経絡とは?
経絡とは?
想像してみてください。あなたの体の中に、目には見えない不思議な道が走っているんです。
これが「経絡」。東洋医学では生命エネルギーの「気」と「血」がこの道を通って全身を巡っていると考えているんです。
この経絡、なんと12本の主要な道(正経十二経脈)と、8本の特別な道(奇経八脈)、そしてたくさんの脇道(絡脈)で構成されているんですよ。まるで体内高速道路網みたいですね!
経絡は体の表面から内部まで張り巡らされていて、臓器や組織をつないでいます。この道を通って気と血が全身を駆け巡り、体の機能を調整しているんです。
東洋医学では、この経絡の流れが滞ると病気になると考えています。だから鍼灸治療では経絡上の特別なポイント(ツボ)を刺激して、気の流れを整えるんです。
経絡理論は体全体のバランスを重視します。まさに森を見る視点と言えますね。
この経絡、体中を縦横無尽に走る神秘的なネットワーク。東洋医学の診断や治療の要となる、とっても大切な概念なんです。