2014.06.20更新
更年期障害とは女性の40代半ばから50代半ばにかけて、女性ホルモンの分泌が急激に低下するため、身体に生理的な変化が起き、のぼせや、冷え、肩こり、めまいなどさまざまな症状が現れます。
これが更年期障害ですが、これらの症状は、女性ホルモン分泌の低下のほか、自律神経の問題も影響すると考えられています。
他の疾患が主訴で来院される方を含めると、更年期障害の症状で辛い思いをされている患者は多くみえます。そして、鍼治療で症状が軽くなる方も多くみえます。
そんな更年期障害の症状を軽減させるための日常生活の注意点をご紹介します。
① 睡眠を十分にとりましょう
更年期における十分な睡眠は健康にとって必要不可欠なものです。規則正しい睡眠は、心身の疲れを癒し、体力・気力を回復させ、更年期障害の症状を軽減します。
② ストレスを溜めないようにしましょう
更年期には、責任ある仕事を任せられたり、家庭においても子供との接し方や教育問題で悩むことも多くなります。何事に対しても楽観的な思考を持つように心がけ、他人の評価を気にしすぎないようにしましょう。
③ 気分転換を心がけましょう
仕事や家事に追われている忙しい生活の中でも、家族や友人と温泉に行ったり、アウトドアを楽しむなど外に出ることは、日常を忘れられ気分転換にもなりますし、楽しいことをして笑うことは心に充実感をもたらします。
井島鍼灸院では、このような更年期障害に対して全身の調整と、局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
また、更年期障害の状態に合わせた生活指導もさせて頂いております。
是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.06.16更新
当院で、鍼灸治療の勉強をしている西田先生がホームページをリニューアルされました。
にしだ接骨院 院長 西田修
こんにちは。にしだ接骨院のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
大垣市に縁があり平成14年4月1日に開院させていただきました。
以来、「親切、丁寧」をモットーに、歴史ある柔道整復術と日々進歩する現代医療の勉強、患者様の立場に立った施術を心がけ、皆様のお役に立てますよう精進いたしてしております。
にしだ接骨院は、皆様の心からの笑顔と元気を全力で応援いたします。
安心してお気軽にご来院いただければ幸いです。
新しいホームページはこちらから
投稿者: 井島鍼灸院
2014.04.24更新
アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる要因としては、ハウスダストや食物などのアレルゲンのほか、「手でかくこと」「ストレス」「発汗」「気候の変化」などさまざまなものがあります。
何が悪化させるかは、患者さんによって異なります。また、多くの場合は、こうした要因が複合的に働いて症状を悪化させると考えられています。かゆみをコントロールする具体的な方法としては、以下のようなことに注意して下さい。
〇 入浴、シャワーにより皮膚を清潔に保ちましょう。
ただし、ごしごし洗うのは避け、皮膚が傷つかないようにやさしく洗うことが大切です。
〇 室内を清潔に保ち、適温・適湿の環境を作りましょう。
室内をこまめに掃除し、カーペットやソファを清潔に保つなど、ダニ対策もしっかり行いましょう。
〇ツメは短く切り、かくことによる皮膚障害を避けましょう。
かくと角層が傷つき、バリア機能が損なわれるため、外部からの刺激を受けやすくなります。
〇 過剰なストレスをためないようにしましょう。
イライラしたときや逆にほっとした時に無意識にかいてしまい、それが徐々に習慣的にかくようになり、症状が悪化する大きな要因になっています。
その他に、症状を悪化させる食品を避けることや、刺激の少ない衣服を着用することも大切です。
東洋医学研究所®グループでは、アトピー性皮膚炎に対して長年にわたる治療経験と多くの情報を基に、統合的制御機構の活性化と局所の症状改善を目的とした鍼治療をさせて頂いております。
さらに、それぞれの症状に合った生活習慣の改善を指導をさせて頂いております。
是非、副作用のない鍼治療を受けられることをお勧め致します。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.04.15更新
東洋医学研究所®グループの内藤真次先生の書かれたコラムを紹介させて頂きます。
記憶の不思議
あなたは7つ覚えられますか?
東洋医学研究所Ⓡグループいちえ鍼灸院 院長 内藤真次先生
はじめに
聖徳太子という方は10人の訴えを聞いても間違えることはなかったということを聞いたことがありますか?
信じられないようなお話ですが、私たちは10人といわず2、3人でも同時に聞いたり話したりすることはとても難しいと感じます。
また、時には一人の相手にさえ、受け答えに困ってしまう時があります。
それは、コンピューターの画面に向かい急な作業をしているときに電話がかかってきた場合など同時に他の作業を行うときです。
画面を見ながらでは相手の言っていることがよく分からない、相手の話すことが途切れがちに聞こえ、先に聞いた内容をすぐに忘れてしまうのです。
これではとても会話にはならず、相手の話した内容をその度に聞き直さなくてはならないことになってしまいます。
これは、会話をするときには相手の話す内容をしばらく覚えておく必要があるためです。
コンピューターの画面を見て作業しながらですと、相手の話すことを覚えることも、聞き取ることも難しいのです。
一体脳はどれだけのことを一時的に記憶できるのでしょうか?
今回は短期記憶についてお話しいたします。
短期記憶と長期記憶
私たちが、保持期間の違う短期と長期の2種類の記憶を持っていることは、19世紀末にわかりました。米国の心理学者ウィリアム・ジェームスは、人間には過去の記憶の他に、ほんのわずかの間だけ保持しうるような記憶システムがあると考えました。
彼は人間の記憶を一次記憶と二次記憶という2つの種類に区別して考えることを提案しました。
過去の経験や出来事などが保持されている記憶システムは二次記憶としたうえで、これとは異なるごく短期間の記憶を一次記憶と定義したのです。
30秒から数分間の一時的な記憶を短期記憶(一次記憶)といいます。
電話帳を見ながら電話番号を暗唱してダイヤルするときや、暗算を行うときなど必要な部分を一時的に蓄えておく記憶です。
もう一つの長期記憶(二次記憶)は色々な種類があり、過去の自分の経験や出来事に関連した想い出を記憶しているエピソード記憶、そして単語や言葉などの意味記憶、さらには、自転車の乗り方や箸を使うなどの感覚や身体で覚えている手続き記憶と呼ばれる身体の記憶もあります。
短期記憶の容量
短期記憶にはどれだけでも覚えられるわけではありません。
容量には制限があり、私たちが一度に記憶できる内容はきわめて限定されているのです。
たとえば、数字であれば、いったいいくつまで記憶できることが出来るでしょうか。
これについてはランダムな数字などを聞かせて直ぐに言わせてみることにより、一度に記憶できる数、いわゆるメモリスパン(記憶範囲)を測定することが出来ます。
アメリカの心理学者ミラーは、1956年に「不思議な数7±2」という論文を発表しました。
一度に覚えられるメモリスパンには制限があり、個人差はありますが、成人ではだいたい5つから9つ、平均すると一度に約7個まで記憶することが可能であるといいます。
下には、5~9桁の数字が書かれています。
37945
549821
6597812
26578423
19782453
上から順番に一列ずつ一度声に出して読み、直ぐに目を閉じ再び同じ数字を暗唱してみてください。5桁の数字は簡単にできると思います。
7桁以上が暗唱できれば短期記憶は良いといえます。
メモリスパンはアルファベットでもやはり7±2になるといいます。
それでは次のような場合はどうでしょうか。
I B M N H K N T T F B I
これは12個のアルファベットを並べたものですが、12個はメモリスパンの7±2を超えています。
しかし、このアルファベットは、IBM NHK NTTFBI というように、3つずつ並べてみるとそれぞれがまとまりを持っています。
つまり、メモリスパンは、ある時は数字の一桁、ある時にはアルファベットの3文字のまとまりというように、単位の大きさが変化するのです。
このような不思議な項目の単位をミラーはチャンク(chunk)と呼びました。
最近になって、一度に記憶できるチャンク数は、約4チャンクであるという報告もあります。
電話番号なども市外局番-市内局番-加入者番号というように構成されています。
このように多くの数字もまとまりを付けるとたくさんの数字でも覚えやすくなるのです。
おわりに
私たちは生活の中で、会話だけではなく、買い物や本を読む時など、情報を頭で処理しながら、内容をほんのわずかの間だけ覚えておかなければならない場面がたくさんあります。
このような場面で、一時的に必要な事柄を保持する働きをしているのが、短期記憶なのです。
また、短期記憶は情報を保持するだけでなく、既に学習した知識や経験を絶えず参照するときにも、非常に重要な働きをしているのです。
短期記憶は、情報を頭の中で何回も繰り返し唱えることを絶えずおこなっていないと、20秒くらいで忘れてしまいます。
大切な用事は素早くこなしてしまうか、忘れないように繰返し頭の中で唱えておかなければなりません。
記憶は繰返し覚えることが一番大切なのです。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.04.10更新
昨日、有限会社みの一テントさんに店舗前のテントを設置していただきました。
私のイメージ通りにして頂き、仕事も丁寧で手早く、大変感謝しております。
店舗前も大変明るくなりました。
是非、ご来院下さい。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.03.31更新
いつも当院をご愛顧頂きまして感謝申し上げます。
当院の前のこぶしの花は散り始め、桜が満開となりつつあります。
そんなこの時期に、消費税率が変更(5%から8%)されます。
つきましては、当院の治療費は据え置かせて頂きます。
皆様、何やら気忙しく、落ち着かないのではないかと思います。
気候の変化も激しため、体調の維持には十分注意して頂きたいと思います。
今後も、安心してご来院頂きますようお願い申し上げます。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.03.28更新
東洋医学研究所の黒野保三先生には、毎月1回けんこう新聞を発刊して頂いています。
その中で福田裕康先生が担当されている「シリーズ東洋医学」を紹介させて頂きます。
今回は平成26年4月1日に発刊される第35刊けんこう新聞から、「生体制御療法3」です。
東洋医学研究所の治療は、黒野保三所長が選定した黒野式全身調整基本穴を使用した生体制御療法(太極療法)を中心とした鍼治療をおこなっています。
治療の理解のために診療内容を簡単に説明します。
まず、診察ですが、的確な鍼治療をおこなうために、鍼灸医学の診断法である四診(望診、聞診、問診、切診)を中心に患者さんの状態を見極めていきます。
熟練してくるとかなりの確率で、その時の状態を把握できるようになり、特に血液検査などとは違い、刻一刻と変わる変化まで読み取れるようになります。
また、確実性を増すためや、客観的な指標を提示するために種々の機器を用いた検査も施します。
必要に応じて聴診器、血圧計、体温計、音叉、打腱槌、角度計、握力計なども使用します。
ここでの診察は病名判断ではないので、患者の病態を大局的に把握することが目的であり、把握したのち治療計画を立ててい
きます。
東洋医学研究所における鍼治療は三種類の異なるアプローチをおこないます。
①生体制御療法(太極療法)、②随証療法、③局所療法になります。
生体制御療法(太極療法)とは黒野式全身調整基本穴による全身の調整によって、健康維持・疾患予防のほか、疾病の進行を
遅らせたり、完治へ導いたりすることで早期の社会復帰を図ります。
随証療法とは四診によって導かれる伝統的な鍼灸医学における診断名のことであり、陰陽・虚実・気血などの視点から病の状態
をとらえ治療します。
局所療法とは患者を悩ませている局所の症状の改善を目的として、主に患部の周辺に鍼治療をおこないます。
現在まで種々の基礎研究や臨床研究の結果から、東洋医学研究所の治療の中心となるのは黒野式全身調整基本穴を使用した生体制御療法(太極療法)になります。
治療方法だけを知っていれば治療ができるというものではありません。
実際に使用するときに最大限の効果を引き出す方法など、まだまだ研究の余地はたくさんあります。
次回は黒野所長が明らかにしてきた効率よく治療する方法について紹介していきます。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.02.15更新
最近では、国民の3分の1が、花粉症であると言われるようになりました。
鍼灸院に来院される多くの患者さんが症状に苦しんでおられます。
(ベットの横の手の届くところにティッシュを用意させて頂いております。)
花粉症の増えた原因や、現在の状況、予防のワンポイントアドバイスなどについては、今後、順番にブログで紹介させて頂きます。
私たちは、花粉症に対する鍼治療効果について、黒野保三名誉会長のご指導のもと、(公社)生体制御学会生体防御免疫疾患班を代表して研究発表しております。
発表の内容は、2005年から2009年まで5年間にわたり、花粉症に対する鍼治療の効果を、日本アレルギー性鼻炎QOL調査票(JRQLQ) No.1、No.2を用いて検討したところ、すべての年度においてQOL質問項目、総括的状態に有意な改善(p< 0.05)または改善傾向がみられたこと。
また、花粉症の重症度や鍼治療効果には男女差・年齢差があることなどです。
研究を行った前後2年を合わせると、7年間のデータを検討しております。
東洋医学研究所®グループの先生方は、それらのデータを花粉症の治療に役立てて、症状の緩和をはかり、患者様に喜んで頂いております。
是非、一度御相談してみて下さい。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.02.01更新
東洋医学研究所®グループの海沼英祐先生の書かれたコラムを紹介させて頂きます。
免疫力と機能性ヨーグルト
東洋医学研究所グループ海沼鍼灸院
院長 海沼英祐 先生
はじめに
近年、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の効果について研究が進み、体に良い腸内細菌( 善玉菌) を多く取り込んで腸内環境のバランスを変えて、善玉菌を優勢にさせることにより、生体の免疫力がアップすることが分かってきました。
今回は、健康志向で注目され、種類も様々に増えている機能性ヨーグルト( 乳酸菌が「生きて腸に届いて健康効果を発揮する」タイプのヨーグルト) と免疫力について考えてみたいと思います。
機能性ヨーグルトの効能
機能性ヨーグルトの乳酸菌は、腸内環境のバランスを変えて、体に良い菌( 善玉菌)を優勢にしてくれます。その結果、機能性ヨーグルトに期待できる健康効果には、免疫力アップ( NK 細胞の活性など)、様々なアレルギー疾患(花粉症やアトピー性皮膚炎) の抑制、便秘や下痢の改善、美容効果、大腸がんの予防、コレステロール値の抑制などがあげられます。
人の腸内細菌は三種類に分けられ、以下の働きがあります。
・善玉菌:乳酸菌、ビフィズス菌など
・悪玉菌:大腸菌、フラジリス菌など
・日和見菌:強い方につく性質があり、腸内環境が崩れると悪玉菌を手助けする一方、乳酸菌などを摂取して腸内の善玉菌が増えると、日和見菌も善玉菌へ味方する。
現在、国内で販売されている機能性ヨーグルトの乳酸菌としては、1073R-1乳酸菌、乳酸菌シロタ株、LB 8 1乳酸菌、ビフィズス菌BE80、フェカリス菌、L-55 乳酸菌、L G G 乳酸菌、ビフィズス菌LKM512、ビフィズス菌BB536、ガセリ菌SP株などがあげられます。それぞれの乳酸菌には特性があり、効能が異なります。
しかし、これらの多くの乳酸菌は、アレルギーの抑制や、がんの予防、NK 細胞の活性など、免疫力アップと関係する効能のものが圧倒的に多いのです。
では、なぜ乳酸菌が免疫力アップに繋がるのでしょうか?
機能性ヨーグルトと免疫力の関係
腸に存在する腸管免疫系は、人間の免疫系全体の約60%の免疫細胞や抗体から構成されています。その結果、腸内環境が人の免疫系の大部分を占める腸管免疫系と密接に関係してきます。
機能性ヨーグルトの効能でも述べましたが、善玉菌である開発された強い乳酸菌を体内に多く取り込むことで、腸内細菌の割合が善玉菌優勢となります。その結果、腸内環境が改善され腸管免疫が本来の正常な機能を発揮できるようになります。
また、乳酸菌の種類によっては免疫賦活作用がある物質を産生するものもあり、より免疫力が高まるという研究報告も出ています。
しかしながら、それらのヨーグルトを毎日のように食べていたのに風邪をひいてしまった、あるいはインフルエンザにかかってしまったという話も聞きます。それは、機能性ヨーグルトが我々の免疫力を高めてくれる効果も確かにあるのですが、実際に免疫系を維持しているのは私たちの体であるということが理由です。免疫系の要になる免疫細胞や抗体を産生しているのは我々の体であって、その体が健康な状態を保っていなければ、いくら機能性ヨーグルトを毎日食べても免疫力アップは期待できないのです。
つまりは、健康な体の状態で機能性ヨーグルトを食べることによって、はじめて免疫力アップが期待されるということなのです。
おわりに
今回は、免疫力と機能性ヨーグルトについて考えてみました。機能性ヨーグルトの効能と、なぜ免疫力アップに繋がるのかを理解するとともに、それを食べる人の健康状態の必要性を知っていただけたらと思います。
東洋医学研究所の黒野保三先生は、鍼治療が免疫力を増強させることについて早くから着目し研究され、いくつもの研究論文を書かれました。
黒野先生の生体制御療法による、免疫力の向上、NK細胞の活性化、花粉症などのアレルギー症状改善の報告がなされています。
鍼治療での免疫力アップは、治療により心と体の安定した状態・充実した状態が得られるために起こります。元気な体は、強い免疫細胞を産生し、異物や外敵の侵入時には素早い免疫系の対応を可能にします。
黒野先生の生体制御療法は、まさに体作りを考慮した治療法です。
そうした元気な体作りを行ったうえで、機能性ヨーグルトを食べれば、よりいっそう免疫力の向上が期待できるというものです。
投稿者: 井島鍼灸院
2014.01.29更新
東洋医学研究所の黒野保三先生には、毎月1回けんこう新聞を発刊して頂いています。
その中で福田裕康先生が担当されている「シリーズ東洋医学」を紹介させて頂きます。
今回は平成26年2月1日に発刊される第33刊けんこう新聞から、「生体制御療法2」です。
黒野式全身調整基本穴を決めるため、患者さんを六つのグループに分けて調査しました。
その内訳は不定愁訴症候群( 病名がつかないが色々身体の調子が悪いなど) が784名、消化器疾患( 胃腸の調子が悪いなど) が538名、呼吸器疾患( 息苦しいなど) が323名、循環器疾患(血圧が高いなど)が257名、代謝疾患(糖尿病など)が123名、泌尿器疾患(トイレが近いなど) が40名の総計2083名となりました。
そこで、実際にこの2083名に治療した経穴(ツボ)すべてをとりだして、どの経穴がどのくらいの割合で使われていたかを調べたわけです。
結果です。
肺兪・厥陰兪がともに1474例(71% ) と最も多く、次で、天柱・風池・大杼・肩井がともに1386例(67% ) でした。
さらに、腎兪968例(46% ) 、大腸兪927例(45% ) 、脾兪892例(43% ) が続きます。
そして、中カン867例(42% ) 、期門867例(42% ) 、天枢867例(42% ) 、気海867例(42% ) があげられました。
経穴名で書きますとピンとこないとは思いますが、使用した経穴の位置は、腹部、頚部、背部、腰部に非常にバランスよく配置されておりました。
以上が治療で40% 以上に使用し、効果が高かった経穴になります。
先ほど、六つのグループに患者さんを分けましたが、どのグループにおいてもこれらの経穴は使用される可能性が高いことから、これらの経穴がいろいろな治療のベースになる可能性が示されました。
現在では、これを生体制御療法としての黒野式全身調整基本穴として使用し、臨床の現場で得られた情報から、患者さんに対する治療効果がすぐれていることは間違いありません。
その上に実証医学的研究もおこなわれ、なぜ生体制御療法が予防や治療に使用できるのか、基礎的な研究が東洋医学研究所黒野保三所長のもとで現在も蓄積されてきております。
投稿者: 井島鍼灸院