現在、岐阜公園内で「菊人形・菊花展」や、「レオナルド×ミケランジェロ展」が開催されていることはすでにご紹介させて頂きました。
そのすぐ近くの、是非,立ち寄って頂きたい名所には、岐阜大仏、三重塔、名和昆虫博物館、加藤栄三・東一記念美術館などがあります。
その中で、今回は岐阜大仏をご紹介します。
大仏といえば、奈良・東大寺の大仏や、鎌倉・高徳院の大仏が有名ですが、それらと並んで「日本三大仏」のひとつに数えられる大仏が、岐阜市大仏町にある金鳳山正法寺にあります。(岐阜公園から徒歩2分です。)
天保3年4月(1832年)に、実に38年の歳月を費やして完成したと伝えられています。
この大仏は周囲1.8メートルの大イチョウを真柱として、木材で骨格を組み、その上に竹を編んで粘土を塗り、お経を書いた紙を張って、漆を施し、金箔を置いた「乾漆仏」と呼ばれる仏様です。
像の高さとしては、奈良の大仏に次いで国内第2位です。
あまり知られていないのが、私としては非常に残念です。
奈良 鎌倉 岐阜
像高 14.98m 11.35m 13.63m
耳長 2.54m 1.90m 2.12m
住所 岐阜県岐阜市大仏町8番地
営業時間 9:00~17:00
休館日 なし
入舘料 大人200円、小人100円(30名以上で団体割引あり)