岐阜市|井島鍼灸院ブログ
うちの子、敏感すぎる?『HSC』の癇癪・夜泣きに、薬を使わない東洋医学という選択肢
「ちょっとした物音ですぐ起きる」「タグや縫い目を嫌がる」「泣き出すと止まらない」―― それは育て方のせいではなく、HSC(ひといちばい敏感な子)という気質かもしれません。
この記事では、繊細なお子様の心と体を守る、薬を使わない東洋医学(小児鍼)の考え方をわかりやすくお伝えします。
- ちょっとした物音ですぐに目を覚ましてしまう
- 洋服のタグや靴下の縫い目を嫌がる
- 一度泣き出すと、なかなか泣き止まない(癇癪がひどい)
※当院でも、子育て中の親御さんからこのようなご相談が増えています。
「HSC」とは?病気ではなく「個性」です
HSC(Highly Sensitive Child)は、病名や障害名ではありません。生まれ持った「気質(性格)」のことで、 5人に1人はこのタイプだと言われています。
HSCのお子様は、感受性がとても豊かで、人の気持ちに寄り添える優しい心を持っています。 しかしその反面、外部からの刺激(音・光・匂い・人の感情など)を敏感にキャッチしすぎてしまい、 脳と体が常に緊張状態で、疲れ切っていることが多いのです。
その疲れやストレスが、夜泣きや癇癪(かんしゃく)、おねしょ、チックといった症状として現れることがあります。
東洋医学で見る「子どもの敏感さ」
昔の日本では、こうした症状を「疳の虫(かんのむし)」と呼んでいました。 東洋医学では、これを「気の巡りが滞っている状態」と考えます。
子どもは成長のエネルギーが溢れていますが、体がまだ未発達なため、エネルギーのコントロールがうまくいきません。 HSCのお子様のように外からの刺激を強く受け止めすぎると、体の中でエネルギーがパンパンに膨らんでしまい、 うまく逃がせず、爆発してしまうのです。
これが、激しい夜泣きやイライラなどの原因になります。
薬を使わない選択肢「小児鍼(しょうにしん)」
「子どもに鍼(はり)なんて、痛そうで可哀想…」と思われる親御さんも多いかもしれません。 ですが、当院で行う子どものための鍼治療(小児鍼)は、大人の鍼とは全く別物です。 体に鍼を刺すことは一切ありません。
- 刺さない:皮膚の表面を鍼で優しく撫でたり、さすったりします。
- 痛くない:羽毛で撫でられているような、とても気持ちの良い刺激です。
- 短時間:お子様の負担にならないよう、数分〜10分程度で終わります。
「泣いたらどうしよう」「じっとできるかな」――大丈夫です。
お子様のペースを最優先に、無理のない範囲でやさしく進めます。
なぜ、皮膚を撫でるだけで落ち着くの?
皮膚と脳は、お母さんのお腹の中で受精卵から分裂する際、同じ場所(外肺葉)から生まれます。 つまり、皮膚と脳は兄弟のような密接な関係にあります。
小児鍼で皮膚を優しく刺激することで、その信号が脳に伝わり、 「オキシトシン(愛情ホルモン・安心ホルモン)」の分泌を促します。 これにより、高ぶっていた自律神経が整い、深いリラックス効果が得られるのです。
- 夜ぐっすり眠れるようになる
- 情緒が安定し、癇癪が減る
- 免疫力が高まり、風邪を引きにくくなる
※感じ方・変化の出方には個人差があります。
一人で悩まず、ご相談ください
HSCのお子様を持つ親御さんは、「私のしつけが悪いのでは」と自分を責めてしまいがちです。 でも、決してそうではありません。お子様のアンテナが、少し感度が良すぎるだけなのです。
井島鍼灸院では、お子様の体質に合わせた優しい施術を行います。
薬を使わず、お子様が本来持っている「治る力」「育つ力」を引き出すお手伝いをさせていただきます。
お子様の夜泣きや癇癪、敏感さでお困りの方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。











