寝違えの正体と原因
多くの人が一度は経験したことがある「寝違え」。
一般的には「変な寝姿勢のせい」と思われがちですが、実はそれだけではありません。
朝起きたら首が動かない!後ろを振り向こうとしただけで「ズキッ」と痛い…ときには肩甲骨や背中まで痛みが広がったり、腕や指先がしびれることさえあります。じっとしていても違和感が続くことがあり、本当にツラい症状です。
寝違えのメカニズム
- 筋肉や関節包の血流不足:不自然な姿勢が長時間続くことで筋肉が酸素不足になり硬直します。
- 筋緊張と微小な炎症:強い収縮や血流障害によって筋線維や周囲に細かな傷がつくことがあります(肉離れのような大きな損傷ではなく微小レベルです)。
- 筋膜の滑走障害:筋膜がこわばって動きが悪くなり、首を動かしたときに引っかかるような痛みが出ます。
鍼治療が寝違えに効果的な理由
- 局所の血液循環を促し、酸素や栄養を届きやすくすることで炎症の回復を早めます。
- 鍼刺激によって筋肉がゆるみ、首や肩の動きがスムーズになります。
- 脳内で痛みを和らげる物質が分泌され、鎮痛効果が期待できます。
- 首だけでなく肩甲骨や背中、腕に関連するツボにも施術することで、痛みの広がりを抑えます。
寝違えを防ぐには
- 首や肩を軽くストレッチしておく
- 自分に合った枕や寝具を選ぶ
- 首や肩を冷やさないようにする
- ストレスをためず、筋肉の緊張を防ぐ
寝違えの初期対応
朝起きて首が痛いときは、まず冷やして安静にすることが大切です。10分程度を目安に、つらくなったら中止しましょう。
痛みが出てから48時間を過ぎたあたりからは、逆に温めて血流を良くすることで回復が早まりやすくなります。
まとめ
寝違えは血流・筋肉・姿勢・ストレス・生活習慣が複雑に絡み合って起こる現象です。そのため、日常生活や環境の工夫でしっかり予防できます。「寝違えなんてよくあること」と軽く見ず、体からのサインとして受け取ってあげましょう。
井島鍼灸院では、一人ひとりの体質や状態に合わせた施術で、つらい症状の根本改善を目指します。お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。











