、花フェスタ記念公園に到着しました。

天気がとてもよく、日差しが暑いくらいでしたが、緑が多く会場がたいへん広いのでいつ来ても本当にすがすがしい感じがします。

花フェスタ記念公園の紹介文には、

「当公園は平成7年に開催された「花フェスタ'95ぎふ」の会場となり、その成功を受けて再整備を行い、花フェスタ記念公園としてオープンしました。

80.7ヘクタールもの広大な敷地は、「バラゾーン」「交流ゾーン」「葉っぱゾーン」に区分され、約7,000品種のバラが植栽されたバラ園のほかに、企画展示や研修を行うことができる「花のミュージアム」、一年を通じて季節の花木を楽しめる大温室「花の地球館」、高さ地上45メートルの「花のタワー」、屋外イベントホール「プリンセスホール雅」など、特徴のある施設でお楽しみいただけます。

 


当公園の最大の魅力は二大バラ園である「世界のバラ園」と「バラのテーマガーデン」です。世界有数の品種数「7,000品種」のほとんどがこのゾーンに植栽されています。

バラは春から霜が降りる前まで咲きますが、特に見ごろとなるのは春と秋です。春の5月中旬ごろからは一年で最も多くのバラが咲き、華やかな色でバラの世界を彩ります。

 


秋の10月下旬ごろからは一年で最も美しくかつ香り豊かなバラをご堪能いただけます。どちらもあたり一面色とりどりのバラがその華麗さを競うようにして咲き誇り、「非日常的なバラの世界」をお楽しみいただけます。」

と書いてありました。

きれいな花があり、タワーからの眺めも素晴らしく、気分をリフレッシュするには最高の場所だと思います。


まだ少し、バラの時期には早かったので、もう少ししたらまた行ってみようと思います。
 


 

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.03更新

昨日、鳥インフルエンザウイルスについて次のような報道がありました。

「人から人には感染しにくいとされている高病原性H5N1型鳥インフルエンザウイルスについて、わずかな遺伝子の変異で哺乳類の間でも容易に感染することを示した東京大医科学研究所の河岡義裕教授の論文が、3日付の英科学誌「ネイチャー」に全文掲載された。

この論文については、米政府が生物テロに悪用される懸念があるなどとして一部非公表を求めたことで、掲載が先送りされていた。」 (毎日新聞)


 このような報道から感じることは、新しい型のインフルエンザが流行すれば大変危険な状態になることは分かりますし、このような研究が大切であることもわかります。

ただ、この記事の内容だけを読むと、大変不安を感じられる方も多いのではないでしょうか。

 実際に一般の方ができるインフルエンザに対する予防方法で、一番肝心で誰でもできることは、体の調子や免疫力を高めることだと考えます。

 規則正しい生活、適度な運動、偏らない食事をすることや、過剰なストレスを受けないこと、生活に笑いを取り入れることなどが重要です。

 また、鍼治療が風邪症候群の予防に役立つことを、生体防御免疫疾患班を代表して角村幸治先生が「かぜ症候群の予防に対する鍼治療の有効性 -多施設によるアンケート調査-」(全日鍼灸学会雑誌59巻4号,416-420,2009)と題して報告しています。



 
この研究は、東洋医学研究所®グループの12施設に来院した患者215名に対し、①鍼治療前の1年の風邪罹患回数、②鍼治療後の風邪罹患回数の変化、③鍼治療来院期間についてアンケートにより調査・分析したものです。

 その結果は、鍼治療来院期間2年未満では風邪をひきにくくなったと回答した人は45.9%であり、2~4年で63.3%、4年以上で82.8%となり、長く鍼治療を受けることで風邪症候群を罹患しにくくなったと自覚する患者が増えることが報告されています。

 以上のことから、自然な方法で免疫力を高める努力をしたうえで、正しいうがいや、手洗い、マスクの着用を心がけることが必要だと考えます。

このような努力は、体調を良好に保ち、その他の感染症の予防にも役立つと考えられるため、是非実行して頂きたいと思います。

投稿者: 井島鍼灸院

2012.05.01更新

お知らせ

平成24年5月26日、愛知県名古屋市守山区の森孝東コミュニティセンターにて「守山区老人クラブ研修会」が行われます。

この研修会の講師として依頼を受け、東洋医学研究所®所長 黒野保三先生が「元気で生活するためには」と題して講演されます。


日 時  平成24年5月26日(土)午後1時~1時30分
場 所  森孝東コミュニティセンター
テーマ  『元気で生活するためには』
講 師  東洋医学研究所® 所長 黒野 保三 先生

投稿者: 井島鍼灸院

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