岐阜県美術館の1万坪に近い敷地内には、約40種2万本の樹木が植え込まれ、その中に野外展示場が設けられています。
何かほっとする空間です。
館内の展示物のうち、外国作品については、心象的表現の強い作家の作品を重点に収蔵しており、主なものは、ルドン・ムンク・シャガール・ミロなどの作品があげられます。
中でも、ルドンの作品は230点余りが収蔵されており、ルドンコレクションの美術館として注目を集めています。
また、岐阜県は川合玉堂(かわいぎょくどう)、前田青邨(まえだせいそん)、山本芳翠(やまもとほうすい)、熊谷守一(くまがいもりかず)など、近代日本美術史上に重要な足跡を残した多くの作家を輩出しています。
岐阜県美術館では、そうした郷土にゆかりのある作家の作品を収集、展示しています。
現在は日本洋画の先駆者である山本芳翠の世界を見つめる特集展示がされています。
「浦島図」「灯を持つ乙女」「伊藤博文公肖像」「若い娘の肖像」など多くの作品を観ることができます。
光と影で表現された独特な雰囲気の「灯を持つ乙女」は、一度ご覧になって頂きたいと思います。
そして、岐阜県美術館のすぐ隣に岐阜県図書館があり、その中にある「レストラン杏」のランチは 私のお気に入りです。
場所 岐阜県岐阜市宇佐4-1-22
開館:10:00~18:00 (入館は17:30まで)
開館:10:00~21:00 毎月第3金曜日(入館は20:30まで)
休館:月曜、祝日の翌日、年末年始