ここ3年間で、52名の顔面神経麻痺の患者さんを治療させて頂きました。
多くの患者さんは強いストレスや、過労などによって顔面神経麻痺を発症されています。本人にストレスや過労の自覚がない場合でも、よくよくお話をお聞きすると何かしら原因と思われることがあります。 患者さんの無理を顔面神経麻痺を発症することで、身体が止めているように感じることがよくあります。
そして、顔面神経麻痺は突然顔に症状が現れるためにショックを受けられる方も多く、心理的に辛くなりがちです。外出を控えたり、会話が少なくなったりする方も多くいらっしゃいます。
病院での説明も安心できるようなものではなく、むしろ最悪のケースを告げられることが多いようです。したがって、身体の調子が悪いうえに精神的ダメージを受け、さらに今後の不安で途方に暮れて当院に来院されます。
顔面神経麻痺の場合、発症後の見通しについてはある程度ご説明できます。また、症状が改善する可能性は十分にあります。鍼治療により改善する可能性はさらに高くなると考えます。
まず現在の状況を理解し、顔の症状に意識を集中しないで、身体の調子を上げることに専念するよう努めることをお勧め致します。患者さんができる大切なことは、なるべく明るく活動的な生活を続けるようにすることです。それを可能にするための、その人に合ったアドバイスをさせて頂きます。
部分的な顔の症状改善は鍼治療にお任せ下さい。
是非一度、鍼治療をお試し下さい。