井島鍼灸院ブログ

2026.02.12更新

みなさん、こんにちは。
今日は、ここ数年で急に増えている頭痛についてお話しします。

それは、
メガネ・マスク頭痛

夕方になると
こめかみや耳の上が重い。
マスクやメガネを外すと、少し楽になる。
そんな経験、ありませんか。

実はその不調、
耳の上にある「角孫(かくそん)」というツボが関係しているかもしれません。

角孫は、
手之少陽三焦経(てのしょうようさんしょうけい)に属するツボで、
耳の上、髪の生え際にあります。

ちょうど、
メガネのツルや
マスクの紐が当たり続ける場所です。

角孫という名前の意味

まずは、
角孫という名前の意味から見ていきましょう。

「角」は、
かど、端、つの、
そして、髪を束ねた形を表す言葉でもあります。

一方の「孫」は、
子孫の孫という意味だけでなく、
細かく枝分かれしたもの
つまり、細い血管や経絡を表す言葉です。

この二つを合わせた「角孫」は、
顔の角にある、細かく分かれるポイント
という意味になります。

実際に角孫は、
耳の前上角、髪が自然に流れ落ちる境目に位置しています。
名前そのものが、
場所と役割をそのまま表しているツボなんですね。

どんな症状に使われてきたのか

では、
角孫はどんな症状に使われてきたのでしょうか。

古い資料では、
まず真っ先に挙げられているのが
眼の病気です。
目の奥の重さや疲れ。

次に、耳のトラブル
さらに、
頭痛、歯の痛み、三叉神経痛。
首の痛みや、あごが動かしにくい症状。
鼻炎や、吐き気、黄疸といった症状にも使われてきました。

共通しているのは、
頭・顔・感覚器のトラブルです。

ここで、
角孫をイメージで捉えてみましょう。

角孫は、
建物の「角」にある
小さな分岐点の通路のような存在です。

耳の上という顔の角に位置し、
そこから
目、耳、歯、あごへと
細かく気血を送り分けています。

だからこそ、
この場所が固くなったり、圧迫され続けると、
周囲に不調が広がっていきます。

長時間のマスクとメガネ

そして、
ここで現代ならではの問題が出てきます。
それが、
長時間のマスクとメガネ

メガネのツル。
マスクの紐。
これらが、
一日中、角孫の周辺を
じわじわ圧迫し続けます。

すると、
側頭部の筋肉や神経が緊張し、
慢性的な頭痛やコリにつながっていきます。

病気ではないけれど、
確実にツラい。
それが、
「メガネ・マスク頭痛」です。

角孫のあたりを
やさしく緩めてあげると、
頭の重さがスッと抜けたり、
目や耳が楽になったり、
首や肩まで軽く感じることもあります。

原因不明だと思っていた頭痛が、
実は
耳の上の圧迫だった。
そんなケースは、
決して少なくありません。

もし、
夕方になると頭が重い。
メガネやマスクを外すとホッとする。
そんな方は、
一度、耳の上。
角孫のあたりを意識してみてください。

そこには、
現代人の不調を解くヒントが、
静かに隠れています。

投稿者: 井島鍼灸院

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