あけましておめでとうございます。
いつも井島鍼灸院をご愛顧頂きまして、心より感謝申し上げます。新年にあたり、最近の患者さんの傾向をお伝えし、鍼治療の可能性についてご説明させて頂きたいと思います。
昨年は優秀なスタッフ5人に支えられ、新しい患者さん219人にご来院頂くことができました。主訴を調べると、肩こり45人、腰痛41人、耳の関連疾患27人、精神疾患19人、不妊症18人、頭痛14人、顔面神経麻痺8人、逆子8人、帯状疱疹後神経痛5人、その他各種疾患となっていました。肩こり、腰痛は主訴でなくても多くの方が訴えられており、ここ数年急増しているように感じます。また、免疫力の低下が疑われるヘルペスウイルスの活性化が関係する帯状疱疹後神経痛、顔面神経麻痺、突発性難聴なども増えています。原因のはっきりしない不妊症などのように、根本的な体力が知らず知らずのうちに落ちている可能性も考えられます。
カルテを細かく検討してみると、患者さんの疾患の原因が複雑になっていると感じます。対処療法だけでは解決しなくなっています。一人一人の状況を直感的に捉え、それぞれに合った対応が必要です。鍼治療が頑張らなければならない時がやってきました。
心と体を健康に保つことができれば、何が起きても楽しく生活することができると信じます。鍼治療で多くの方のお役に立ちたいと願います。治療室を笑顔になって頂ける空間にします。
新年は、6日(金曜日)から通常営業させて頂きます。本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。